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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百四十六話 魔法と騎士その一

               第三百四十六話  魔法と騎士
 響鬼はこの時トレーニングを終えて銭湯に入ってから休憩室でくつろいでいた、そのうえでトレーナー役だった明日夢に言った。
「やっぱりお風呂上りは牛乳だな」
「トレーニングも終えてですね」
「ああ、いい汗をかいた後はな」
 まさにというのだ。
「これだな」
「そうですね、ただ」
「ただ?」
「響鬼さん牛乳もいいですが」
「野菜ジュースとかもか」
「飲まれるといいですよ」
 こう響鬼にアドバイスするのだった。
「牛乳は蛋白質やカルシウムで」
「野菜ジュースでビタミンもか」
「補給されるといいです」
「そうだよな、やっぱり栄養はな」
「バランスよくしっかりとです」
 そうしてというのだ。
「あと水分も」
「沢山摂っておかないと駄目か」
「響鬼さんトレーニングでも汗をかかれて」
 そうしてというのだ。
「サウナやお湯のお風呂にもかなり入られていますから」
「その分汗もかいてるからな」
「ですから」
 それでというのだ。
「水分はもっと摂った方がいいですよ」
「今牛乳瓶の牛乳二本空けたけれどな」
「野菜ジュースもそれ位ですね」
「それだけ飲んだらいいか」
「もう一本ずつでもいいですね」
「そこまで飲んでか」
「やっとですね」
 流した汗のことを考えればというのだ。
「水分も本当に大事ですから」
「そうだな、じゃあもっと飲むな」
「そうされて下さいね」
 アドバイスをする明日夢もしっかりと水分を補給していた、そして休憩が終わってからだった。一行は猛士に入ったが。
 今は魔化魍の話はなかった、それで響鬼は明日夢に笑って話した。
「じゃあな」
「魔化魍の話があるまでは」
「待機だな、今日はこのままな」
「何もないとですね」
「休んでいようか」
「そうしますか」
「ゆっくりとな、こうした日ばかりだとな」
 魔化魍が出なければというのだ。
「いいんだけれどな」
「そうですよね、気付いたら日本も元に戻っていましたし」
 三つに分かれていたがというのだ。
「それじゃあですね」
「このまま何もないとな」
「本当にいいですね」
「そうだよな、しかしこうしたことを言うとな」
 響鬼は少し苦笑いになってこうも言った。
「すぐになんだよな」
「何かが出て来たりしますよね」
「そうなんだよな、だからな」
「こうしたことはですね」
「言わない方がいいよな」
「何か法則みたいにありますよね」
「これ不思議だよな」
 何も意識せずに言うと、というのだ。
「何かが起こるからな」
「僕もそうしたことありますし」
「特に俺達はそうなんだよな」
「何もないと思って言うと」
「これがなんだよ」
「それじゃあですね」
「気構えはしていような」
「はい、いつもですから」
 明日夢もわかっていた、そうしてだった。
 響鬼はまずは彼と共にトレーニングと入浴の後のくつろぎという貴重な時間を過ごした。そんな時にだった。
 猛士の店の方から声がした、そうして天美あきらが来て言ったきた。
「明日夢君、今日はもう閉店になりそうです」
「あれっ、もう?」
「はい、まだ営業時間ですが」
 それでもというのだ。 
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