| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ソードアート・オンライン~遊戯黙示録~

作者:マローン
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

FILE224 閑話 集金屋撃退!

 
前書き
今回は閑話ですので短いです。次回は本編を掲載しますのでご勘弁をw 

 
オズマがスネークと共にGGOで暗躍すると言われる死銃の調査に勤しんでいた頃・・・現実世界の小田桐家では・・・・!!by立木ナレ

ピンポーンと古びたアパートらしい、古典的なチャイムの音が小田桐家に響いていた。テレビで競馬に熱中していた小田桐家の祖父、恭史郎は不機嫌そうに玄関の方を振り向いて怒鳴り声をあげる。

恭史郎「誰だってんだ!?」

集金屋「NHKで~す!こちらで受信料を払っていただいているか確認のために来ましたー!」

恭史郎「ああ、NHKだぁ!?」

時生「んだよ、また集金目手で来やがったみてぇだな」

NHKとは・・・!正式名称は日本放送協会(にっぽんほうそうきょうかい)。日本の公共放送を担う事業者で、放送法第16条に基づき設立された放送事業を行う特殊法人。総務省が所管する外郭団体であった!!

日本国内において、テレビが見れる過程は原則すべて、このNHKに受信料を支払う義務が課せられているのであった!そしてこの小田桐家においても、当然テレビくらいは置いてあるのだが、小田桐家は受信料の支払いを断固拒否!実に数十年に渡り、NHK側の集金に対して徹底抗戦に徹していたのであった!!

芽瑠(める)「アタシYouTubeで見た事ある!NHKの集金を追い払う動画とか面白いし!もしかしてこれからそれを生で見れちゃうとか!?」

恭史郎「当然だろ!国の連中が経営してるつまらねぇ番組なんぞの為に金払う馬鹿がいるかってんだ!今まで俺等はそうやって徹底抗戦してきたわけだぜ、だははははっ!!」

一方で芽瑠は動画サイトなどでしか見た事の無かった、集金屋を追い返すと言う光景をこれから間近でリアルタイムで見れるとかもしれないと言う状況に興奮!・・・・生粋のお嬢様育ちの環境下では決して見る事は敵わぬこの状況下を・・・・無邪気に楽しむ!

集金屋「あのぉ・・・・受信料のお支払いの件ですが~」

恭史郎「うるせぇ!誰に呼ばれてきやがった!」

集金屋「いえ、呼ばれたとかではなく・・・法律で定められた受信料をですね・・・」

恭史郎「つまらねぇ番組しか放送してねぇテメーらに払う受信料なんてある分けねぇだろ!出直してこい!」


まさに押し問答!だが・・・集金屋も雇われている以上、受信料の徴収が出来ませんでしたでは帰れぬ!是が非でも受信料を集金しなくてはならない!


集金屋「ともかく少しお話だけでもさせて頂きたいので・・・開けては貰えないでしょうか~?」

恭史郎「テメェ今少しって言いやがったよな?少しって何分だ!?本当にすぐに終わるのか、ああん!?」

集金屋「そうですねぇ~・・・それに関しては柔軟に、こちらの話を聞いていただければすぐ終わりますので・・・」

恭史郎「んだとオラぁ!?テメーらの話を聞けば終わるだぁ!?それはつまりなんだ?受信料支払いの契約したらすぐに帰るけど、契約しなかったら帰らねぇって事か!?どーなんだ!?」

芽瑠「くく・・・・扉一枚の向こうで集金屋のおっさん・・・あたふたしてるの想像つくぅ~」


恭史郎と集金屋の押し問答を目の当たりにして芽瑠は笑いを堪えるのに必死!!懸命に腹を堪え続ける芽瑠!

時生「そんなに面白れぇか?ウチの爺とNHKの集金屋のやり取りが?俺はもうこのやり取りは何べんも見てるからか、殆ど欠伸して聞き逃してんだよなぁ~」

芽瑠「面白いじゃ~ん。ウチもNHK全然見てないのに受信料だけは国民の義務だからとか言って律義に払っちゃってるからこんなの見れないも~ん。お兄ちゃんも一緒に見ればいいのにな~」

時生「そりゃま、地方銀行を経営してるような金持ちが受信料くれぇをケチる意味もねぇしな」


一向に扉を開けぬ恭史郎・・・!なおも食い下がる集金屋!そんなキリの無い、何時まで続くかも分からぬやり取りの末に恭史郎は・・・・


恭史郎「仕方ねぇな!3分だけ話聞いてやるから開けるぞ!」

集金屋「あ、それでは宜しくお願いします~」

30分以上のやり取りの末に恭史郎がようやく玄関の扉を開放!集金屋と小田桐家・・・初の顔合わせ!・・・・だが!

集金屋「あ、あの・・・もしかして・・・」

恭史郎「オラぁ!話したいことがあるなら話しやがれ!3分だけだからな!」

集金屋が戸惑ったのは恭史郎が芽瑠から借りてカメラモードの状態で向けているスマホであった!それだけでこの集金屋は疑う・・・撮影された上で動画サイトにアップロードされるかもと言う事を!

集金屋「もしかして・・・・撮影していますかね・・・・?」

恭史郎「んな話しに来たわけじゃねぇだろうがテメー!」

集金屋「出来ればですねぇ・・・撮影などはお断りさせて頂いておりますので・・・一旦そのスマホは置いて頂きたいのですが・・・・」

恭史郎「俺が片手でスマホ持ってようが、何を持ってようが俺の勝手だぁ!そんな事にまで一々口出ししてやがるじゃねぇぞハゲ!」


関係の無い罵詈雑言を交えての罵倒!そして、時間だけが一向に過ぎてゆき―――


恭史郎「終わりだ!3分過ぎたからな!締めさせてもらうぞ!」

集金屋「あ、まだですね・・・・もう少しお時間の方をですね・・・」

恭史郎「3分つったら3分だぁ!延長なんざ認めねぇ!最初にテメーも納得しただろうが!失せろ!失せろ失せろ!!」

集金屋「な、なにをする・・・!」

芽瑠「あははっ!強盗撃退用の防犯グッズのさすまたしつこい集金のオジサンを押し出してるぅ~」

恭史郎「今がチャンスだ!コイツを引っ張って、コイツだけを玄関から外に出したら締めろ芽瑠!」

芽瑠「は~い」

恭史郎「良く言った!」


そして、恭史郎はさすまたで集金屋を家の外に締め出した後、さすまたを思いっきり引いて家の中に戻した途端に芽瑠が玄関を閉める事により、集金屋のみを家の外に締め出す事に成功したのであった!

恭史郎「はははっ!ザマァ見やがれってんだ!なんべん来たって払わねぇつったら払わねぇからな!」

芽瑠「面白っ!リアルの集金屋撃退面白っ!これならアタシも本当に動画撮ってればよかった~」

芽瑠感激!玄関の外で『法に反する』等『国民の義務の一つ』などと喚いている集金屋の声を笑いながら聞き飛ばし爆笑!勝利の大爆笑!


それから程なくしての事であった――――


「小田桐さん!小田桐恭史郎さん!アンタいい加減にウチの店で飲み食いしたツケ払えよ!何年前からだと思ってんだよ!」

恭史郎「来やがったなしぶとい居酒屋のオヤジが!この前俺が来てやったら追い払ったくせに、何一丁前にテメェの方から来てやがんだ!世の中甘くはねぇ!タダで簡単にツケの回収が出来ると思ってんじゃねぇぇぇ!!」

芽瑠「なになに?今度はツケの支払いを巡っての揉め事!?本当にここに来てから毎日楽し過ぎ♪」

恭史郎「どんどん変な事を覚えちまってるな・・・・」 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧