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新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション

作者:ムーン
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フィンランド領ロヴァニエミにハイヴ攻略作戦開始 後編

 
前書き
原作より数が多いのは、いまだに自然災害と戦っている最中なので、これだけ大量にハイヴにいることとなっています。


佐渡島でもゲームをやっていると、増援が来なければ、二十万弱で終わっていたので、 さすがにこれはねと思っても、 火星軍の力であれは、二十万程度は簡単に倒せるので、 こうしました、 

 
時はアムロ達、ロンド・ベル隊の本体がハイヴに突入する前に話は戻り、

フィンランド領ロヴァニエミにハイヴ攻略作戦開始が開始されてまだたったの五分しかたってはいなかったが。


それでも火星軍のモビルスーツの性能差と、また艦艇の性能によってと、待ったく新しい、作戦内容によって、事実上BETAの巣と呼ばれるハイヴを吹き飛ばすわ、またその巣穴から出てきた、三十万もくだらないほどのBETA軍団すらも、消し炭にしていたのである。

そのためか、早々と、大気圏を突破してきた、ジンネマン率いるロンド・ベル隊の分艦隊が、ハイヴが有った上空、1万メールトから次々と、メガ粒子砲とミサイルの弾幕を、突入部隊の援護のために、必死になって、ハイヴ周辺に叩き込んでいた。




「まだだ まだモビルスーツ隊はまだ出すな、ぎりぎりまで粘ってBETAを巣穴から全て吐き出すまでは踏みとどまれ、モビルスーツ隊も援護ができるならカタパルト上から援護射撃を開始しろ」


実際にラー級が10隻・クラップ級は20隻もいるためか、その搭載モビルスーツの装備も、地上戦をするために、持ってきたモビルスーツではあったが、ここには、一番火力があるモビルスーツ

ユニコーンガンダム、ユニコーンガンダム2号機「バンシィ」が共に並んで、ビームマグナムの一斉射も行っていたのだから、ハイヴ跡から出てこようとする、BETA師団もビームマグナムの一斉射に、流石にかなわないようで。



「本当に気持ち悪いですね、リディ少尉」

「確かにな、だがなバナージ、地上では戦っている味方の援護が先だ、それにまだフェイズ2の段階だ、フェイズ3の段階に入れば、艦隊に残っている、殆どのモビルスーツ隊も、ハイヴ跡に降下してハイヴ内に、もぐって最深部を叩く任務があるからな、出来うる限り、ここで敵の兵力がそいでおく必要があるんだが」


「でも流石に多いですよ、 ビームマグナムでハイヴ内を直接狙っていますけど、まだ出てくるなんて」


実際にユニコーンやバンシィの二機の火力は、十分すごすぎるが、ビームマグナムはその性質上、一発撃つだけでも、ビームパックを1個丸ごと、消費するために、ラー級のカタパルトデッキには、すでに合計あわせて20個のビームパックが散乱しているために、


「リディ少尉、そろそろ補給が必要ですよ」


「分かっている、こちらバンシィとユニコーンは一度補給の為に艦へ戻る後は頼む」


「了解だ、こちらは百式のメガ・バズーカ・ランチャーがあるから 十分に補給を行ってこいよ」


「「了解です」」


こうして、バンシィとユニコーンガンダムは、ラー・カイラム級に戻っていく、またカタパルトデッキに散乱しているビームパックも回収しつつ行っているために若干遅れるが、


だが代わりとして、メガ・バズーカ・ランチャーの火力も十分なので、やはりハイヴの穴からは出てくる、BETAは徐々にだが減っていた。


この時点で、すでにハイヴ側の損失は、五十万以上に上っていたが、だが、これが歴史が正史通りに、進めば、ここのハイヴのBETAの数は二十万以下であったのは、間違いではなかったのだ。

実際にそもそも話、BETAは資源採掘用の機械なのだ、つまりだ、ある一定の領地かまたは、地域を抑えているのであれば、要塞級も突撃級も戦車級もレーザー級も、それほど必要ではないため位に、

オリジナルハイヴの命令で、BETAを作る資源があれば、それを宇宙へ、打ち上げるために、使うのが当たり前の指揮命令系統であったのは、言うまでもない、


しかもすべての種は、リサイクルが可能なために、そのほとんどが、無駄にはならない構図となっているのが、ハイヴではあったが、現状の歴史では、ハイヴ側としては、あまりにも強い自然災害を何とか
するために、


ハイヴ内に蓄えられていた、ほとんどの資材などをこうして、突撃級や、戦車級、要塞級・レーザー級などに作っていたが、そのほとんどが現状の火星軍の圧倒的な、攻撃力でどんどんと、戦力が解けているのだ。


そしてそれを、黙ってみているのが、今の国連や、各国のテレビ中継で、見ている市民や軍事関係者の連中ではあったが、

そしてそれぞれの国民達がハイヴが消し飛んだ、あとも十分すぎるほどの、映像が流れ、続けていたのだ。

そんな時に、ヘビーフォーク級に量産型ガンタンク部隊を守っている地球の国連軍の戦術機は一部を除いてはアメリカ政府が威信をこめて作り上げた第二世代機の戦術機大隊で構成されていたが。


「なんだよ、こちらブラボー1、BETAなんて 赤いクソやろうの姿も見えないぞ」


「こちらはアルファー1 量産型ガンタンクの護衛についているが、こちらも同じく異常はないな」


「ベータ1 同じく、それにしてもあの艦隊の攻撃は反則だろう、ハイヴの上空からの直接攻撃か、しかも全て粒子兵器かミサイル攻撃だぜ、忌々しいBETAも姿形も綺麗に消えている、からこそ、来ないだろうな」



「こちらはイエロー1、確かに、それにしてみても、あれほどのハイヴを簡単に、吹き飛ばして、300000以上は、くだらないほどの数を簡単に倒せるなんて、上はデータを集めて来いといっているけど・・・」


「こちらブラボー1 無理だろう、あんな中に入れば、幾ら最新鋭機の戦術機と、いえども消えてなくなるぞ、自殺はごめんだ」


「確かにな、実際にほとんど動かずに あの忌々しいハイヴが攻略できるなんて なんだが複雑だが」



実際にヘビーフォーク級、周辺に集まっている、各国の戦術機大隊や中隊も、実際には火星軍の戦闘データをほしがってはいたが、まさか、あんなビーム兵器や、ミサイル兵器が飛び交っている中に、突入するほど、現場が見えていない指揮官はだれもいなかった。



そして、ネェル・アーガマから、一機の可変機が飛び立っていた、これこそが火星軍の事実上の切り札であるウイングガンダムであった。



そして直ぐに、バートモードから人型に変形すると、ハイヴ内に一気に突入を開始すると、同時に上空で待機していた艦隊が、次々と高度を下げて3,000ほどになると、ジェガン部隊を、筆頭にモビルスーツ部隊を発進させていく。



「第一波モビルスーツ部隊は出ろ、続いて補給が完了した、ユニコーンガンダムとバンシィーの二機はフルアーマーの状態で出せ、あとは直営のモビルスーツ部隊は、母艦の警護並びに、地上ハイヴ跡の警戒警護だ、地上にはもうBETAは残っていないとおもうが、それでもハイヴからの隠しの入り口ぐらいはあると、おもうから、そこから漏れ出たBETAの始末を頼むぞ」


「了解です、フルアーマーユニコーンガンダム、バナージ・リンクス、出ます」


「いくぞ、フルアーマーバンシィ、リディ・マーセナス少尉出る」


次々と発進していくモビルスーツ部隊を見て、ネェル・アーガマ部隊も補給に戻っていた、

契約者達のガンダムチームも、慌てて発進していくが、すでにハイヴ内は、モビルスーツ100機とユニコーンガンダムやバンシィがいる中で、


「これがハイヴの中なのか、たが上層部は完全に沈黙している、しかも撃破されたモビルスーツの姿は一機もないが、センサーに反応しているだけでも動いているBETAはいないぞ」


「テオドール、愚痴を言わずにさっさと奥に進むぞ、我々の機体は戦術機と違っているがそれでも飛べないわけではないからな」


「そういうことよ、それにここからさらに50メールト奥にサトシ中将が乗っている、モビルスーツの反応があるわ、それを目指して進みましょう」


「確かにな、全くあの中将は、あんな化け物機をもっているなんて、あの時の交渉では、分からなかったぞ、さすがにな」

実際にテオドール達は、一度はウイングガンダムとは遭遇はしているが、それでも地球側に、侮れないようにするための、戦力ではないと、勝手に予想はしていたが、実際には違っていたのだ。

元々ウインクガンダムの別の人物の機体ではあったが、同時に今はサトシが自らの、専用機とするために、フル改造してしまった、機体でもあったのだから。

今回はチャージ、方式のバスターライフルを、装備して、さっさとハイヴ内にアムロ達と一緒に突入してしまったのだ。

契約者達も、愚痴の一つでも、言いたいのが本音だったりするが。

それでもちゃんとハイヴ内部を進んでいるのだから、地球側としては、それでも十分すぎる、ほどの戦果ではあるのたが。


「仕方がないですよ、そもそも火星軍の中将様ですよ、それに彼がいなかったら私はガンダムにすら、に乗れませんでしたから」


「確かにそうだな、幾ら英雄といわれようが、同じくモビルスーツに乗れたか、どうが、微妙だったからな」


「それにソ連としても、ここの奪還は是非とも行ってほしいと思っています、ここさえ奪還すれば欧州側から色々とできることが広がります」


「日本としても、そうだ、この武者ガンダムの装備の一部でもいいから、日本は欲しがってはいるが難しそうだな」


こうして武者ガンダム・ナイトガンダム・フルアーマーガンダム7号機・アレックスガンダム6号機・フルアーマーガンダム3機の編成は一路ウイングガンダムの反応が、ある地点に向かって、進んでいくが。


道中は、殆ど抵抗らしい、抵抗はないために、五分もかからず、ウイングガンダムが出している、電波の集合場所に集まることが、できていた。



他の所は、ジェガン率いる100機の、モビルスーツや、フルアーマーユニコーンガンダム・バンシィの部隊に引き寄せられて、巣の中に残っていたBETAのほとんどは、そちらに向かっていた為に。

契約者達は、戦闘らしい戦闘もなくて、ついにはハイヴの最深部に到着していた。

アムロ率いる、νガンダムがいる、部隊も周辺の警戒をしているのだから、どれほど、簡単にハイヴの最短部にだどりつけたのかが、分かるようになっていた。


「ようやく来たか・・・遅かったな」


「ここがハイヴの最深部か」

「本当に到達したんですね、私は・・・いいえ私達は」


「確かにな、機体性能のおかげとこれが火星軍の実力かよ」

「まったく、ソ連もそうだけど東ドイツ軍もこの事態にもう少し慎重になるわね」


「アイリスディーナ、分かっているわね、もしここで功績を挙げたら、祖国としてもいいえ、地球人類として、はじめてのハイヴ攻略部隊の一人となるのよ」


「祖国の英雄といわれた自分が、まさかハイヴを攻略できるなどとは、次の攻略作戦は、やはり火星軍の力を借りなければ駄目だろうな」


ようやくそろったか、ではこれよりハイヴの最深部にあるあの巨大な青い物体に対して、これを使用する」


するとウイングガンダムが持っていたバスターライフルから光がたまっていき。


「これで終わりだーーーー バスターーーライフル発射ーーーー!!!!」


ウイングガンダムの持っている、バスターライフルから、放たれた巨大すぎる、光の大きさは、巨大な青い物体ごと巻き込んで、さらには周りをガラス化するほどの、高熱を放っていたことが判明したのだ。


さすがに契約者達の、ガンダムチームからも、十分に観測できていたが、なによりもその熱量が恐ろしかった。


「なんだよ、この熱量は・・・ネェル・アーガマの主砲といい勝負じゃないか」


「これほどの火力をモビルスーツに搭載したというの火星軍は」


「すごいです 七号機でもここまでの火力は出せませんよ」

「六号機もだな、ただ指揮官用兼強襲型のコンセプトらしいからな」


「武者ガンダムも同じだなコンセプトの違いだ」


「ナイトガンダムも一緒よ、ほとんどが実弾件や実剣とかしかないわ」



それから一時間は最深部においてネェル・アーガマ部隊のガンダムチームは、生き残りのBETAを、別のハイヴに移動する前に、残敵と呼べる30程度の、数しか、倒せてはいなかった。

ほかのBETAはすでに、アムロや歴代のモビルスーツのパイロット達が、ここに来る前に、大量に片付け後だったからだ。



「これでラストです」


そして、ヴィヴィ機のビームライフル連射によって最後の一匹である、戦車級はさんざん打ち抜かれて、そのまま死亡してしまった。



これによりフィンランド領ロヴァニエミハイヴ攻略作戦が、事実上の終了を迎えることになった。

無論まだ、ハイヴ周辺が完全にクリアとなっていないが、だがBETA側の拠点をつぶせたことは、この放送を見ていたすべての、地球人の心に、深く刻まれる歴史的な、1ページとなっていく。

そして、フィンランド領ロヴァニエミの周辺地域の安定化にはまだまだ時間がかかっていのである。


それは近くにヴェリスクハイヴとミンスクハイヴが存在している為に、直ぐに旧ハイヴ周辺の軍事基地化とまた欧州側に、してみても、絶対防衛ラインを新たに構築しなおす時間が与えられた。


国連軍の殆ども、またこのハイヴ跡を軍事基地化に、最初は戸惑っていたが、だが時間がない上に、ハイヴ周辺は綺麗に平地されている為に、大部隊のミディア級のピストン輸送ができることも、基地化を促したのは言うまでもなったが、



そして月日が流れて、1984年11月20日頃には 旧ロヴァニエミハイヴ周辺に、一大軍事拠点と施設が誕生していた。


またこの軍事拠点にはへビィフォーク級が5隻。量産型ガンタンクが300 61式戦車が3,000両 ミサイル砲台 3,000などが整っていたが、同時にアメリカの意思もまた存在していたために


最新鋭機のイーグルが160機ほど配備されており、ハイヴの攻略に参加した戦術機、というブランド名を地球上でほしいままにしていた。

これはさすがに、第二次戦術機の生産ラインがととのいつつある、結果でもあったが、

さすがに第一次戦術機の時代は、すでに性能的以外では、ハイヴを攻略するという戦略上や戦術上の意味でも、利用価値が失っていたのだ。

現に、火星軍の巨砲さえあれば、ハイヴの上層部が消し飛ぶことが、分かっているために、問題は定義としては、戦力となるための、新しい戦術機の開発と、そのデータ撮りように、こうして、大量に元ハイヴ基地に配備されてはいる状態なのだ。

このような大量配備も後々戦術機の大量運用のデータや整備データにも生かせることが、分かっているために。

こうして配備されている、だけなのだ。



また一部ではあるが、ロンド・ベル隊の艦隊の一部 ラー・カイラム級3隻 クラップ級7隻から伴う艦隊とモビルスーツも配備されていた。

これは、国連側がさすがに、自らの防衛力で、守り切れる自信が、ないために、火星政府と軍隊にハイヴの戦いの後に、色々と交渉した結果、こうして配備させているだけなのだ。


それでも、地球上では、火星軍と合同という名目で、初めてハイヴを落とすことに成功していたことで、欧州側の人間は大いに、最初の一ヶ月近く喜んではいた、なんせ欧州軍としても最大級のジャマだと思っていたハイヴが陥落して、そこが、現状では、欧州軍の最前線基地と、同時に最終防衛ラインとなっているからであった。


こうしてさらに時間は経過していく。


 
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