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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百四十話 物語は続くその十三

「葉月の今のお城は」
「それじゃあ」
「スサノオの攻撃は激しい」
 目からビームを出し巨大な手足も使う、そしてこのキングダークの姿では全身からミサイルも放ってくる。
 しかしその攻撃を防いでくれている、それで言うのだ。
「けれどこれなら大丈夫」
「守りになっていて」
「そして」
 そのうえでというのだ。
「この守りなら」
「戦えるの」
「そう」
 実際にというのだ。
「だから有り難う」
「葉月さんのお城に守って頂いている間に」
 静も攻撃を仕掛けつつ言う。
「勝負を決めましょう」
「そうだ、長く続けさせると駄目だ」
 ダークキバも言ってきた。
「今の戦いはな」
「それでは」
「敵は体力も相当だ」
 このことも言うのだった。
「しかしな」
「それでもですね」
「俺達も攻撃を浴びせている」
「だからですね」
「少しずつでもそうしているからな」
「このまま攻撃を続ける」
「休みなくな、そして」
 そうしてというのだ。
「最後の最後にだ」
「渾身の攻撃を浴びせて」
「倒す、いいな」
「わかりました」
「俺達の攻撃も利いている、そして」
 イクサも言ってきた、見ればその一撃は普通のイクサの時よりも遥かに攻撃力が高い。その一撃一撃がスサノオを打っている。
「渡君もだ」
「あの姿は」
 見ればキバは今は飛翔態になっている、空を飛びつつスサノオを幾度も激しく攻撃を浴びせている。静はその姿を見て言った。
「紅さんの最強の姿で」
「攻撃力は高く」
 そしてというのだ。
「素早くもある」
「あの姿になられて」
「一時でもだ」
「スサノオにですね」
「ダメージを与えている」
 出来るだけ多くというのだ。
「そうしているからな」
「だからですね」
「ここはだ」
 まさにというのだ。
「我々も攻めていこう」
「わかりました、それじゃあ」
「戦いはすぐに終わらせる」
 こう言ってイクサは巨大な機械を出して自動操縦にさせて攻撃を浴びせさせた、重機を思わせるそれの攻撃力もかなりだった。
 キャッスルドランも出て来た、スサノオとの戦いは六人の戦力を出し尽くさんばかりにして激しく攻める総力戦となっていた。
 その中でだ、遂にだった。
 スサノオの身体が揺らいだ、ここで有子はオモイカネをスサノオの胸に投げつけた。
 オモイカネは一撃を浴びせたうえで有子の胸に回転しつつブーメランの様に戻ってきた、さらにだった。
 静も月の世界をぶつけた、それでスサノオは片膝をつきかけたが。
 イクサとダークキバは跳び上がり蹴りを浴びせた、そうしてから着地したうえでキバと葉月に言った。
「今だ」
「スサノオを倒す時だ」
「はい、それじゃあ」
 葉月が二人に応えた、そしてだった。
 キバに顔を向けてだ、彼にも言った。
「渡さん、今から」
「うん、それじゃあね」
 キバも応えた。 
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