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ラブライブ Sのメモリを持つ探偵

作者:末武克之
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プロローグ 始まり

とある高校に通う鳴海恭介はつまらない学生生活を過ごしていた。
「仮面ライダーか」
そう言って子供の頃憧れたライダーを思い出しながらゲームセンターに向かっていた。
「マナちゃん!」
大声で誰かが誰かの名前を呼んだ。
恭介は振り向くと子供がナイフを持った男に首もとにナイフを近付けられていた。
「お願いです!その子は関係ないんです!」
女性は涙を流しながら言った。
「知るかよ!このガキはムカつくから殺す!」
男はナイフを力一杯刺そうとした。
だが。
「いででででででで!」
ナイフを持った男の腕を力一杯掴んだのは恭介だった。
「やれやれ、ナイフを持つのは切り裂く覚悟があるだけだぜ!」
そう言って恭介はナイフを片手に持ちながら言った。
「ママ!」
子供は涙を流しながら母親に向かった。
「この街を泣かせる奴は許さない」
そう言ってナイフを投げて恭介は帰ろうとした。
だが。
ドシュッ!
後ろから何かが恭介を刺した。
それはさっきの男がもう一本のナイフで恭介の背中を刺した。
「死んでしまうのか?俺は?」
そう言って恭介は倒れずに凶器を持った男性の体を押さえ付けた。
「離せ!離せ!」
恭介の意識はそこで途絶えてしまった。



ーーー?ーーー


恭介は目を覚ますと知らない場所で寝ていた。
「目が覚めたか?少年」
そう言ったのは白い服に白い帽子を被った男性だった。
「あんたは!鳴海荘吉」
恭介はそう鳴海荘吉を見て言った。
「俺の名前を知ってるとはな」
そう荘吉は恭介に言った。
「一応スカルを見て生きてきましたから」
恭介はそう荘吉に言った。
「なら、話が早い!お前には行ってほしい世界があるんだ」
そう荘吉は恭介に言った。
「行ってほしい世界?」
恭介はそう荘吉の目を見た。
「その世界でガイアメモリの売人たちが関係ない奴等を苦しめている!だから頼めるか?」
荘吉はそう恭介に聞いた。
「構わないぜ!おやっさん!」
そう言って恭介は帽子を被るポーズをして言った。
「なら、二代目スカルは任せたぜ!」
荘吉はスカルメモリとロストドライバーを恭介に渡した。
「いってきます」
そう言って恭介は走り出した。



ーーー?ーーー


恭介は走り抜けると知らない場所に立っていた。
「どこだ?」
そう言って片手にスマホを持ち地図を見た。
そこは秋葉原のど真ん中だった。

続く 
 

 
後書き
次回はμ'sのメンバーに会い伝説の1ページが刻まれる! 
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