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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百五十話 全力勝負その十五

「充分だろ、なあ響鬼さん」
「絶対とは言わないけれど勝てるさ」
 響鬼はヤミに明るい調子で答えた。
「これ位が普通だからな」
「決戦ではだよな」
「三日三晩の戦いで最後まで立っていること自体が難しいだ」
「それで五人もいたらか」
「ああ、本当にな」
「充分な数だよ、だからな」 
 それでというのだ。
「この戦いはな」
「絶対に勝てるな」
「だからそこまでは言わないさ、俺は」
 響鬼はヤミにまた明るい調子で応えた。
「けれど充分にな」
「勝算はあるんだな」
「俺も最強フォームを出す」
 響はこう言って実際にだった、身体を赤く猛々しい姿彼の最強フォームとなって剣を出した。そのうえでアスタ達に言った。
「じゃあスサノオが出てきたら」
「その時からですね」
「この世界での最後の戦いのはじまりだ」
 スサノオとのそれのというのだ。
「用意はいいよな」
「はい、やります」
 アスタは響鬼に強い声で応えた。
「それで勝ちましょう」
「絶対にな」
「そろそろ来る」
 ユノが響鬼とアスタに言ってきた。
「では響鬼さんアスタも」
「ああ、構えるか」
「いよいよだしな」
「来たぞ」 
 ヤミも言った、既に彼も身構えている。すると彼等の前にだった。
 スサノオが緒戦の時に出て来たその姿で現れたそうして響鬼達に言ってきた。
「よくぞ私に付き合ってくれた」
「ああ、ここまで踏ん張ってやったぜ」
 アスタはスサノオにも応えた。
「それならだよな」
「これから最後の戦いを楽しもう」
「あんたとのそれをな」
「そして私は最後の最後までだ」
 楽しみそしてというのだ。
「退屈しなくて済む」
「あんたに合わせるつもりはないけれど」
 それでもとだ、ノエルも身構えて言う。
「倒すことはね」
「それはだな」
「してあげるわよ」
「その意気だ、ではな」
「今からはじめよう」
 響鬼は自然と前に出て仲間達に言った。
「俺が正面を引き受ける」
「俺もだ」
 ヤミも前に出てアスタ達に告げた。
「だからここはだ」
「俺達はスサノオの横や後ろからですか」
「攻めろ、いいな」 
 ヤミはユノに答えた。
「そうしてあいつにダメージを与えていけ」
「わかりまじた」
「じゃあ行くぜ」
 ヤミはまた言った。
「そうして戦うぜ」
「わかりました」
「それじゃあ今から」
「神様に勝ちましょう」
 アスタとノエルも続いた、そうしてだった。
 戦士達はスサノオとの戦いに入った、神はすぐに戦士達に圧倒的なかつ広範囲で尽きることのない攻撃を浴びせてきた。
 だがその攻撃にも怯まずだ、戦士達も攻撃を仕掛ける。ユノは風魔法を繰り出しながらそのうえでアスタに言った。
「俺が援護する、だから御前は」
「ああ、剣でだな」
「一撃離脱でだ」
 この要領でというのだ。 
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