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ドリトル先生と日本の鉄道

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第九幕その一

               第九幕  レール
 先生は朝にお家で朝御飯を食べながらテレビを観ていてです、テレビに出ている眼鏡をかけて白髪を短くしている学者さんと紹介されている人が自衛隊のことをとかく言っているのを観て一緒に食べているトミーそして皆にどうかというお顔で言いました。
「この人はおかしいね」
「真栄田哲史さんですね」
 トミーがその学者さんのお名前を言いました。
「元新聞記者で今は大学教授で」
「軍事学舎らしいけれどね」
「この人自衛隊批判ばかりしますね」
「批判というか事実無根のことばかり言ってね」
「誹謗中傷していますか」
「戦前に戻るとか徴兵制が復活するとかね」
「今もそう言ってますし」
 トミーは朝御飯のトーストを食べつつ先生に応えました、トーストの他にはハムエッグとトマトのスライスしたものそれに牛乳があります。
「本当に自衛隊が嫌いですね」
「自衛隊、戦前の日本軍が嫌いでね」
 先生はさらに言いました。
「北朝鮮は好きっていうね」
「本当にお約束の人ですね」
「調べたら十年以上前に学生さん達が北朝鮮に行く番組があったけれど」
「あの国そう簡単に行けます?」
「そんな筈がないよ」
 すぐに答えた先生でした。
「鎖国しているからね」
「事実上そうですよね」
「日本から入ろうと思ったら」
「新潟に入る船はもう動いてないですよね」
「あの船はもう入らないよ」
 そうだというのです。
「だから中国に一旦行ってね」
「そうしてですね」
「入ることになるけれど」
「あそこ入る人のチェックも厳しいですね」
「それこそあの国に近い人じゃないと」 
「入られないですね」
「つまりこの人はね」
 今もテレビで喋っているその人はです。
「そうした人なんだよ」
「お約束の人ですね」
「日本のテレビでよく出るね」
「平和とか戦争反対とか言っていて」
「一番危険な国には何も言わないというか」
 それどころかというのです。
「擁護して支持している」
「そんな人なんですね」
「その最右翼だよ、北朝鮮なんてね」
 この国はといいますと。
「国民皆兵制で核兵器や生物兵器、化学兵器を密かに造っていてね」
「拉致はするし偽札や麻薬も手を出していて」
「そんな国だよ」
「殆どマフィアですね」
「マフィアそれもかなり悪質な人達が政治をしている様な」
「そんな国ですね」
「先軍政治とかも言っているしね」
 つまり軍事、軍隊が政治で最優先される国だというのです。
「日本なんてね」
「それこそですよね」
「戦前の日本は普通の国だよ」
「普通のモラルの人達が政治していましたから」
「マフィアじゃなかったからね」
 戦前の日本で政治をしていた人達はです。
「普通の人とマフィアは違うね」
「全然違うね」
「自衛隊なんか特に」
「自衛隊は今の日本に合ったね」
「そんな組織ですね」
「結構アメリカ軍のカラーも入っているし」
 自衛隊はというのです。 
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