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魔術師ルー&ヴィー

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第二章
  Ⅶ


「見つからんな…。」
 シュトゥフは溜め息混じりにぼやいた。
 マルクアーンとシュトゥフはルークとスランジェの二人に悪魔を隔離する結界を維持させ、今は動かなくなったグールの躰を調べていた。
「ん?ルーのヤツ、わしらがここに来た事を察知したのか。」
 マルクアーンがそう言って視線を向けた方を見れば、そこには長身で銀髪の男が来ていた。
 彼が二人の魔術師へと力を貸していたため、マルクアーンとシュトゥフは時を稼ぐことが出来たと喜んだが、どこをどう探しても何の力も感じられない。
「魔晶石や魔具であれば、多少は魔力を感じられそうなものたが…。」
「シヴィル、これだけ探してもないんじゃ…体内にもありゃせんよ。」
 シュトゥフが諦めた様にそう言うと、マルクアーンは腕組みをして考える様に言った。
「体内になくば、何故あれ程まで広範囲を移動出来たのか…。この一体に魔力を供給出来るだけの魔具があれば別だが、その様な強力なものなぞ…。」
 そこまで言った時、ルークとスランジェが二人の元へと来たため、マルクアーンは眉を顰めた。
「お前たち、結界の維持はどうした?」
 その問いにスランジェが答えた。
「ルーファス様があの悪魔の名を縛ったため、結界を維持する必要が無くなりました。」
「は?」
 マルクアーンもシュトゥフも、それには呆気にとられた。悪魔は名を縛られれば、もはや家来も同然。故に、名を明かすことなど有り得ないのだが…。
「ルーファス様が仰るには、悪魔は力を消耗してしまっており、力を補充する術も無いとのことです。それに今、弟子のヴィルベルト様も来られているため、私達二人はこちらへ来て手助けするようにと。」
 呆気にとられている二人にルークがそう説明するや、二人は納得した様にルーファスらを見ると…何やら悪魔から聞き出しているようであった。
「あとですね、お二方が探している物と場所が違う…そうあの悪魔は言っておりました。」
「物と場所が違う…。」
 そうマルクアーンは呟くと、ハッと顔を上げて周囲を見回した。
「どうしたんじゃ、シヴィル。」
 訝しげに問い掛けるシュトゥフに、マルクアーンは言った。
「わしは…なんと愚かだったのだ…。シュトゥフ、この付近に無傷の建物が無いか探すのだ!」
「…?」
 シュトゥフは何が何だか解らぬまま、魔術師二人にも手伝わせて無傷の建物が無いかを探した。
 辺りは全て破壊され尽くされていたため、四人はかなり広範囲に渡ってそれを探した。
 辺りは夕が迫っており、せめて夜になる前にはと四人の気は急いていた。
「マルクアーン様!」
 もう少しで地に日が沈み切る頃、スランジェが大声でマルクアーンを呼んだ。彼は魔術で光を出していたため、マルクアーンらは直ぐにそれを見付けることが出来た。
 そこは王城の裏手に当たり、森の中に隠れるように建っていた。外壁や柱の一部には薔薇を模した彫刻があり、それがこの教会のシンボルであるようであった。
「ほぅ…これはこの大陸では異端の教会だな。」
「かなり古いものと思われますが…ここから、何かの力を感じます。」
 スランジェがそう言うや否や、マルクアーンはそれに返すことなくシュトゥフと共に中へと入った。そのためスランジェは慌てて魔術の光を教会内へと移動させ、ルークと共に二人を追った。
 教会内へ入ると、内壁にも薔薇を模った彫刻が施されており、マルクアーンは壁際へと歩み寄ってそれに触れた。
「やはり…東大陸に見られる、聖エフィーリアを奉ずる教会であったか。」
「·····?」
 呟きにも似たマルクアーンの言葉に、三人は困惑した表情を見せた。シュトゥフも二人の魔術師も、その名を知らなかったからであるが、この大陸では異教であることだけは理解出来た。
 その後、四人は手分けして力の出処を探したが、それらしいものは全く見付けることが出来なかった。
「どうなっているのだ…これだけ探して手掛かり一つないとは…。」
 マルクアーンは苛立ち始めた。
 この教会は然して広くはない。しかし、二人の魔術師は確かに力を感じていると言うのだ…。
 だが、半時も探して隠し部屋もなく、何処かへ封じられている風でもないのだ。スランジェが探査の魔術を行使しても、それらしいものを見つけ出すことは出来なかった。
「シヴィル、ここではないのではないか?」
 シュトゥフは疲れたように言ったが、マルクアーンの勘ではここに何かがあると言っている…。
「もしや…。」
 マルクアーンは外へと出て裏手に回ると、あちこちの草を掻き分けて何かを探していたが、三人は彼女が何を探しているのか見当もつかなかった。
「マルクアーン様…急にどうされましたか?」
 ルークが不思議そうに問い掛けた時、マルクアーンは何かを見つけたらしく、彼らに直ぐ来るようにと言った。
 三人がマルクアーンの所へ歩み寄ると、そこには古びた井戸が口を開けていた。
「ルーク、この中に探査の魔術を。」
 そう言われたルークは、最初はキョトンとしていたが、シュトゥフに「早くせんか!」と一喝され、直ぐ様魔術を行使した。
 すると、その古井戸には横穴が開けられており、それがあの教会の下まで続いていることが分かったのである。
「見付からない訳ですね…。」
 ルークが溜め息混じりに言うや、マルクアーンは再び何かを探し始めた。
「シヴィル、何を探しておるんじゃ。」
「縄橋子を作る材料だ。お主らも探せ!」
 そう返され、三人は慌てて材料を探し始めた。
 そこには丈夫な蔦や太い枝もあり、スランジェがそれらをを魔術で補強し、ルークとシュトゥフが共同で縄橋子を作り上げた。
 出来上がったそれをスランジェは近くにあった木に端を括り付け、片側を井戸の中へと投げ入れた。
「中に光を。」
 そうマルクアーンに言われ、スランジェは井戸の中へ魔術を行使すると、その井戸は然して深くはないにせよ、底から横穴へ入ることは難しかった。
 ふと見れば、微かに壁面に穴が空いており、在りし日にはこれを使っていたであろうことが推測出来た。
 一行は縄橋子を横穴に少しばかり重なるように下げ、それを使って何とか先へと進むことが出来たのであった。
 横穴に入ると、スランジェは探査の魔術を行使して危険の有無を調べ、四人は慎重に奥へと進む。途中までは湿気で苔むした足元に苦戦したが、進むに連れて湿気が無くなり、その扉に辿り着く頃には何の苦もなくなっていた。
 その扉をマルクアーンが開くと中に明かりが灯ったため、シュトゥフなどは罠かと思い身構えたが、マルクアーンは驚きもせずに中へと入って行った。
「シヴィル…大丈夫なのか?」
「なに、単純な魔術だ。扉を開くと明かりが灯る…それだけだ。」
 事もなげに言うマルクアーンに、シュトゥフは溜め息を吐きつつ中へと入る。そんなシュトゥフ同様、二人の魔術師もマルクアーンの肝の座りように溜め息を洩らしていた。
 四人は早速魔力の出処を探し始めたが、マルクアーンはふと気になって書棚へと歩み寄り、そこにあった書物を手に取った。
 その書物はかなり古いものであったが、それは全く埃をかぶっていなかったのである。
「最近…誰かここを訪れたな…。」
 そう呟くと、マルクアーンはその書物を開き…眉を顰めた。
「これは…外法の書ではないか…!」
「外法の書?何だそれは。」
 シュトゥフはそう言いつつ歩み寄って見ると、シュトゥフさえも眉を顰めたのであった。
 そこに記されていたものは、人と魔獣を掛け合わせて獣人を創る魔術…獣や爬虫類などを掛け合わせてキメラを創る魔術など…人外を創り出すための魔術を記した書物であった。
「恐らくは大戦前に書かれたものじゃろう。署名はないが、相当力のある魔術師が記したに違いない。」
「こんなもの残す必要あったのか?」
 如何にも忌々しいと言った風に、顔を顰めてシュトゥフは返した。
 そんなシュトゥフにマルクアーンも同感と言った風にそれを閉じ、スランジェを呼び寄せて言った。
「済まぬが、ここにある書物を全て井戸の底へ投げ捨てて焼却してほしい。」
「宜しいのですか?」
「構わん。これは人の目に触れてはならんもの。こんな馬鹿な研究をしていたから、戦は大きく広がってしまったのだからのぅ。」
 そう言うやマルクアーンは再び探索を始めたため、シュトゥフはスランジェを手伝って書物を運び出した。
 二人が書物を全て灰にして戻ると、部屋の隅でルークが何やらしゃがみ込んでいる。
「ルーク、何か見付けたのか?」
 そうシュトゥフが問うと、ルークは振り返りざまに立ち上がって言った。
「見付けた…かは分かりませんが、先程から開かない扉がありまして。鍵もなく、解錠の魔術も効かないため、何か仕掛けでもあるのかと調べておりました。」
 見れば、床から少しばかり上に小さな扉がある。試しにスランジェも解錠の魔術を使ってみたが、何の反応も示さない。
 シュトゥフは違う場所を探していたマルクアーンに声を掛け、その小さな扉を開けないか聞くと、彼女は屈んでその扉へと触れた。
「…え!?」
 マルクアーンが触れた途端、その小さな扉はひとりでに開いたため、四人を驚嘆させたのであった。
 マルクアーンは暫くその扉を見ていたが、高位魔術が施されていたのではと考え、そしてあることに気が付いた。
「恐らく…これは"血"が鍵になっておるのだろう…。」
「"血"だと?」
 シュトゥフは首を傾げた。
 高位魔術の施錠に、血…所謂“血脈”や“血縁”などを鍵とするものがある。その一族や血筋でなくば開かないようにする魔術だが、もしそうだとして一つ問題がある。
 何故、マルクアーンが触れて開いたのか…である。
 しかし、その中に収められていたものを見た時、それはとても些細な問題だと思えた。
 何故ならば、その中に収められていたものは魔晶石でも魔具でもなかったからだ。
「…これは…まさか…!」
 余りの事に、マルクアーンは言葉を失ってしまった。「マルクアーン様…これがどうかされましたか?」
 そこにあったものは、人の掌に収まる程の翡翠であった。その表面には何か紋様が描かれていたが、マルクアーン以外に、それが何かを知る者は居なかった。
「聖クラヴィアーノのジェードだ…。」
「…!?」
 それを聞いたシュトゥフ、ルーク、スランジェの三人は息を飲んだ。
 聖人を冠した聖玉は十二あるが、大戦前には十七確認されていた。
 現在、その十七全てを記憶している者は、恐らく…マルクアーン位なものであろう。何せ、その十七全ての形を描き、その力を書き記したのはマルクアーン自身だからである。
 だが、今では〈十二聖玉〉と言われているように五つは除外されているのである。
 聖玉の三つは大戦中に力を消失させて砕け、二つは大戦の最中に行方が分からなくなっているのである。
 その行方が分からなくなっていた聖玉の一つが、ここにある〈聖クラヴィアーノのジェード〉である。
「まさか…この様な場所にあろうとは…。」
 そう言いつつマルクアーンが聖玉に触れようとした時、そこから邪気が放たれていることに気付いたが、彼女はそれに触れてしまった。
 ぬかった…と思い手を離そうとした時、そこからある感情が溢れ出してきた。
 それは在りし日の思い出…遠い記憶…。

ー マリアーネ…。 ー

 感情の中で一際響くその名に…マルクアーンは、この感情の持ち主が誰であるかを瞬時に悟った。
 そして、この聖玉が何故ここまで禍々しくなったのかも…。
 だが、ここではどうすることも出来ない。今ある四人の力では封ずることも打ち壊すことも…そこから動かすことさえ儘ならないのである。
 本来ならば、この〈聖クラヴィアーノのジェード〉は"癒やし"の力を有し、あらゆる病や怪我を治していた。だが、今はマルクアーンや高位の魔術師、神聖術者の一部なら触れられもしようが、他では瞬く間に闇へと呑まれる。
 故に、マルクアーンはルークに魔術でルーファスへと連絡を取るよう伝えるや、スランジェへと問い掛けた。
「お前、移転の陣は描けるか?」
「はい。ただ…行使するには…。」
「なに、行使する必要はない。」
「…?」
 何か策があるのだと考え、スランジェは何も問わずに陣を描き始めた。
 然して掛らず描き終えるや、直ぐ様陣が輝き始め、描いたスランジェだけでなく、シュトゥフも目を丸くした。
 ただ、ルークはそうなるのではないか…と考えており、マルクアーンを見て頷いた。
「来られますね。」
 ルークがそう言ったと同時に、そこからルーファスとヴィルベルトが姿を現したのであった。
「…え!?どうして…!?」
 スランジェは些か狼狽した。
 描いただけで何の力も注いではいない陣である。それを使って移動出来る人物などいない筈なのである。
 移転の陣は、固定されて魔力が施されたものか、自身で行って描いたものならば行使出来る。が…これは他人が描き見知らぬ場所…論外と言えよう。
 だが、現にこうして二人の魔術師が移動してきた…一体どうなっているのかと目をパチクリさせていると、ルーファスはスランジェに言った。
「大したこたぁねぇよ。ルークから凡その位置を聞いたからな。そこへ力を飛ばしてそのまま注ぎ込んだだけだ。」
 要は、探査の魔術で場所を特定したついでに行使出来るだけの魔術を入れた…と言うことなのだ。
 尤も、あのコアイギスさえ行使出来るか疑わしい離れ技なのであるが、当のルーファスはケロッとしている。
「マルクアーン様…彼は…。」
「気にするな。あやつの行動を一々気にしていると、あっという間に老けてしまうぞ?」
 呆気にとられるスランジェにそう言うや、マルクアーンは直ぐにルーファスの元へと歩み寄った。
「ルー、お前ならばあれを何とか出来よう。」
 そう言って聖玉を指差すと、それを見てルーファスはあからさまに嫌な顔をした。
「ありゃ…厄介だな…。」
「師匠、あれ…何ですか?物凄く嫌な感じがします…。」
 ヴィルベルトさえ分かるだけの強い邪気…。本来なら、それはこの部屋にいる全員が死んでもおかしくはない邪気の塊なのである。
「シヴィル。あれは…いや、何故あれはここまで邪悪を孕んだのだ…?」
 腑に落ちぬと言った風にそう問い掛けるシュトゥフに、マルクアーンは少し寂し気な表情を見せて答えた。
「あれ…いや、あの中に封じされたある種の感情や記憶は…シュテットフェルト・ファン・ゾンネンクラール、旧皇家の皇子のものだ。」
 それを聞くや、その場に居た全員が唖然とした。
 その名は…今や誰の口にも上らない。先の大戦を引き起こす引き金を作り…そして自らも引き金の一部になった人物なのだ…。
 過去の幻影が…この聖玉を黒く染め上げていたのである。
「全く…次から次へと厄介な!」
 ルーファスは舌打ちしつつ手を翳した。そして静かに目を閉じて、歌うかのように呪文の詠唱を始めたのであった。
「これは…旋律魔術…。」
 ルーファスが行使したのは、以前にも行使したことのある魔術であった。
 その詠唱を聞いたヴィルベルトは、優しさに包まれて消えて行った二柱の妖魔を思い出した。
 この魔術は魔の力を反転させて浄化させるもの…だが、前とは少し異なり、淡い光が降り注ぐことはなく、見れば一旦浄化された光が聖玉の中へと戻っている様にも見える。
 ルーファスの詠唱は一時間程続いた。それはこの聖玉がどれ程強い邪気を帯びていたかが窺えるものであった。
「これで…まぁ…大丈夫…だろう…。」
 そう言うなり、ルーファスは疲労でその場に仰向けに倒れた。
「疲れた…寝たい…。」
「師匠…ここでは無理です…。」
 カッコイイ!と思っていたヴィルベルトだが、だらしなく大の字になっている師の姿に一気に落胆したのであった。
 それを見て、シュトゥフはふとあることを思い付いてマルクアーンに言った。
「シヴィル。あの丸薬、体力も気力も回復するなら、こやつにやっても良いのではないか?」
「そうじゃのぅ。ま、半欠けもあれば充分じゃな。」
 そう言うや、マルクアーンは丸薬を取り出して半分に割ると、それをルーファスへと渡した。
「これ…何で出来てるんだ?」
 ルーファスは訝しげにそう問うと、マルクアーンは「つべこべ言わずに飲まんか!」と一喝したため、ルーファスは渋々それを口にした。
「苦っ!」
「一応は薬なのだから当たり前じゃろうが。菓子だとでも思ったか?」
 そう言いながらも、マルクアーンは"聖クラヴィアーノのジェード"を慎重に取り出し、それを光に翳して観察した。
「うむ…邪気は完全に抜けておるな。これであれば、もうグールは動くまい。しかし…」
 そこまで言うと、マルクアーンは顎に手をやって何やら考え込んだ。
「どうなさいましたか?」
 考え込むマルクアーンに、ルークが心配そうに問い掛けると、シュトゥフも「まだ何かあるのか?」と聞いたため、マルクアーンは彼らへと視線を向けて返した。
「いや…思い過ごしならば良いのじゃが、何故この聖玉がこの様な場所にあったのか…とな。」
「そのゾンネンクラールの皇子が持ってきたのではないのか?」
 シュトゥフはそう事もなげに言うが、先程処分した書物の中には大戦後の物も多く散見された。それに、この聖玉が封じられていた扉はまだ新しく、対戦前に皇子が持ってきたとは考えられない。
 そして何より、皇子がこのゲシェンクへ渡ったことは一度もないはずなのである。
「いや…誰かが意図的にここへ持ち込み…魔晶石の代わりに仕掛けたと考えるべきか。皇子はゲシェンクに来たことがないのだからな。」
「何故そう言い切れるのですか?」
 ヴィルベルトが不思議そうに問い掛ける。少なからず彼女と皇子のことを知ってはいても、やはり断言するマルクアーンに妙な引っ掛かりを覚えたのだ。
「もう話して良い頃なんじゃねぇのか?」
 未だ寝そべっているルーファスが、少しばかり寂し気な表情を見せて言うと、そんなルーファスをマルクアーンもまた寂し気に見返した。
「そうじゃのぅ…少し、昔語りをしようか…。」
 そう言ってマルクアーンは、瞳を閉じて静かに語り出したのであった。



 
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