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新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション

作者:ムーン
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そのころ 火星側でも

 
前書き
クロスゲートの開いた時間軸を決めるに色々と時間がかかりました。 

 
1986年8月20日

火星側でもやはり問題が発生していたのだ、 確かにガンダムシリーズ全てのMS・MA・戦車・戦艦などの開発データや製造方法はデータとして保存されている為に、そのデータを元にさまざまな戦力を作ることは出来るが。


だが実際にそれを作るとなると、やはり大変なのだ、一から作るデータの実機が、元から存在している物は、ある程度の改造や改修や済むが、それが最初からになると、やはり時間も手間もそれなりにかかってしまうのだ。


特に、それが顕著に、現れているのは、TRシリーズと呼ばれる、試作機群であった。

歴史的には存在しているが、戦闘データと運用データは、抹消された機体の一部なのだから。

その結果として、現在も火星軍が、木星と火星の間として、TRー6イレインのバージョン違い機が500機も作られて、木星と火星の間の護衛機としては、数だけはようやく、量産化の体制が整いつつあるのだから。

実際に惑星間移動を前提に作られる機体であるために、整備性や、補給などは、本来のデータより、より簡略化したタイプが、量産化されているのだ。

実際にコンテナタイプの多くは中身の多くを、一つにしたタイプが多くなっているのだ。 これは試作型では、複数型や混合型で、より多くの様々な、実用データを捕るために、作られた本当の試作系であったのだ。


他にもGP03デントロビュウムも量産が決まったタイプであった、元々これもコンテナ方式で補給などが大変であったが、それはあくまでも試作機の方であり、正式採用タイプは、よりコストを抑えた上で。

量産化も視野に入ったタイプであり、 このGP03デントロビュウムは中核になっている、モビルスーツはGP03ではなくて、本当に量産型のモビルスーツであれば、なんでも合うように企画変更されているなのだ。


また、モビルスーツ携帯用のバズーカ砲も排除されているのは、外宇宙での護衛には、バズーカのような遅いスピードでは逆に味方に誤射してしまう、可能性が高いために、それが外されているのだ。

そのためか、わざわざ、アームのようなタイプを所持した、モビルスーツを用意する必要がなくなったのだ。

おまけにデントロの部分にもコクピット部分がついている複座方式に代わっている。

これは初期のデントロビュウムでは、外宇宙の護衛にふむきとされたのだ、主にパイロットの負担があまりにも大きいために、初期型は、外付けの休めるコンテナ装備していたのだから、 


そのようなこともちゃんと実績になっているために、量産型のデントロビュウムはすでに1,000も大量生産されているのは、TRー6よりも、完全の外部型の強化ユニットがあるかないかの違いであった。


TRー6はとにかく、外部型の強化パーツがデントロビュウムよりも圧倒的に多いのだ。そのためか、コストの問題などで、どうしても、デントロビュウム型の方が現場には喜ばれやすいのだ。


これはデントロ型が複数のコンテナと推進剤ユニットしか、元からないためでもあったのだ。ビーム兵器の武装やiフィールドも外せば、本当にすっきりしているのだ。 ミサイルも推進剤ユニットもすべてコンテナ方式に代わっているために。

いざとなれば、そのコンテナそのものが、切り離しが可能なユニットになっているのだ。逆にTRー6は複雑なユニットを掛け合わせているので、どうしても、整備や生産てきにも難しいというのが、火星軍と政府の現状ではあったが。



同時に、火星付近に現れているクロスゲートの専門チームの対策で、本当に困っていたのだ。

確かにクロスゲートの行き先は、使い捨てのドローンタイプを使って、無事にその世界がどのような世界なのが判明していることが唯一の、救いであったと、言っていいほどであった。

ただ、少しだけ厄介である、世界であるのは間違いではなかった、

その世界の名前は、「ガンダムSEED」の世界であったからだ。

無論火星軍も政府もその世界の情報は、ジェネレーションシステムからすでに、分かっていたからこそ、本当に厄介だと、おもっているのだ。



「なあ、レビルよ、この世界は集団的精神異常者の集まりだろうな」


ゴップにしてもだ、ガンダムSEEDの世界の歴史を知った瞬間に、完全に匙を投げるほどの、世界であったからだ。


「確かにな、たかだか、遺伝子をいじって生まれているか、そうでないかで、しかも種族浄化戦争を、ここまで広げているとはな」


レビルもさすがにこれには、驚くしかなかったのだ、連邦軍も政府も、戦争であるからこそ、ちゃんとしたルールを作ったのだ、あの1週間戦争後の後の南極条約でだ。


だか、この世界の人間は違っているのだ、遺伝子をいじっている、人間はすべて滅ぼすべきという主張しているテロリストが、世界の殆どが牛耳っているのだから、それにたいしても、遺伝子操作をしている人類側も、遺伝子操作をしてない人間を見下したうえで、自分達が圧倒的にすぐれているとか。


完全にトチくるっている状態がトップを担うのだから、そこに自分達が確実にその戦争に参加するのは確実なのだから。


おまけに、向こうは、モビルスーツは自分達が作ったといって、あぐらをかいて相手を見下しているのだ。


ちゃんと地球の歴史を、いや兵器の歴史を知っているだけでも、確実な兵器なんても存在しないのは、明白なのだ。


実際に槍が作られた時も、より相手より長いリーチを持つ槍を作れや、弓矢にしてもだより相手より長く飛ぶように作れなど。

戦艦が歴史の中に登場した後も、より強力な戦艦をどこの国も必死になって作っていたのは、少し戦争の歴史をみれば、分かるはずなのだ。


しかも遺伝子操作側に決定的に、軍隊の組織としては、だめなことがあったが、それは階級や軍隊としてのルールであったからだ。

階級がない軍隊は、かりにその相手を捕虜にしたとしてもだ、左官として扱うのか、兵士として扱うのか士官として扱うのかで、捕虜の待遇が、大きく違っているのは、どこの軍隊として当たり前であったが。


このザフトと呼ばれる軍事組織は、それが来ている服で表すという、なんともふざけている、体制で戦っているのだ。


つまり、ザフト側と戦闘したとしてもだ、捕虜の扱いは、本当に火星軍と政府の頭を、抱えさせる内容となっていた。


またこれに伴い、どちらにせよ介入するならば、ある程度の戦力が必須だと考えているために。

サトシからもいくつかの提案が、軍部と政府にともに、ちゃんと出されているのだ。


そのいくつかの提案の中で特に軍部と政府の目に留まったのは。

「フリーダムガンダムの量産化計画」「ミーティアの量産化計画」「ピースミリオン級の母艦計画書」の3個であった。


実際に、火星軍側で作るフリーダムガンダム量産化計画は、宇宙世紀の技術を使っているいわば、再設計機であるのだ。


つまり、フェイズシフト装甲は採用せずに、普通に量産化に特化しているジェガンの装甲と動力炉を使っているために、重量もそうだか、エンジン部分も核分裂から核融合炉に代わっているし。

機体もマグネットコーティング技術を使っているために、機体の反応速度も大きく変わっているのだ。

おまけに、元々ОSに手を加えられているのだ、コーディネイター用だとかナチュラル用とか、関係はないのだ。

実際に宇宙世紀のモビルスーツのОSも周辺機器も含めて、すでに規格統一がされているタイプなのだ。

またそれに伴い、ミーティア量産化計画もある意味で簡単に作れるのだ。

この手の強化パーツ系は宇宙世紀系では当たり前に、作られている技術がほとんどであったからだ。


初代ガンダムでもGファイターやガンダムМkーⅡでは、Gディフェンサーなど、当たり前に登場していることからも。

ミーティアのあの巨大すぎる、ビームサーベル兼ビーム・ライフル用の、装備は、分離機能が、初期型にもついているためか。

比較的楽に、量産化はできるのだ、実際にミサイルと推進剤のセットが基本であるのは、量産型デントロと似ていることもあり、色々といじっている最中ではあるが、

防御用のiフィールド装置をつけるかどうか、そこが悩みの種だったりするが。

地球上は飛べないと思っている、人がほとんどではあるが、実際に違うのだ、原作SEED側ではミーティアがなぜ、宇宙空間という限られた、場所でしか、活躍はできなかったというと。

推進剤の問題と作る方の、コストの問題でしかなかったのだ。

実際に重力下でミーティアのような、巨大な兵器を浮かせるには、莫大な推進機関や推進剤が必須なのだ。

仮にそれをクリアしてもだ、次はコストの問題になってしまう、簡単に敵側に打ち落とされるのでは、
莫大なコストを投資して、作った意味がなくなってしまうのだ。


そこで無重力空間であれば、その莫大な推進剤は、推進力に使えるし、なによりもだ、敵艦隊の切込み役として、十分にコストに見合った、働きをしてくれるのだ。

これは敵の一個艦隊とミーティア一機と考えると十分すぎるほどの低コストで相手に、大ダメージを与えられることが、判明していることも挙げられるのだ。


だからこそ、原作サイドでは、その高すぎるコストゆえに、ミーティア部隊は、主人公サイドが使っている二機しか表には出てきてはいなかったというのが、現状なのだ。


だからこそ、ここでは、ビーム兵器の無効化を入れて、大量生産したほうが、後々大丈夫ではないかという、開発部の意見が大きいのだ。


またこの火星軍仕様のミーティアには、小型化した、ミノスキークラフト機関が標準装備されているために、ペガサス級と同じく、地上でも自由に飛べるように、変わっているのだ。

推進剤も敵からの弾幕などを、よけるためには必須なために、原作と同じ程度の量は積まれているのだ。


そして最後の母艦であるピースミリオン級は、この量産型フリーダムガンダムと同じく量産型ミーティアの母艦になる予定であるために、わざわざジェネレーションシステムから、母艦で登録されているピースミリオン級を3隻ほど、原作再現という形で、オリジナルシステムを使って、作り上げた後が大変であった。


なんせピースミリオン級は白い扇のような形状が特徴で、全長約3000メートル、全高約1000メートルに達する、超大型艦であったからだ、つまり、この超大型艦を母艦にするだけでも、

火星軍と政府は一種の大仕事であったのだ、特にエンジン回りや様々な部分は無重力空間には耐えれるが、重力下ではとても耐えれない、部分が100以上も、存在しているのだ。

また、エンジン部分は、ウイングガンダムの世界から呼び出していた、科学者達にV2ガンダムに使われている、主力エンジンのミノスキードライブの戦艦用を、最中調整を頼んでいるところである。

実際にベクトラ級に使われているサイズでもいいのではないかと、思われる人たちも、多くはいたが。

だかベクトラ級よりも、はるかに巨大な戦艦であるのだ、エンジン部分だけでも、ベクトラ級よりも、
より大きくサイズのドライブ炉でなれば、十分な出力が保てないのだ。


さらに、この戦艦三隻は、大気圏離脱能力や大気圏突破能力も、つけないといけないのだ、
火星軍と政府が、ガンダムSEEDの世界で唯一まともであると判断した、中立国オーブを守り抜ぬ国は、これだけの戦力が必要ということであった。


ガンダムSEEDの宇宙側の対抗戦力は、主にガンダムOOの世界の住人で、こちら側の説得で、火星軍入り、している元ソレスタルビーング側の戦力と、地球連邦側の戦力を中心に行っていく予定であり。


そのためか量産機はジンクスⅣであり、エースパイロットや専用機持ちは、それぞれの専用機がオリジナルシステムで作られたものを渡している。


オリジナル太陽炉の製作にはとにかく、時間がかかりすぎるために、このようなことが行われている最中であり。

その数はオリジナル機は三十五機であった、このほとんどは、オリジナル太陽炉搭載型のガンダムタイプであったのは、言うまでもないことであった。


ジンクスⅣは元から量産機であった子も含めても、現在の生産数は五千機という感じであった。
これは移動要塞ソレスタルビーング号の防衛にも、量産型太陽炉は必要なために、どうして、量産機の数は少ないのだ。


だからこそ、火星側では、色々と、戦力を作っている、最中だったりするのだ。

そして戦力がある程度、整えば、ガンダムSEEDの世界に突入する、予定ではあるが、向こう側の時間軸はいまだにC.E.70年一月であったからこそ、火星側も、いまだに慌てて向こう側の世界に介入することを、やめていたのだ。


これが三月以降ならば、色々と介入する予定ではあったが、今のところは問題ではないため、こうして、十分に戦力を整えている、最中なのだ。


















  
 
 

 
後書き
長文になりましたが、 介入する世界はきめました。 

ガンダムSEEDの世界です、 色々と書かれている、作家さんもいるので、二番煎じどころか、どこを戦勝国にするかで本気で、悩みました、 ザフトも、連合も色々と問題がありますからね、 仕方がないです。  
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