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邪教の時計塔

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第二章

「このことに関してです」
「そやな」
「それで、です。市としましても」
「私達の神託に協力してくれるか」
「表立っては出来ませんが全力で」
 市長の声は今度は強いものだった。
「そうさせてもらいます」
「そうか、ほなな」
「おそらく神託は」
「間違いなくカルト教団についてやな」
「そうですね、では」
「これからな」
「ここは」
 まさにと言うのだった。
「宜しくお願いします」
「ほな」
 ダーガーが応えてだった、そのうえで。
 ダーガーとティンは市役所の全面的な援助を受けたうえで神託と思われるカルト教団のテロの防止にあたることになった。
 その話の後でだ、ダーガーは。
 市役所の近くにあるレストランでティンと共に食事を摂ったが巨大なマトンのステーキを見てだった。
 ティンは思わずだ、ダーガーにこう言った。
「この大きなお肉がや」
「オーストラリアらしい」
「そう思うわ」
「そやな、これがな」
「オーストラリアやな」
「メインはお肉でな」
「牛肉でも羊肉でもな」
 そのどちらでもというのだ。
「勿論豚肉でも鶏肉でもな」
「こうしてやな」
「大きなのが出てな」
 そうしてというのだ。
「食べるんや」
「それがこの国の料理やな」
「もう料理の仕方もな」
 ダーガーはフォークとナイフを使ってそのマトンの肉を食べつつそのうえで自分と同じものを食べているダーガーに話した。
「塩胡椒をかけて」
「一気に焼く」
「そうするのがな」
「オーストラリアの料理やな」
「それでや」
「このダーウィンでもやな」
「こうしてや」
 やはり肉を食べつつ言うのだった。
「羊が食べられるんや」
「そういうことやな」
「それでや」
 さらに言うダーガーだった。
「カルト教団について調べて止める前に」
「このお店でやな」
「お肉を食べて」
 そしてと言うのだった。
「力つけてな」
「ことにあたるんやな」
「そや、神事でもな」
 神官としてもだ、ダーガーは話した。
「やっぱりあれや」
「何か食べんとやな」
「出来ん、オーストラリア人はまずはな」
「腹一杯食べるんやな」
「それから何かをする国でもあるしな」 
 それだけにというのだ。
「まずは豪快に食べるで」
「そやな、かく言うミャンマーもな」
「食べる国やな」
「そや、だからや」
 それでと言うのだった。
「今からな」
「食べるな」
「そうするで」
 こう話してだ、そのうえでだった。
 二人は巨大なマトンを焼いたものを食べた、勿論うず高く積まれたサラダも食べ大きな皿の中のスープも山の様にあるパンも食べた。ワインもデザートも忘れなかった。 
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