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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話

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第百六十五話

一夏達が文化祭を終えたその夜。

「もしもし若? 今からMSSのアジトに強襲かけるから今晩うちの子たのむよ」

フィグネリアはムーバルスーツに身を包み、自分たちの雇い主に連絡を入れていた。

マスク内のモニターにSOUND ONLYの表示が出ている。

『ふざけっ…やめろぉっ! エレン待てっ! ふぃぐっ…フィグネリアふざけるなよっ!?』

「どうしたんだい若?」

『あ、おかーさん?』

雇い主との通信に、愛娘が話って入った。

「おお、エレン。今日は遅くなりそうだから若の所に泊まりな」

『ん! わかった!』

『ざけんな引き取りに来いっ!?』

「さっきからどうしたのさ若?」

『いまねー。一夏お姉ちゃんの耳みんなでペロペロしながらちゅーしてるのー』

「……………………………は?」

『あのねあのね、一夏お姉ちゃんがすっごくかわいいの!』

『ほら、大人しくしてくださいお兄さん。ちゃんと撫でられません』

『やめろぉ!? リムっ! 首に触るなっ! こゃーん……❤ くゃー…❤』

「………………程々にしなよ」

『うん! じゃぁ切るねー』

『勝手にウィンドウに触るなエレン! フィグネリア! 助けてフィグネリアー!』

表示がNO LINEに切り替わった。

「はぁ……」

「どうしたフィーネ?」

「アンタ、とっとと片付けて帰るよ。ったく…うちの子ときたら…」

「どうしたんださっきから?」

「いいからいくよ。お前達! さっさとあのバカ共を燃やし尽くすよ!」

はい!姐さん! と応答があった。

フィグネリアの背後には、同じ格好をし各々武装を持った15人がいる。

そのうちの一人は、彼女の夫だ。

「若と姫を誘拐しようなんざ考えてるアホを叩く。
予定通りA班は私と。B班はヴィッサリオンと」

そして…


「行くよ! アンタ達!」

これがシルヴヴァインの日常。

平和に見える地方都市で日夜繰り返される戦闘。

一般市民がすむ世界の、一段深い世界。










一方その世界の中心はと言えば…

「こゃーん…こゃーん……❤」

と鳴きながら自分を抱くリムの首元に鼻先を擦り付けていた。

「あれ? お兄ちゃんトランス? 狐モード?」

「そのようだな………ふー…」

「くゃぁん…………❤」

箒が口笛を吹くようにして一夏の狐耳の中に媚熱の吐息を吹き込む。

「せーのでいっ君にふーしよう」

リムが抱擁を解くと、残りの四人がニヤリと笑って一夏の四つの耳に口を近付けた。

束がせーの、と言うと吐息の四重奏が一夏の耳を蹂躙した。

「くゃぁぁぁぁぁん…………❤❤❤」

背骨を溶かされるような感覚に漬け込まれる。

さらには四つの水音が、敏感になった一夏の聴覚を犯す。

くち…ぴちゃ…ぴちゅ…ちゅぴ…くちゃ…

「あきゃぅぅぅぅぅ……❤」

「うふふ…お兄さん…可愛いです」

スッとリムの手が一夏の首を撫でる。

「くゃぁん…❤ くゃぁん…❤」

「だいすきですよ。お兄さん」

そう言いながらリムは微笑むのだった 
 

 
後書き
これにて文化祭編終了! 近々R18とドイツ編を上げます。 
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