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新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション

作者:ムーン
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ボーンホルム島での会談 そして

 
前書き


ジャール大隊の設立目的が変わっていますが・・・まっあそれは時期の問題で色々と変更されています。
 

 

ボーンホルム島での会談には、世界中の名だたるメンバーが、交渉の場にはせ参じていた。

クラウス・ハルトウィック少佐も、同じく西独陸軍側として参加していた。

また本来の歴史通りであれば、後にテオドールや死亡した。

アイリスディーナが属している軍隊も、ここであるが歴史が変わったために、まだ東ドイツ最強の部隊ではあった。

確かに第666戦術機中隊も、この会議に呼ばれているために、部隊ごと全員で参加はしていたが、
実際に発言権を与えられていたのは、隊長のアイリスディーナとテオドールの二人でしかない。

これはこの二人が契約者という立場があるからでしかない、そうでなければだれが嫌われ者の中隊をこの会議に呼ぶかという思いが西、独陸軍クラウス・ハルトウィック少佐も思っていたのだから仕方がない。


またソ連からはジャール大隊を指揮する、ソ連陸軍【フィカーツィア・ラトロワ大尉】を含む、

ジャール大隊長も部隊ごと参加していたのだ。


後の歴史では、フィカーツィア・ラトロワ大尉が、ジャール隊長を引きづくことと成っているが、現在では、ソ連陸軍はそこまでの消耗らしい消耗はしていない為に、

ラトロアもあくまでも1の隊員の大尉と立場で参加しているのだ。

これはソ連が入手した、モビルスーツと呼ばれる機動兵器の戦闘データが一部がわざと、
削除されているがそれでも分かりきっている。

実際の性能データもそれはさすがにわからないためであった、戦場でのデータはさすがに取られてはいたが、ただそれだけであったからだ。

それも分かっていた上層部としては、【戦術機大隊の中】でも

戦術機特性が最も高いメンバーを集めた特別部隊の作成において、

分隊長の名前を取ってジャール大隊、と名づけられた部隊がこの交渉の場所にやってきているのだ。


彼らにしても分かっているのだ、火星軍と名乗っている軍隊。

火星政府は地球上に補給拠点も軍事拠点なども存在していないことを・・・。

これは地球上の各国首脳部が、分かりきった答えを出していた為に、たとえここで優秀な人材を、

火星軍と名乗る軍隊に渡したとしても、最終的にはその得られる、軍事技術力などの方がのちに、
圧倒的に有利となると。


実戦経験豊富なトルコ共和国陸軍、イブラヒム・ドーゥル大尉の部隊も、同じくここに参加していた。

トルコ政府としても、この男の扱いには困っていたからだ、実際に実戦経験があり、

またBETA戦においては、部下と共に戦い続けた上に、部隊の消耗率が余りにも低いために、
最初の内は祖国の英雄だと、国挙げての宣伝で持ち上げてはいたが・・・。

だが彼にしてみれば難民を、より多く助ける事が優先されることもあって、その発言力を使って、

トルコ政府が切り捨てていた、難民達に食べる所、働く所、住む所を提供させてはいた。


そのために民間からは、英雄扱いされてはいたが、軍部としては、色々と扱いが困った男ではあったが、

今回の話に、トルコ政府も、この男に色々と条件をつけたうえに、一部の部下と共に、
この場所に送り出したのだ。


だが実際にトルコ政府、としても彼の行った慈善行動によって、犯罪が減るなど、国内の支持が多少上がっているからこそ・・・。将来性も含めて・・・。彼らの部隊を送り出したのだ。


アメリカ政府としても、ボーイング社の連中や、アメリカ軍の政府の高官達や軍の関係者が、

多く出席していた中で彼らもわかっていたのだ。

火星軍が今後この地球に、なにを求めているのかを、だからこそ・・・。

各国も、えりすぐりとは言わないが、そこそこ優秀な人材を、実質火星軍と政府に対して、生贄にする予定ではあった。

その人物達がすでに会議場で今か今かと待っているのだ、火星軍との交渉を。


そして・・・、一時間後、ようやく会場まで火星軍の交渉メンバーが到着したと、連絡が入ったばかりであった。


そして交渉の場となった、ボーンホルム島のレネ軍港にある、レネ軍事都市の大型の会議室に通された。

ブライトとアムロ・サトシの三人は、各国が選んで送り出したメンバーと、ここで初めて顔合わせをすることとなった。


一見、会議室に入ってきた、彼らを見た地球側としては・・・、なにも言うことは無かった。

宇宙人とはいえ・・・、言葉もあり、人間と大差ないほどである、と契約者の三人からも情報、
ということで教えては貰っていたが・・・。だが現実は違っていた。


「私は火星軍先遣隊旗艦、ロンド・ベル隊・総司令官 ベクトラ艦長のブライト・ノア大佐です」

「火星軍先遣隊旗艦、ロンド・ベル隊の機動部隊長のアムロ・レイ大尉だ」

「そして最後に、同じく火星軍先遣隊、ロンド・ベル隊に属している、ベクトラ級二番艦ジェネラルの艦長、サトシ・アイズ・アルセイフ中将です、この中では最も歳が若いために、二番艦を任されることになりましたが、交渉などにおいてもちゃんとした交渉をします」


日本から極秘裏に派遣されている、鎧衣 左近達は、情報部のトップとして、この場所に誰よりも早く潜入していたが・・・、だが三人とも確かに日系と呼べる人種をベースにしているが・・・。

だがノア家・レイ家・アルセイフ家など・・・。特に最後のアルセイフ家は、

ドイツの契約者達から、そこまでの情報を入手しては、していなかった。

これはさすがにドイツ側としても、名前だけしかわからな上に、自分たちの船の中でも、フルネームを出していなかった、サトシの方に、政治的にも軍配が、上がっても仕方がない。

その辺はゴップ提督が入れ知恵をしている、ために起きたことでもあった。

実際に【サトシ】という名のは一見聞くと日本風の名前かと思われるために、各国も色々と手を尽くして。探してはいたのだ。


もしかして実際には、自分たちはどこかの組織と、国家にペテンにかけられているのでは、ないかということで。


だから日本は日本人の血を入れた各国特に、ドイツ系・・・・・・、またはソ連・・・・・・。

欧州系の人種は探せるだけ探したが・・・・・・。結果は・・・・・・、だれもいないのだ。

当たり前の話である、確かに日本人はあったが、それは別の並行世界での日本で生まれた、人物ということであった。


特に上に二人は、初めて聞く名前であった・・・、しかもだ、総司令官がいるなんてだれも聞いてはいないのだ。


だが階級では二番艦の方が上ではあったが・・・・・・、元々あのような戦艦などを、任せられる人物となると、軍隊でもこんな配置はよくあるために、実質的にブライトが交渉の相手となった。


実際に戦争では・・・、旗艦を狙われることはまずないと思うが、それでも指揮系統の混乱を考えると、やはり指揮を即座に取れる階級が、いなければ意味が無い為に、サトシの階級は、そのためとこの会議に出席した・・・・・・、と誰もが考えていたし。


それに、テオドール・アイリスディーナ達も、やはりブライトとアムロの二人の名前と、存在感に圧倒されていたのだ。それは仕方がないとサトシは考えてはいた。

実際に、ブライトもアムロも、圧倒的な経験値がある、しかもある程度の、政治もこなせてしまう、二人がいるのだから。


こうして、ようやく始まった交渉、という場ではあったが・・・・・・。

火星軍からの要求というのは、余りにも分かりきった答えであったからだ。


「つまり我々火星軍並びに政府は・・・、地球上での活動拠点並びに、それに伴い各国への一部で、はありますが・・・、火星軍の軍事技術と、地球側とも、技術交換になります、これはこちら側のみ技術提供では、人材もなにも育たない上に」

「地球上のBETA拠点ハイヴ攻略作戦にも、当然参加してもらうこと条件にも、含まれますが・・・。まずは我々が持ち込んだ技術に触れて、それを使いこなせる人材の育成は、こちらに任せてもらいます、ですから契約書に書かれている、各国に対しの文面が初めて、ここで活かせるというわけであります」


ブライトが話しをしている間にも、彼らはには今日の為に用意された。ぶ厚い書類を読みながら一方で話を聴いていたのだ。



「また我々には、この戦場で戦ったレーザーを放つ種類の敵、に対しては・・・・・・。普通に戦って倒せるのですが、地球独自のやり方があるようなので、その戦術なども、当然この技術交流の、一端に含まれますがいかがかな?」


その後直ぐに、アムロは地球側に説明するためにもってきた映像資料は、実際にV作戦で説明用に、用意された。

ガンダム・ガンキャノン・ガンタンクの、紹介映像が開示用に流れ始めた後に・・・・・・。

ガンダムが動き、ビームライフルからビームを放つ映像、ビーム・サーベルを抜き、ビーム・サーベルを発生させたうえで、コンピューターで作られた、映像の中の、BETAを簡単に切り刻んでいる、映像などは。

その場の会場すべての、人間を驚かせていた。またガンキャノンとガンタンクの砲撃能力と、支援能力はちゃんと現場を知っている、軍人や指揮官などに、大いに喜んでいた。

「あれがあればアウトレンジ攻撃ができるぞ」「いやいやタンクの方がいい、検査に落ちた戦車兵を再び戦力化できる」「なにをいうタンクはな、二人以上のれると聞くぞ、ならば色々とできることが増えるだろう」


などど会場は一層にぎわっていた。一部ではビーム兵器だという声も聞こえてはいたが、それは圧倒的に少なかったのだ。


他には、陸上で動く兵器類の紹介映像も見せられていた。

この兵器はすでに二番艦のジェネラルに搭載されているために、ある程度の現物は見せることは可能にはなっていた。

特に61式戦車・ホバークラフト・指揮車両、輸送機のミディア等を見せられた上でも、その説明映像には載せてはいなかった、動力炉の精細な出力、さらにはバリエーションが多い武装の紹介も見せられては。


地球側としても、この交渉は当然成功させるぞという、雰囲気になっても仕方が無かったが、問題はその設置場所で合った。


一番の候補は当然アメリカの内陸ではあったが・・・・・・。これには他の国々からも、当然もう反発があった。

それならば欧州に、近くて比較的、安全な場所はどこかといえば・・・・・・


ひとつはインド洋の【マダガスカル島】と、そして日本側としても【硫黄島】と【佐渡島】の2つを候補には上げたが、実際にあそこは今の大戦でおいては、普通に軍島となっているほか、第二次世界大戦から、すでに要塞化していた島のひとつであったからだ。



つまり、そこの三箇所には直ぐにでも、火星軍の拠点になりえるベースが整っていたが・・・・・・。


ソ連も欧州もやはり手を上げてはいたが、いつBETAの進撃が開始されるかも、知れない場所に、作るなんて事は出来ないといわれたために・・・


アメリカ大陸、オーストラリア大陸やなどは手を上げなかった、いいや上げることは、できなかったといえる。

これはいまだに白人主上主義が残っている地域であり、さらにはアメリカ側としても、

戦術機開発のおひざもとと、さらには軍や政府、下手すると、企業側も何かしらの、アクションがとられると判断したために、結果ほかの国々任せるしかなかった、という思惑もあった。

特にBETAの進撃スピードによっては、また火星軍の補給拠点と、呼べる貸し出している島を、変更するということで落ち着いたのである。


元々この三箇所は海に囲まれた島であった、つまり島の周りの海を警戒していればBETAからの進撃も簡単に、つかめることが出来る上に、海の中でBETA軍を、倒すのは比較的楽なために、このような場所にしたのであった。


こうして色々と会議が行われて・・・・・・。三日間が過ぎて・・・・・・・。


火星軍は新たに、地球上に三箇所の拠点を、手に入れることができたのだ、

だからこそ、同時に火星軍が地球がを持ち込んだ、機動兵器など調べる為にも、各国からの選りすぐりが契約者として、手を上げてはいたが、結果としては、その地球の候補生達は、結局として、火星軍と政府で色々とテストをしたうえで、契約者として、【テストパイロット達】と【整備兵士達など】多くを採用した、


その者達は、火星政府と軍によって契約していることからも 地球側では契約者とこの日から、正式に呼ばれることと成った。

また各国の契約者の扱いは、完全にエリート集団、と呼ばれること事となっていく。


そのためか各国に元々、存在していた、エリート集団は、または自称エリートと、呼ばれる連中からしてみれば、非常に疎ましい存在になっていくが・・・、だが国にしてみれは貴重な存在であるために・・・・・・。

その間に火星軍は3か所の、島を正式に、その国が領土しているために、借地として、借り受けるために、一時的には早いが、ジェネラルに乗せていた、さまざまな物資や戦車などを、インドと日本帝国の2つで分けた上で、のちに様々な国が欲しいとして兵器のデータのみだが、その2国は売りさばくことで。

政治的にも経済的にも、ある程度楽にはなっていた。



東ドイツ側としては・・・・・・。

第666戦術機中隊は、元々粛清の対象部隊ではあったが・・・・・・。


一ヵ月後・・・・・・。東ドイツ最強といわれる、第666戦術機中隊は、その部隊ごと全て契約者となっていた。

これには最前線で、戦った戦果も有る上に、契約者が元から二人いるために、二人だけを抜いて、新しい隊長を入れた状態では・・・、恐らく・・・、まともに戦えないと、上層部が判断したために、祖国いるだけでも問題が色々とあるために。


せめて祖国の為に役立ってもらうとして、レーザーヤクトの戦術などを教える教官部隊としても、一番近いマダガスカル島に、送られることとなった。

それと同時にシュータジュ所属の、ベアトリクス・ブレーメ少佐も、所属部隊から外されたのだ。

彼女も契約者であるために、第666中隊と共に、マダガスカル島に送られることになった、彼女の戦術機の整備する、整備師達も引き連れての参加であり、むしろこっちが本命なのだから仕方がない。

ドイツという国は、国の中に二つ軍隊を持っているために、シュタージュの独自の戦略としても、確かに情報はほしいが・・・、だがその情報はあくまでも、各国が全てを知ることが、前提の情報なのだから・・・・・・。





だが彼女達にも、知らないことがあったが・・・、いや地球の各国にもまさか・・・、陸上を走って動く戦艦などが、すでにマダガスカル島・硫黄島などに運び込まれて・・・、稼働中であることを・・・

これはすでにルナツー要塞内部で組まれていたのを、支援物資の名目で、地球に降下させたのだ、
さすがにあの陸上戦艦の大きさは、一度どに降下させると、ばれるために、組み立て方式として。

バラバラの状態で、降下させた上で、生産ラインなどを、ベクトラ級をピストン輸送を使って色々と物資を運びこむ、ついでに極秘裏に運び込まれた上に、生産ラインは完全に作られたのだ。

また量産型ガンタンクや、61式戦車なども、普通に火星軍は配備していたのである、

この分の生産ラインもしっかりと三島に運び込まれた上にすでに生産ラインは動いていたのだ。

これは61式戦車は、その圧倒的な火力と機動力、そして防御力が、BETAへの進撃を圧倒的に遅くさせていたのだ。


ドイツ側もこれを大量買いこんでいた、砲弾もその補修パーツもだ、そうでなければ戦車といえでもしっかりと整備しなければ動かないからだ。

あとは量産型ガンタンクと量産型ガンキャノンも、売りには出されていたが、この売りに出されているすべてのМSは基本的に、動力炉はバッテリータイプに交換されている、これは地球側と協議した結果である。

地球側としても、今はまた核融合炉は、自分たちの手に余ると、いうのはわかっていたから。

だからこそ、バッテリータイプに、変更されているのだ。それのおかげで各国の一部ではあるが、

量産型ガンキャノンと量産型タンクの二機種限定はあるが、アメリカもそれぞれ60機ほどは数をそろえられた。

こうしてあの、交渉事から一ヶ月という月日が経過しながら・・・・・・。火星軍は無事に、地球上での三箇所の軍事拠点を確保できたのだ。



そのためか火星軍は、早速に兵器の生産ライン、や船舶の生産ライン等を、ルナツーの工廠から多数持ってきており、ベクトラ級の整備もようやく普通に出来るようになっていた。



これは最低でもベクトラ級は一隻は確実に地球に降下することが決まっているために、補修用や整備用などに必要な施設が整ったのだ。

だからこそ、地球上に存在する各国は、余計に自国のテロや宗教テロに、一層おびえることとなった。
 
 

 
後書き
なんとか 色々と手をくわえられました。 

結構大変なことになりましたが、 島を渡してしまった 国に対しては 何かしらの補填が必須だと思ったので。

日本とインドだけは先駆けて色々と入手しています、 ミディア級も当然手に入っています、 
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