| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

地球防衛軍VーARC5555が民間人として転生しましたー

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

Goodbye, my peaceful life
  脱出・後編

 
前書き
ミストラルで地上に出たファイブス達。
しかし、安全な場所など何処にもない……… 

 
必死に地上の出たが、地下以上の惨劇が広がっていた。

レンジャーと戦車『ブラッガー』やコンバットフレーム・ニクスが地下以上にいる巨大生物の大群と戦っていた。

空には金色に輝く多数の飛行物体。

それを見たファイブスは直感でわかった

『これは地球外から来た軍隊』だと。

元々『銀河共和国』に所属していた兵士である。もちろん金色の船など見覚えはないが直感がそう言っている。

ファイブスはミストラルを操りながそんな事を感じていた

兵士B「冗談じゃないぜ! まだ地下のほうがマシじゃねぇか!」

軍曹『嘆いてる暇はない! 生き残る為に撃て!』

部下の嘆きに外部スピーカーで怒鳴る軍曹。

エアレイダーのミストラルに乗っていた兵士も降りて怪物と交戦する。

レンジャー「アレ見ろ! ミストラルだ!」

怪物と戦っていたレンジャーの兵士がミストラルを指差す。

軍曹『よそ見をしないで撃ちまくれ!』

一同『Yes sir!』

軍曹『伍長、動けるコンバットフレームを起動しろ! ファイブスはそこの白い建物で入隊申請してくれ。サインと免許証があれば大丈夫だ!』

ファイブスは軍曹の指示通り、白い建物の前にミストラルを駐機させて降りる。《ハードケース》には自立戦闘を命じた。

受付「ええと……何かご用でしょうか?」

受付の男性は慌ただしい状況で入ってきたファイブスに驚く。

ファイブス「入隊申請をしたい」

彼がそういうと受付の男性は急に笑顔になった。

受付「!? はい! 状況が状況ですのでこの用紙に名前と住所、年齢等をお願いいたします! 後の細かいも事は私がやっておきます!」

 -3分後-

受付「はい、以上で手続きは完了しました。健闘を祈ります」

ファイブス「ありがとう……」

お礼を言うと、ファイブスは建物を出てミストラルに再度搭乗した。


 - - - - - - - - - - - -


ファイブス『(数が多い!) 伏せろ!』

敵に押され気味味方に向けてコンバットバーナーで敵を焼き払う。

ニクス1『そ、装甲が溶けてる……! こいつら酸を出しやがうぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』

側で戦闘してくれいた水色のコンバットフレーム・ニクスが巨大生物によって破壊された。

ファイブス『軍曹、機動戦闘に移行する。サポートを頼む!』

ファイブスはバーニアを吹かし、飛行しながら敵と戦う戦術に切り替えた。

軍曹『了解だ! 田中! 岡沢! 地上倉庫にある装甲車を取ってこい!』

田中・岡沢と呼ばれた兵士が軍曹の指示を了承し、近くの倉庫に向かう。

それを援護しながら、ファイブスは『あること』思いだし無線を軍曹に繋げた。

ファイブス「軍曹、街に着いたら家から戦闘に必要な私物を回収したい。大丈夫か?」

軍曹『問題ない。だが、この状況を切り抜けられたらな!』

生き残った他のレンジャー達も倉庫に駆け込んでいく。

基地司令「軍曹!! 新入り! 援護感謝する」

最後に基地の指揮官達も倉庫に入った。

地上の敵を制圧し、周囲を計画していると、ニクスに乗った兵士が無線で伝えた。

ニクス2『軍曹! レーダーに反応……空から何か降って来ます!』

ファイブス『気を付けろ! あれは隕石ではない!』

ファイブスもミストラルの対空レーダーの反応を確認した。

ニクス3『なんだあれは! 相当な数が降って来てる!』

レーダーに次々と増える光点に慌てるニクスのパイロット達。

エアレイダー『軍曹! 落下物から敵が出て来ています!』

そうエアレイダー(先輩)が言いつつ現れた怪物を攻撃する。

ファイブスも敵を攻撃しながら落下物の『塔』の弱点と思われる場所を無線で伝える

ファイブス『……塔の天辺を狙え! おそらくそれが弱点だ!』

軍曹のミストラルが飛び立ち、落下物の天辺を集中攻撃する。

すると、落下物はすぐに爆発して壊れた。

しかし、1本破壊したところで『焼け石に水』次々と降ってくる。

幸いな事に破壊した落下物以外から敵が出て来る気配がない。

その隙を逃さず、基地の放送で基地の司令が命令を伝えた。

基地司令『グレイプ武装装甲車の準備完了だ。この基地は放棄する! 各員我々に続けぇぇぇ!』

倉庫から機関砲を搭載した装甲車が数台出てくる。

他のレンジャー達は皆、この車両の兵員室に乗っている。

ファイブス達も皆随伴し、基地から逃げだした。

……軍曹とその部下にファイブスは知らない………この基地に再度戻ることになるということを……… 
 

 
後書き
ファイブスの『私物』は愛用のアレです。アレ。

次回はファイブスの『ARCトルーパー(歩兵)』としての実力を出そうと思います。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧