| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヴァンガードG ネクステージジェネレーション degrade

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

Turn:22 蘇った絆

 
前書き
フォールされた実の兄、ハジメと戦うミツキ
一度はフォールファイターに敗れながらも戦うことを決めた
そんな彼女をあざ笑うようにハジメは猛攻を仕掛けてくる
果たしてミツキは兄を取り戻せるのか 

 
紅の獅子獣 ハウエルが腕を振り上げクリスティーンに迫る
「きゃあっ!」
鋭い爪で切り裂かれ倒れるクリスティーン
痛みに耐えようと小さな体を手でかばいながら立ち上がった

Turn:22 蘇った絆

【熱風の宝石騎士 シンベリン】トリガーなし
「カリアのブースト、ヴァンガードのハウエルでアタック」
何とか立ち上がっている状態のクリスティーンに飛び掛かるハウエル
「ドライブチェック
【激情の騎士 バグデマグス】トリガーなし
振り上げた爪による攻撃で空中へ身を投げ出されたクリスティーン
そのまま頭から地面にたたきつけられその場に倒れ伏した
【友愛の宝石騎士 トレーシー】トリガーなし
「威勢よく挑んできた割にはその程度か」
「まだまだ序盤よ………ライド!涼風の宝石騎士 アルトガロ!」
何とか立ち上がったクリスティーンの姿が新たなユニットへと変わる
「トレーシーをコール!アタック!」
斧を振り上げヴァンガードのハウエルに向かっていくトレーシー
飛び上がって上から斧を振り下ろそうとするが
「ガード」
ギガンテック・リンガーが巨大な鐘を投擲
振り下ろした斧は鐘に当たり衝撃で尻もちをついてしまうトレーシー
「ヘロイーズのブースト!アルトガロ!」
【閃光の宝石騎士 イゾルデ】トリガーなし
鋭い刺突がハウエルに決まる
【灼熱の獅子 ブロンドエイゼル】トリガーなし
「ブロンドエイゼル………」

ヴァンガードを始めるべくカードを選ぶ幼い日のハジメとミツキ
「私はお父さんと一緒がいい」
無邪気にそう告げるミツキに嬉しそうに笑うシオン
「それならいいものがあるよ」
そういってシオンが用意したのが宝石騎士のカード
華やかな騎士やハイビーストのユニットたちを見たミツキは目を輝かせた
「私このユニットたちにする!」
「決まりだね、ハジメはどうする?」
「俺は自分で探す………」
ハジメはどうしてもロイヤルパラディンやグランブルーを選ぶ気にはなれなかった
幼いながら両親の背中があまりにも大きすぎることを知っていたからだ
どんなに忙しくても苦しい表情を一つも見せず、ヴァンガードファイターとしても確かな実績を誇る両親がハジメにはまぶしかった

「そんなお兄ちゃんが自分で選んだのがこのゴールドパラディン………」
風炎の獅子 ワンダーエイゼルにライドしたハジメはハウエルを後ろに下げ神聖魔導士 エリオと劇場の騎士 バグデマグスをコールした
「バグデマグスでアタック!」
バグデマグスの剣が振り下ろされアルトガロを切り裂く
【純真の宝石騎士 アシュレイ】トリガーなし
「ハウエルでブースト、エリオでアタック」
何とか立ち上がったアルトガロにエリオの放った光が直撃し爆炎が周囲を包み込む
「このまま一気に………なに!?」
煙が晴れるとそこには倒れたアルトガロの体を抱きかかえる女性騎士の姿が
【熱意の宝石騎士 ポリー】ヒールトリガー
「ダメージ回復、パワーをアルトガロに」
「っち、エリオのスキルで攻撃回数を増やすつもりだったが、ならしょうがない、カリアのブーストでワンダーエイゼルが攻撃」
ワンダーエイゼルが炎を纏ってアルトガロへ向かっていく
【神聖魔導士 エリオ】トリガーなし
炎を纏ったワンダーエイゼルの突撃を受け地面を滑った後壁に激突するアルトガロ
【熱風の宝石騎士 シンベリン】トリガーなし
「ターンエンド」
「スタンドアンドドロー………」
フォールファイターとのファイトにおける影響ですでにミツキはボロボロだった
それでもなんとか山札からカードを手に取って目の前の相手を見据える
「いこう………また一緒に」
優しく語りかけたミツキの声に応えるように彼女の持ったカードが光輝いた
「闇を照らす一筋の光!運命を切り開く希望の輝き!ライド!導きの宝石騎士 サロメ!」
光を受けて輝くサロメ
ミツキもまた、ユニットとの絆を取り戻していた
「エスペシャルカウンターブラスト!そーどみーをコール!さらにさばるみーをそーどみーのスキルでコール!手札からはシンベリンをコール!シンベリンのスキルでサロメにパワー+10000!サロメでアタック!リミットブレイク!パワー+2000、クリティカル+1」
「くっ、ノーガードだ」
サロメの剣から放たれた光が真っすぐワンダーエイゼルへと向かう
「ツインドライブ!」
【炎玉の宝石騎士 ラシェル】クリティカルトリガー
【宝石騎士 ノーブル・スティンガー】クリティカルトリガー
「なっ!クリティカル4だと!?」
サロメの光でワンダーエイゼルが吹っ飛ばされる
【曙光の騎士 ゴルボドゥク】トリガーなし
【神聖魔導士 プリデリー】トリガーなし
【神聖魔導士 エリオ】トリガーなし
【風炎の獅子 ワンダーエイゼル】トリガーなし
「トレーシー!」
「キュアラブル・エンジェルでガード!」
「さばるみーのブースト!そーどみー!」
「エリオでガード!エリオとバグデマグスでインターセプト!」
何とか耐えきったハジメだがミツキの猛攻で手札は1枚だけ
ダメージは5枚と一気にミツキが巻き返した
「スタンドアンドドロー」
ハジメの手札は2枚の灼熱の獅子 ブロンドエイゼル
ストライドの選択肢もあるが………
「ライド、灼熱の獅子 ブロンドエイゼル、リミットブレイク発動」
ミツキの猛攻に耐えるのに必死だったハジメはリミットブレイクでリアガードを揃える選択肢をとった
「エアレイド・ライオンをスペリオルコール!もう一度リミットブレイク!バグデマグスをスペリオルコール!一気に決めてやる!」
ブロンドエイゼルが炎を纏ってサロメに向かっていく
「ジェネレーションガード!神聖竜 レーザーガード・ドラゴン!さらにそーどみーのインターセプト!」
「くっ、ツインドライブ」
【投刃の騎士 メリアグランス】トリガーなし
【キュアラブル・エンジェル】ヒールトリガー
「エアレイド・ライオンのブースト!バグデマグスで攻撃!」
「ラシェルでガード!」
「ハウエルのブースト!ブロンドエイゼルで攻撃!」
ブロンドエイゼルが炎を纏いサロメに攻撃を仕掛ける
サロメの体が炎に包まれた
【友愛の宝石騎士 トレーシー】トリガーなし
「くそっ、なぜ届かない………」
何とかダメージは通ったが6点には届かない
炎に包まれたサロメの体が光に包まれる
「正しき者よ!その輝きをもってすべてを打ち倒せ!ストライド・ザ・ジェネレーション!」
輝く剣を掲げるGユニット………今までミツキが使っていたユニットではない
「光輝の剣 フィデス!」
それはこの戦いの直前父から手渡されたカード
「スキル発動!手札を1枚ドロップして、山札からアルトガロをスペリオルコール!光輝の剣 フィデスでアタック!」
フィデスの剣から放たれた光が一直線にブロンドエイゼルへ向かっていく
「勇敢!バグデマグスを退却!アルトガロとトレーシーにパワー+5000!」
光がバグデマグスを飲み込みブロンドエイゼルに迫る
「ノーガード」
「トリプルドライブ!」
【宝石騎士 そーどみー】トリガーなし
【呼声の宝石騎士 クリスティーン】トリガーなし
【宝石騎士 ノーブル・スティンガー】クリティカルトリガー
「クリティカルはフィデスに!」
フィデスの光がブロンドエイゼルを飲み込んでいく
【神聖魔導士 プリデリー】
【灼熱の獅子 ブロンドエイゼル】

本部の廊下を急ぐミライ
ドランのカードに導かれながら移動していると
「なっ」
シェンメイと対峙するユウカの前に不気味なGユニットが現れていた 
 

 
後書き
次回予告
「あーあ、うちは私以外誰もグランブルー使わないんだもんなぁ」
「まあ、ミツキはロイヤルパラディン、ハジメはゴールドパラディンだし
「いいわよね、親子でお揃いって」
「ミツキのデッキは宝石騎士だから僕のとはだいぶ違うけど」

turn:23 竜虎共闘

「それでもやっぱりうらやましいな」
「拗ねてるのかい?」
「べっつにー」 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧