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詩集「月影」

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Sleeping Hope



ねぇ…幸せですか…
なんて、ひとり呟く…
年は明けて時は過ぎ
新たな光りが降り注ぐ

寂しさは相変わらず…
でも…君の幸せ祈るだけ
僕は強くなれたかな…?

Sleeping Hope ただ静かに
君への想いは奥深く
愛しさ抱いて眠るだけ…
いつの日にか目覚め
新たな想い紡ぐよう…


そっと打ち寄せる
小さな心の痛み…
朱い夕焼けの中に
溜め息と一緒に還して…

忙しない年の始まり
ふと…胸に迫りくる感情に
抗えないのは…なぜ…?

Sleeping Hope ただ優しく
恋しさを包み込むように
黄昏の中で目を閉じる…
君がいつまでも
幸せであるよう願って…


揺蕩う刹那に揺られながら
いつかの光り夢見ては
深い睡りへと落ちてゆき…

Sleeping Hope 眩い空
白い雲は光りを浴びて
過ぎ去りし記憶(トキ)の夢を見る…

Sleeping Hope ただ静かに
君への想いは奥深く
愛しさ抱いて眠るだけ…
いつの日か目覚め
新たな想い紡ぐよう…


 
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