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ドリトル先生と日本の鉄道

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第五幕その一

                第五幕  鉄道マニア
 先生は休日駅の方まで行きました、動物の皆と一緒に商店街を歩いていてそちらの方のお店に行ったのでした。
 その駅を見てです、動物の皆が言いました。
「先生もハンバーガー食べるね」
「それも結構」
「好きなんだね」
「うん、好きだよ」
 先生は皆に笑顔で答えました。
「だから今からね」
「八条バーガーに入って」
「そしてだね」
「ハンバーガー買ってだね」
「食べるのね」
「そうするんだ、チーズバーガーにチキンフライバーガーも買って」
 先生は笑顔で言うのでした。
「あとスパムバーガーも買おうか」
「何と言ってもビッグバーガーだね」
「それも買って」
「それもだね」
「そうしてだね」
「食べようね。飲みものはね」
 それはといいますと。
「コーラにしよう」
「何か先生がコーラ飲むって」
「ちょっと違和感ある?」
「そうだよね」
「そうかな。僕は何でも食べる方だよ」
 自分で言う先生です。
「それでね」
「ハンバーガーもコーラもなんだ」
「食べて飲むんだ」
「それで好きなのね」
「そうなんだ、それで今からね」
 まさにというのです。
「ハンバーガーを食べに行こうね」
「うん、じゃあね」
「スパムバーガーも食べて」
「他のハンバーガーも食べて」
「そうして楽しもうね」
「是非ね、そして三時にはお家に帰って」 
 そしてと言うのでした。
「ティータイムにしようね」
「買いものも済ませたし」
「是非ね」
「そうしようね」
 こうお話してでした、先生は動物の皆と一緒に駅前のハンバーガーショップに入ってそうしてでした。
 皆と一緒にハンバーガーを食べてコーラを注文しました、他にはチキンナゲットやフライドポテトも注文しましたが。
 皆で食べはじめた時にお店にやけに重そうな撮影道具を持った若い人たちが入ってきました、その人達を見てです。
 動物の皆はまずです、こう言いました。
「あれっ、撮影かな」
「そうみたいだね」
「ユーチューブかな」
「本格的なユーチューバーの人達かしら」
「そうかしら」
「そうかもね」
 先生も言います。
「彼等はね」
「そうなんだ」
「それじゃあ今から?」
「今から撮影するの?」
「そうするの?」
「そうだろうね、ただ」
 こうも言った先生でした。
「彼等はね」
「どうしたの?」
「何かあったの?」
「うん、多分だけれど」
 こう前置きして言うのでした。
「鉄道のね」
「そっちのなの」
「動画を撮影するの」
「そうした人達なの」
「多分ね」
 そうではないかというのです。 
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