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麗しのヴァンパイア

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第八十五話

第八十五話  一本のワインで
 カーミラはパンと日本のスライスチーズを食べながらそのうえで赤ワインを飲んだ、そして一本飲み終わり。
 無花果も食べ終わってから使い魔達にこう言った。
「いい栄養補給になったわ」
「お味は如何でしたか」
「そちらは」
「満足したわ」
 笑みを浮かべての返事だった。
「これ以上はないまでにね」
「それは何よりです」
「ではですね」
「今日もまた楽しまれますね」
「一日を」
「ええ、ただ朝御飯を食べたから」
 それ故にというのだ。
「今からね」
「はい、お休みですね」
「それに入られますね」
「朝は寝る時よ」
 吸血鬼にとってはそうなのだ、カーミラは元々夜に動き日が顔を出している時は眠っている暮らしをしていた。
 それでだ、こう使い魔達に言ったのだ。
「だからね」
「はい、では」
「その様にされて下さい」
「ベッドの用意は出来ております」
「既に」
「そうさせてもらうわ。ベッドはね」
 やはりと言うのだった。
「天幕付きに限るわね」
「左様ですね」
「ご主人様のお好みはそうですね」
「日本においても」
「羽毛のものですね」
「ええ。そして眠りから覚めたら」
 それからのこともだ、カーミラは話した。
「その時はね」
「はい、それからはですね」
「お風呂に入られ」
「身体を奇麗にされて」
「それからですね」
「今夜も一日を楽しむわ」
 こう言ってだ、そしてだった。
 カーミラは服を脱いだ、下着までも。
 そうして一糸まとわぬ姿になり天幕のベッドの中に入った、そうして日の光を見つつそれが強くなろうとする中でだった。
「お休みなさい」
「では」 
 使い魔達と挨拶を交えてだった。
 窓のカーテンも閉めさせて眠りに入った、最高の栄養補給を行ってその栄養を眠りに入ることに使うのだった。


第八十五話   完


                  2018・9・5 
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