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『A.H』

作者:零那
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『リリック』



『目に見えないものを信じていられたのなんて』1度だって無かった気がする。

『何もかもが見えすぎて解らなくなっている』
見たくないものまで見えて解りたくないことまで解ってしまって、うんざりすぎるほど醜い。

『たいして意味ない言葉たちばかり紙にならべてる 詞でも書いたかのような気になって』
私も同じ。吐き出すことでしか保てなかった。今もそう。

でも今は昔とは違う。
貴女の詩が在る。
貴女自身が其処に在る。
私には貴女が希望の光だから。

貴女となら『悲しみも苦しみも何もかも分け合え』そうな気がした。普通そんなこと出来ないけど、貴女は叶えてくれた。

私は貴女の分を背負えてないけど、貴女は間違いなく私の分を背負ってくれた。

いつでも泣きたいときは包んでくれる。頑張りたいときは背中押してくれる。

貴女のこと信じられる。
貴女の心の奥底の本心は目に見えないものだけど、それでも貴女は信じられる。

解らなくなっても解りたい。
貴女がほんの一瞬でも1日1回心からの笑顔ができたなら嬉しい。


 
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