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八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる

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第百九十七話 読破してその十一

「いじめキャラ贔屓してるんだよ」
「日本にも酷い漫画あるのネ」
「そんな漫画もあるあるか」
「だから作品のコメント欄は編集がチェックしていい感想しかないけれど」
 こうした作品にも運営が注意すべきだと思うがだ、正直某巨大掲示板で荒らしている様な奴が描いているとしか思えないレベルの作品だからだ。
「某巨大掲示板のスレッド批判ばかりだから」
「作品として酷いかラ」
「そうなっているあるな」
「うん、あれじゃあね」
「あれじゃア?」
「というとどうあるか」
「よく最近ネット小説であるね」
 僕が以前はどうかと思っていた傾向の作品だ。
「異世界に転生した主人公が無敵の」
「あア、最近日本のアニメでも結構あル」
「ああした作品あるか」
「うん、ああした作品を書くにも」
 僕はこのことがわかった、あの作品から。
「ある程度の資質が必要なんだよ」
「何かそうした作品馬鹿にされてるけれド」
「そうした作品でもあるか」
「或る程度の実力が必要なのネ」
「そうあるか」
「うん、そのことがわかったよ」 
 本当にだ。
「ああしたお話も王道でね」
「書くにもなノ」
「実力が必要あるか」
「それなりに本とか読んでいないと」
 そすいて物語がわかっていないとだ。
「書けないってわかったよ、何もかも駄目な人は」
「そのいじめ漫画の作者ネ」
「そうした作者はあるか」
「そんな作品になるから」
 冗談抜きで言う、創作者が絶対に書いたらいけないことしか詰まっていない様なふざけるなと言いたくなる作品がだ。
「だからね」
「ううン、王道だからよシ」
「かえってそうあるな」
「オーソドックスはオーソドックスで味があル」
「むしろそれがいいあるな」
「うん、その作品でわかったよ」
 かえってだ。
「僕もね、正直その作者さんにはね」
「どうなノ?」
「どうして欲しいあるか」
「創作を二度として欲しくないよ」
 いじめ漫画だから特に思う、主人公いじめたくて描いているとか漫画もキャラクターも何だと思っているんだと言いたい。
「もうね」
「その作品の後ハ」
「もうあるか」
「うん、その作品も去年のうちに終わるとか言ってたけれど」
 頭の中でもうあらすじは出来上がっていると言ってだ。
「それで今年も長々続いて何時終わるかわからないけれど」
「そんなにストーリー遅いのネ」
「全然進まないあるか」
「しかもループするから」
 これでいじめ展開が終わるかと思ったらまだ続く、ストーリーの転換点かと思ったら相変わらずの展開とか読者をペテンにかけたのかと言いたい。
「余計にね」
「悪いのネ」
「進まないことに加えてあるな」
「いじめばかり延々と続くト」
「ストーリーとしては嫌になるあるな」
「作者が主人公嫌いでね」
 どうして嫌いかはどうでもいい、どうせこうした作者は自分勝手な理由でそうなっているに決まっているからだ。
「主人公いじめたくて描いてるなら」
「いじめを訴える資格ないネ」
「自分のキャラクターいじめていたら本末転倒ある」
「凄く性格悪いよ、しかも」
 それに加えてだ。
「頭も悪そうだね」
「そっちも悪いノ」
「そう言うあるか」
「だってね、いじめという社会問題を訴えたくて」
 それでだ。 
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