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新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション

作者:ムーン
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45話

 
前書き
色々と遅くなりました。 

 
マブラヴ側の世界では 現在時刻1987年9月20日となっているが。

コズミックイラの世界では、71年一月一日となっている、おかげで、火星政府としても若干の補給など色々と手間がかかっているのは仕方がなかった。

実際に補給物資を作るとしても、コズミックイラの世界に行くのであれば、向こうの暦を使わないと、ばれた時に色々と面倒になるからであったからだ。


その結果、このような二重表示となってしまっているのは仕方がないことでもあった。

だが逆をいえば世界がこれ以上増えない限りは、これ以上の表示はなくなるということでもあった。

特にイラク領アンバール地域は完全に激戦区になっているほどであったのだ、ここをとられるインド洋側にもレーダー種の攻撃範囲が、入ってしまう可能性が圧倒的に高いために、どうしても守る必須が出てくるのだ。


だからこそインド方面軍司令官も、火星軍側もその重要性もわかっているために、アプサラスⅢを含めた特殊08部隊やロンド・ベル隊の一部も参加しているのだから、気合の入れようが違って当たり前である。


実際にH2マシュハドハイヴの近くに場所があるために、どうしても激戦区になってしまう。

そのための補給物資の作業中コンピューターの作業中が一番ややこしくなっているのだ。 

一方でコズミックイラ行の補給物資とマブラヴ側の補給物資が混ざれば、本当に大変なことに一度なったことがあるからだ。

そして コズミックイラ世紀、一月一日中立国オーブでは、戦略予報士と名乗る人物がソレスタルビーングから、オーブにやってきて、オーブの獅子である、アスハ家と接触した上で、色々と相談をしていた頃であった。



「ええですから、このままいけば、確実に半年以内に、このオーブが連合に与するか、ザフトに与するかの選択が与えられます、ザフトにしてみれば、このまま連合のマスドライバーを封じる作戦にでる予定ですが、もしそれが成功してしまえば」

「そうだな、確かにそうなれば、マスドライバーを持っているわが国オーブを狙う可能性が高いというわけか」

「はい・・・・・・それに、オーブの技術力は侮れませんから、工場も何もかも奪われて、連合が作る兵器を作らされる予定でしょうね」

「なるほど、確かにそのような可能性が高いというわけか」

「はい、連合と仮に裏取引していたとしても、オーブという国そのものを抑えてしまえば、取引をしたことすら、別にいらなくなりますから」


「それは確かに、我が国が掲げる理念を捻じ曲げての戦争参加になるというわけか」

「はい占領後に、オーブの国を残すという形で、残存オーブ軍はそのほとんどが、連合に組み込まれて使われる形となるでしょうね」


それはオーブとしては、屈辱的な方法ではあったが、現状の連合の連戦連敗の情報を手に入れていることもあり、普通にかんがえると、あり得ることだと思っているは、アスハ家のメンバーすべてであったが。

そのうちの一人娘のカガリだけは別であった。

「そんなわけ、ないだろうが、連合側も我々を一国の国と認めているのだ、それに、連合がオーブに突き付けた条約もあるんだ、簡単に破るわけないだろうが」

と会議中に大きな声で、言っているが、ほかの会議のメンバーにしてみれば、それもあり得ると考えている者たちがほとんどであったのだ。


実際に政治の世界などは、裏切りや駆け引きは当たり前であったからだ。それを知らない、カガリはやはりいまだに子供でしかないのだ、ただしアスハ家の後継者の一人としては、このような会議にもでないといけないために、徐々に慣れさすために、色々と考えて、アスハの名を名乗るものとして、勉強させているのだ。


「すまない、娘が失礼なことを、言ってしまったな、だが現状のことを考えると、あり得なくない。逆に連合が準備万端で攻めてこられると、さすがにオーブとしても滅ぶしかなくなるのは事実だ」

「そんなお父様・・・そんなはず、ありませんたとえ連合がせめて来たとしても、オーブの方が圧倒的に有利に戦えます」

カガリはそんなことを言っているが、元々の戦力を考えると、どう考えてもオーブ一国では圧倒的に負けるしかないのが実情なのだ。

「残念だが、カガリよ、オーブは確実に負ける、これは歴史を見ても明らかである」

「そうですよ、だから我々がオーブという国を手助けするんです」

「なっ、たったの一つの組織でどうやって、オーブという国を救えるというんだ!!!!!!!」

カガリが怒るのも無理ではなかったが、だが、戦略予報士にしてみれば、自分達の持っている組織力にしてみれば、十分に勝てる戦力なのだから、どうしようもなかったが。

「そうですね、ではここで一つだけ言えることは、我々はすべてに【独自のモビルスーツ】の開発と生産を行っています、半年後には最低でも五千機ほどを用意できるほどですよ」

その言葉に、驚いたのはオーブという国であったが、一部はすぐに納得したのだ。

そうサクハ家と呼べる一族であったからだ。

「なるほど、あの超巨大大型船は確かにモビルポッドを装備していたな、なるほど、ジャンクとしての漂っているジンを大量に回収し、その技術力を吸収すれば、作る場所などは、あの母船だろうな」


それは確かに的を得ていたのだ、実際にあれだけ巨大するぎ船であるのだ、モビルスーツの開発施設があってもおかしくはない、逆に生産工場としても使えるとしたら、ジャンク屋という、資源を回収または買える立場ならば、いくらでも作り放題ができるだろう


「そうですね、否定はしませんが、正解ともいえませんね、現状の我々の船にはモビルスーツは置いてはいませんから」

そうおいてはいないといっていっているだけであるが、それでも交渉的には十分なのだ。
こうしてオーブの上層部とソレスタルビーングとの会合はまだまだ続いていく。



 
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