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ソードアート・オンライン~遊戯黙示録~

作者:マローン
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FILE63 オズマとレイナの身内動画まとめ・ガチャモンとモックの企み

 
前書き
オズマとレイナの身内動画をここでまとめて掲載します、もしかしたら重要な伏線を発見できるかもしれませんよ。

まあ、今回は手抜きです(笑)毎日二度の更新は何かと大変ですからご容赦ください(-_-;) 

 



『オダギリ ハズマ君の身内動画』

小田桐弭間って―――俺の本名だと?奴ら、プレイヤー達の個人情報を調べ上げておいたのか。まあ、俺達の身内動画なんてのが出来ている時点で、俺達の本名が割れていたとしても何の不思議もないが。

そして、ガチャパットに映し出されたのは、色彩が無い、白黒アニメのようなアニメーションだった。しかも、登場人物たちは全員真っ黒なシルエットのような姿になっており、顔が判別できないと言う有様で、かなり手抜きのクオリティーなのが丸わかりだった。

すると、画面の下の方に登場人物の台詞が、テキストウインドウとして表示されていた。どうやら、音声も無いようで、台詞は全てテキストで表記されるようだった。

記者『オダギリさんですね?息子さんが、お孫さんがソードアート・オンライン事件の被害者になったと聞きました!ハズマさんの父として、祖父として何か一言お願いします!』

マイクを持った人物の口元から、小さな吹き出しのマークが出現すると、画面下にそんなテキストウインドウが表示された。
どうやら、俺達がSAOに閉じ込められた後、ウチにもマスコミたちがやって来て、被害者家族としてのインタビューを受けたようだった。
すると、俺の親父らしき人物だろう、黒いシルエットの口元に吹き出しのマークが出現して、

ハズマの父『何か一言とか言われましてもねぇ~』

記者『ハズマさんのお父さんですね?息子さんはどんな少年でしたか?学校ではどんな様子でしたか?』

ハズマの父『どんな息子とか聞かれてもなぁ~、そもそもアイツ……小学校卒業してから一度も学校行ってねぇからな~』

記者『―――え、えっと……』

俺が不登校である事をあっさりと記者たちに親父は話しやがったようだった。まあ、別にそれはどうでも良いんだが、やはり記者たちはあっけらかんとした様子で息子の不登校を口にした父親に唖然としていたようだった。

記者『で、でしたら、今回の事件の主犯とされる、茅場晶彦容疑者に対して何か一言あるでしょうか?』

ハズマの父『茅場晶彦……?誰だそいつ?そいつが一万人をフルダイブゲームに閉じ込めた張本人って事か?だとしたら、随分と大それたことする奴だぜ全く。んな事したところで、金になりやしねーのによ~』

記者『ど、どうするんだこれ?放送して良いのかこんなの……』

俺の親父が、マスコミたちの期待するような反応や言葉を一切口にしない事で、マスコミたちが困惑しているようだった。
これは、黒いシルエットの姿でもハッキリと分かる。

記者『あ、お爺さん!お爺さんは何か一言ありませんか!?ソードアート・オンラインを開発したアーガスに言いたい事などは?』

親父への質問が無駄だと考えたマスコミ連中は今度は爺さんにカメラを向けて、質問をするが、俺が思ってる通りの爺なら、余計に無駄な事になるだろう。

ハズマの祖父『勝手にカメラ向けてるんじゃねー!俺に取材したければ謝礼寄こしやがれ謝礼!最低で1万円からだ!にしてもアーガスとか言う会社はちゃんと賠償金と慰謝料を出しやがるんだろうな、ああーん!?』


『サワイ レイナさんの身内動画』

サワイ レイナ―――これがレイナの本名。つまり、理由は分からないが、レイナは自分の本名をそのままSAOでのキャラクターネームにしたと言う事になる。

ガチャパットには俺の時と同じ、白黒のアニメが映し出され、相変わらず登場人物は真っ黒のシルエットだった。
映っている人物は4人、病室と思わしきベットで二人並んで寝ている人影と、その近くで何か言い合ってる恐らく男女の二人組だった。

レイナの母『どーして……どうしてレイナまでナーブギアを!!あ、あの子がフルダイブなんて、で、出来るわけがないはずなのに!』

レイナの父『これもそれも全て……あの男などと関わった事がそもそもの間違いだったんだ!!エリカと奴の付き合いをなぜ、今までずっと放置していたんだ!』

レイナの母『ま、待ってよ!貴方だって……エリカがあの人から色々な事を教わったり、研究のお手伝いをさせてもらってる事を為になるだとか、良い影響だとか言って、大歓迎してたじゃない!なのに何で私のせいにするのよ!?』

レイナの父『お前は私よりもずっと、娘たちと過ごす時間も、あの男と会う機会もあっただろう!そのお前がしっかりしてないでどうするんだ!?』

レイナの母『ひ、酷いわ……そんな、そんな……』

レイナの父『エリかもレイナも、下手をしたら二人とも二度と目を覚まさないまま、ゲームの世界で命を落としてしまうなんて事になったら、お前はどう責任を取るつもりなんだ!!』


『オダギリ ハズマの身内動画part2』

相変わらずの、色彩の無い白黒のアニメーションで、登場人物たちは黒いシルエットだった。そして、台詞も全く変わらず、それぞれのキャラクターに吹き出しのマークが出た状態で、画面下に台詞がテキストメッセージの文章で表示されるだけだった。

ハズマの父「お勤めご苦労さん、クソ親父」

ハズマの祖父「ったく、めんどくせーったらありゃしねー!」

俺の自宅アパートの中と思われる場所で、親父と爺さんの二人きりでの会話の場面だった。爺さんはまた何か気に食わない事があったらしく、黒いシルエットの姿でも分かる位に不機嫌さを出していた。

ハズマの祖父「なんで、泥棒市で女子中学生の裏ビデオ売ったくれーで察に捕まらなきゃならねーんだ!毎日毎日、ここじゃそこらじゅうで毎朝やってる事じゃねーか!」

ハズマの父「警察の連中、近頃は大人しくしてやがったと思ったら。久々に大胆に泥棒市を取り締まってきやがったな。ま、逃げ遅れたあんたも迂闊だったってわけだ」

ハズマの祖父「あの警官の態度がムカついてしかたがねー!俺の生活保護を打ち切るだぁ!?バーカ言ってんじゃねーぞ!テメー如きにそんな権限あるわきゃね―だろうが40過ぎの平巡査如きが!出世してから出直してきやがれってんだ!」

ハズマの父「一週間で釈放されたとは言え、これでアンタは前科三犯になったわけか。前前前科ってか?だははははっ!!」

ハズマの祖父「歌の歌詞に例えて笑ってんじゃねーバカ息子が!だいたい国民の税金で給料もらってるのは公務員連中だって同じじゃねーか!なのに何で同じように国民の税金で給料もらってる俺ら生活保護受給者を見下しやがるんだ!こっちから言わせりゃ、同じ税金食い虫でも、テメーらの方が金取ってるだろうが畜生が!」


『サワイ レイナの身内動画part2』

映し出された映像に移っているのは、小さな個室と思わしき部屋と、一人の真っ黒な女と思わしきシルエットだった。

レイナの姉「ごめん、ごめんねレイナ……」

テキストウィンドウには台詞の前にハッキリと『レイナの姉』と表記されている。つまり、このゲームにレイナと同じようにフルダイブして、そのまま囚われたレイナの姉妹と言うのは姉の事だったわけだ。

レイナの姉「私が……貴方をソードアート・オンラインにフルダイブさせたばっかりに!」

レイナの姉がレイナをソードアート・オンラインにフルダイブさせた―――それはつまり、レイナの姉がレイナにソードアート・オンラインを勧めて、自身も共にフルダイブしたと言う事なのだろうか?

レイナの姉「私が――私が絶対に貴方を助けて見せるわ!私の考えが正しければ……あの人もきっと、この世界にいるはずだわ。だから―――あの人を探し出せば!」



※ ※ ※



ガチャモンとモック……SAOのマスコットキャラクターを自称しながら、様々なイベントなどをプレイヤー達に仕掛け、その精神を惑わし、翻弄、そして時に苦しめる存在であった!

そんなガチャモンとモックは彼ら二人の巣窟である体育館にて、モックはパソコンの操作で何かの作業に没頭!――そんなモックを尻目にガチャモンはソファーにぞんぶり返るように寛いでいた! by立木ナレ

ガチャモン「いや~、盛りがったねモック~。リアルマネーゲーム、パックハント・ドライブは実に盛り上がったよぉ~。成金の人達も実に楽しんでくれてたみたいだしね~」

モック「全く、アンタは楽観的ですなガチャモン!こっちはあの時内心でヒヤッとしてたんですぞ!」

ガチャモン「ヒヤッとしたって何時さ?何時何分何秒、地球が何週回った時なんだよ!」

モック「昔の子供みたいな屁理屈捏ねないで下さいよ全くもぉ!決まってるじゃないですか!オズマさんがユーノス・ロードスターでキバオウさんのエスティマに突っ込んで、壁に激突!そしてその建物の屋上の成金の人達が何人か落下した時ですよ!」

ガチャモン「ああ~、そんなハプニングもあったんけね。まあでもさ、そー言う、ハプニングもあってこそのリアルマネーゲーム!プレイヤー達がお金の為に他人を押し退け合って、蹴落とし合って、大金を奪い合う姿が引き起こす予測不可能なハプニングも見てて悦なんだよこれが」

モック「そうは言いますけどねガチャモン。うっかりあの人たちがパニックになった拍子に、アミュスフィアを使ってログインしてるとか、そんな余計な事を口走った日には、バレちゃうじゃないですか!我々が現実世界の人達を独自のネットワークとハッキングシステムを通じて、短時間ながらログインさせていた事が!」

ガチャモン「はいはい、モックてば心配性だなぁ~。そうならないように、オズマ君があのハプニングを起こした時に、僕が即座にあの成金たちをログアウトさせたんじゃないの―――まさに、ナイスファイインプレ―!」

モック「はいはい、自画自賛の腕前は一丁前ですなアンタは!まーでも、賞金を総額で300万円も支払う事になりましたが、あの成金の方々から徴収したお金で元はほぼ取れましたですし―――なにより、またしても貴重なデータが集まったですぞぉ~」

ガチャモン「良いね良いね~、ボスの計画を実行に移すその時に備えて―――SAOの内部データの解析も勿論だけどさ、プレイヤー達の適正値もちゃんと調べ尽くさないとね~。」

モック「けど、カーディナルに検知されないように我々も細心の注意を払わなくてはなりませんですな~。いくら我々が高度なステルス能力を保持しているとはいえ、相手はカーディナルですからな、感知されてしまったら一溜りもありませんですぞ~」

ガチャモン「ま、そこは気を付けつつも、計画を遅れさせないようにやろうじゃないの。SAOはようやく半分がクリアされた程度だからね、まだまだ時間はたっぷりあるよ」

モック「ぐほほっ!ガチャモ~ン。それはそうとYUIはどうなってるんですかね?相変わらずカーディナルによってプレイヤーへの接触を禁じされてるんでしょうかね?」

ガチャモン「そうみたいだね、僕たちとしてもさ、そっちの方が好都合ってもんじゃんか。折角僕たちがプレイヤーの皆に素敵なイベントや公開処刑で精神的な変動を与えまくってるってのにさ、YUIが出てきたりした日には、余計なメンタルケアとかしてきて台無しになっちゃうよ~」

モック「やれやれ、我々の計画も何かと不確定要素が多くて厄介ですな~。それはそうとガチャモン、リアルマネーゲーム。早くも次の計画が持ち上がってるらしいですな?」

ガチャモン「モチのロンだよ!しかも次回はその規模も注目度も今回の比じゃないさ、きっと人間達の醜くて汚い本性を―――たっぷりと堪能できそうで楽しみだよ!くすすすすすすすっ!!」

モック「ぐっほほほほほほっ!そりゃ、待ち遠しい限りですなぁ――――!!」 
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