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Dance with Devils ~二つの魔導書~

作者:紫里
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episode5

 
前書き
家に向かうところから始まります 

 
(ガザガザっ)

「たくさん買ったね(にこっ)」

「そうね(にこっ)半分持つわ?(スッ)」

「ありがとう」

学校帰りにスーパーへ寄って買い物をした私たちは、袋を持ち、家に帰る最中だった・・。ちょっと買いすぎちゃったかな?――でもお兄さまが明日帰ってくるし、これだけ食材はあっても困らないしねっ、久しぶりの日本での食事だから明日の夜はご馳走でも良いよね?(ふふっ)
・・・喜んでくれると良いなぁ

(コツコツ)

「家についたわ、早く家の中に入って食材を冷蔵庫に入れましょうか」

「うんっ(にこっ)・・・えっ?(ピタッ)」

「リツカ・・?どうしたの?」

「ドア・・・」

「?・・・!?」

玄関のドアが少しだけ開いてるっ?!・・・なんでかしら?お母さまが庭に出てるのかな?

「中に入ってみよう?リツカ」

「うんっ」




―――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――

―――――――――――――――――



(ギィー・・・)

「お母さまっー?いるのですかー?」

(シーン・・・)

いないのかな・・・。呼んでも返事がないみたいだし・・・

「っ!ユリナっあれっ!」

「えっ・・・!?」

花壇の杭が何ヵ所も抜かれてる・・・お母様が大切に育てていたハーブや花が踏み荒らされていてグチャグチャだわ・・・。一体どうして・・・お母さまがこんなことするはずないわ・・・。まさかっ泥棒?!・・・玄関が少しだけ開いていたのもそうなのかな・・・

「家に近づいてみましょう・・・」

「うっうんっ・・・」

(コツ・・・コツ・・・)

「・・・っ(中まであちこち引っかき回されてる)」

「・・・(やっぱり泥棒の仕業かしら?・・・確か中にはお母さまがいたはずっ・・・だとしたらお母さまはっ―――!?)」

(ゴトッ)

(!!今の音・・・。どうしよう・・・)

『うぅ・・・リツカ・・・ユリナ・・』

「・・・?・・っ!お母さまっ!」

お母さまが倒れてるっ、早く助けに行かなきゃっ(ガラガラっ)

「ダメっ・・庭の守りに綻びが出ていたなんて・・・私の責任だわっ・・・」

「母さんっ・・」

「奴らはまだ中にいるわ・・・もうここは貴女たちを守ってあげれない・・・すぐに逃げなさいっ・・」

「そんなっ・・お母さまを置いて・・逃げれませんわっ」

「いいからっ早くっ!」

お母さまがそうつぶやいた瞬間―――――




「もう遅いわよっ」




「!?」

家の中から男の声がした。

(コツコツ)

「「っ!!」」

「お帰りなさい。お嬢さんたちかしら?」

「だっ誰!?」

「・・・(きゅ)」

私は恐怖のあまりリツカの袖を握ってしまった。・・・けれどリツカは私の手を取り、ぎゅっと握り返してくれた。

「ワタシはジェキって言うの。良い名前でしょ?覚えておきなさい?」

「ジェキ・・?」

「逃げなさいっリツカっユリナっ!!(ドンッ)」

「きゃあ!(ドサッ)」

「きゃっ・・あっ・・(チャリッ)」

私のペンダントの鎖がっ・・

「っ・・!リツカっ早くペンダントを拾いなさいっ!それがなくちゃ―――!」

「っ・・・(タッタッ・・チャリッ)」

リツカのペンダントを拾えた!これをリツカに渡さなくちゃっ!―――――

「きゃあっ(ガシッ)」

「リツカっ!」

しまったっ・・・リツカのペンダントを拾ってたらリツカがジェキに捕まっちゃったっ!

「美しい親子愛、そして双子愛だこと・・・。でもそのおかげでこっちの小娘を捕まえることができたわ」

「嫌っ・・放してっ!」

「そう言われて素直に放すと思うの?いいから大人しくしてなさいっ!」

「くっ・・・」

リツカが捕まった・・・どうすればっ

「ジェキ様」

「っ!?(まだ仲間がいたのっ!?)」

「首尾は?」

「申し訳ありません・・・お探しのものはどこにも・・・」

探し物?こいつら私たちの家を荒らして何を探していたというの?

「ならいいわ。あとはワタシがやるから、お前はそっちの女を連れていきなさい。お前はもう一人の小娘よ」

「「はっ!」」

なっなに?こっちにくるっ?!

「二人には・・・手を出さない・・で・・・」

「それはアンタ次第ね?」

「さぁ来いっ!」

「うっ・・・」

「お母さまっ!!」

(コツコツ・・)

「お前はこっちだっ!」

「きゃあっ!(ガシッ)放してっ!」

これじゃあ・・リツカにペンダントを渡せないっ・・・無理やり引き剥がすしかないっ!

「放してって・・・いっ・・てる・・でしょ!(ドカッ)」

「ぐはっ・・!・・こいつ・・大人しくしてろっ!!(ザシュッ)」

「くっ・・(ポタポタッ)」

「ユリナっ!!」

痛っ・・頬から血がっ・・。また捕まってしまった・・ペンダントをリツカに渡そうにも渡せないっ・・

「こっちを見ろっ!(カッ)」

「っ!?」




































                                    END 
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