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真説魔法少女リリカルなのはエトランゼ改

作者:ケン009
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1部 稀有な人生の始まり
1章 人生何があるか分かったものじゃない
  そして

 
前書き
真説の綾や再構築の綾より
言葉使いが悪いです
最近再構築の方も荒いというかぶれてるというか
そうそうヒロイン決まってないです。
実際エトランゼの方は最初決まってなかったですので
 

 
「知らない天井だ・・・」

 お決まりの台詞を言いながら、眼を開けようとした
その時人影が見えたので、俺は反射的に顔の形がうっすらと見えたので攻撃をしてしまった。

「きゃ!」

 可愛らしい声を出しながら俺の攻撃を首をかしげて回避した。
俺は、反撃に備えて身を固くしたのだが一向に来なかった
そして意識が完全に覚醒してしっかりと見たら
紫色の髪をした深窓の令嬢のような女の子が驚きながら俺を見ていた。
確かすずかだったと思い出した。

「あっ」

 俺はやばいと思いながらそれを言うのが精いっぱいだった
その時すずかの声を聴き
結構の人が部屋の中に入ってきた。

結構って言っても、アリサを除けば
多分士郎さんの息子さんの恭也さん、多分似ているのですずかのお姉さん、あの時いたすずかのお姉さんの近くにいたメイドさん
外人の男性多分アリサの父親だろう。
その隣にお姉さん
その二人の後ろに執事服着てる人と
メイドさんと同じファッションの女の子
まぁ部屋自体は大きいが俺を合わせて11人

 はは・・・
俺はストレートを出した状態で硬直していた
しかもすずかがかわしたので顔が触れるかどうかの位置で・・・

 話せばわかってくれるだろうか
一応手を引いて事の顛末を説明した。
恰幅の良い男性が俺の前まで来てくれた。
「私の名前はデビット・バニングス。本当にありがとう。南條綾君。
うちの娘や友人のすずか君まで救ってくれて」

「いえ、俺の方もこうして介抱してくださって助かりました」

 そう言ってデビットさんは握手を求めてきたので、俺もそれに答えた
お次は後ろにいたのは恭也さん。
面倒だな
何か聞きたそうだけど思ってたら恭也さんが俺に向かって話してきた

「本当に助かった・・・だが」

「そうですね。
ただ心配だから皆さんいるってわけじゃないよな。
どうみてもデビットさんは偉い人みたいだし
すずかにしてもお嬢様で・・・
はぁ~何が知りたいんです?」

 けんか腰になりそうだったけれど、
一応丁寧に聞いてみた。

「まぁ俺たちも取って食おうなんて考えてないからそう構えないでくれると嬉しいんだが」

 恭也さんはおれを落ちいつかせるためにそう言ってきたのだが、
俺は警戒をやめなかった。

 覚醒したのはついこの間だが、この体はすべて覚えている。
気を許したら蹂躙されると
俺の体は見えるところ以外は体中に打撲跡や傷跡がしっかりとある。
女だから優しいとか関係ない

 俺は自分の姿を見ると長袖のシャツと長ズボンにしてくれてるから
気を使ってくれてると思う
着替えさせてくれたということはこの傷跡は見たはずだ

「ねえ、そんなに気を張ってたら疲れない」

 ふいにアリサが俺に聞いてきた

「教えといてやる
優しい手をかざしながら裏ではあくどい奴らもいることを」

「何私たちがそうだっていうの!」 

 俺がそう言ったらアリサはそう反論してきた。

「アリサちゃん」

「何よすずか?
助けられたのはそうだけど、そんな喧嘩腰じゃ敵を作るだけでしょ」

「はぁ~、面倒だな、恭也さんでしたっけなにが聞きたいんですか?」

 俺はアリサを無視をして恭也に聞いてみた。
多分何かあって敵になったら今の自分ではこの人たちに勝てない。
あの時の尋常じゃない動きをした恭也にしろ
すずかのお姉さんの内面の魔力
そして何より2人のメイドの気配が感じられない
イレインと呼ばれたメイドのような感覚だ。
そして俺の前にいるこのすずか
無意識的にはなった攻撃をかわしたことはビックリだ!
当たったら当たったらでそれは困ったことになってたが
俺は恭也の顔を見て警戒はとかなかった。

「君が落ち着かないのは仕方ないことだと思う
実際に知らない人たちだからな
聞きたいことは一つだな。
君はこの力を」

「まぁ、出来れば使わないことに越したことないというのが本心だ。
一応平和な国であのような破壊の力は騒動の一環になってしまいますし、
トラブルの的になる。
それに魔法とは・・・」

 俺は指をパッチンして指を鳴らした。
そうするとベッドの布団が自動でたたみだした。

「こういうものの方が夢があっていい!
初め良ければ半分終わりってやつだbな」

「くすっメリーポピンズかい」

 デビットさんがすかさず答えてくれた
こっちに転生して調べたらあったのはビックリした。
ドラゴンボールとかあったり、基本的には俺がいた地球とよく似てる
もちろん違うところもあるのだが

「まぁ破壊的な魔法より、こういう魔法なら平和で、しかも楽が出来るから良いと思うけど
なんにしろ人前で使わないことが一番だな
こんなことがばれたら見世物小屋行きだ!
TVとかに出されて珍獣扱いとか
こりごりだ」

俺は両手を肩の位置にあげお手上げのポーズで答えた

「恭也君」

「えぇ多分大丈夫だと思います」

 デビットさんが恭也に聞いてそう答えた
どうやら俺という人間を観察したところか

「あれだな、あのような破壊呪文を使う人柄を見たってところか?」

「お見通しかい?」

「可愛い娘や妹に怪しい自分たちの知らない能力を持った化け物がいる。
俺なら怖いですよ」

 俺は自暴自棄に答えた。

「はは」

 恭也さんはそんなつもりはないのだがという感じで笑ってくれたが
俺という人間を見定めてる感じだ

「それだけか?」

「あ・・あの」

 俺の目の前にいたすずかが聞いてきた。

「確かすずかだったな?
何?」

「本当にありがとうございました。私は月村すずか 小学3年生ですよろしくお願いします」

「そういえば忘れてたわ。私もすずかと同じ私立聖祥大附属小学校三年生よ
改めてアリサ・バニングスよ」

 えっと確かこの世界の俺と同い年になるのか

「あ~俺と同じ学年だったんだ」

「え~~~~~」

 皆さん驚きの合唱

「何?身長が低いからと年下だと思ったわけ・・・」
自己紹介してくれて答えないのは礼にかけるか
綾先日付けで南條の性になったから
南條 綾だ」

「ううん、反対に年上だと思ったんだけど」

 すずかは本心でそう思ったらしい
身長が123しかないから普通は年下だと思うんだけど
あのトラブルがあったからそう思ったのかもしれない

「綾君はどこの学校か決まっているのかい?」

「さぁデビットさん?
先ほども言ったように先日付けで南條姓になりましたが
先日の飛行機事故で親もいなくなったので」

「鮫島」

「お任せください」

 鮫島と呼ばれた執事服の男性はすぐに部屋の奥に消え出て行ってしまった。

「そうそう綾君」

「はい」

「自己紹介の途中だったね、こちらが妻の・・・」

「こんばんわ、娘を助けてもらってありがとうジョディー・バニングスです」
 
 多分30代前後だと思うがまだまだ25歳以下にしか見えない若さを持っている。
士郎さんの奥さんもそうだけど女性陣は若作りなのかこの世界は?
俺を買っていたやつらはそうじゃなかったからこの街特有なのか

「バニングス夫人。目の前に少女がいたら、手助けできる力があれば基本手を貸すと思う」

 俺に起きたことはこの人たちに関係ない
一般常識として女子供があんな状況なら助けるだろう
たとえ自分が逃げるついでだとしても

「私はその現場を見ていませんが、話を聞く限りあなたが一人で逃げれることもできたのでしょう」

「それだと目覚めが悪い、出会いは最悪でしたが、こうしてきれいな女性と出会えたから俺的には、ラッキーなのでしょうね」

「まぁ年齢の割に口がうまいわね」

「ありがとうございます。」

「こちらが・・・」

「俺の名前は高町恭也だ。バニングス家・月村家の友人だ」

「倒れた時にけががないということは支えてくれたのは恭也さんですね
ありがとうございます」

「いや、こちらこそ最悪な状況を止めてくれてありがとう。こちらが」

 恭也さんの隣にいた長身の女性が少しだけ前に出た。

「私は月村忍。 すずかの姉よ。こちらが家のメイドのノエルとノエルの妹ですずかのメイドのファリンよ」

「綾様本当にすずか様をお助けいただいてありがとうございます。」

「綾様すずかちゃんをありがとうです」

「こちらこそ」
 
 ひと通り自己紹介が住んでこの家の家主のデビットさんが聞いてきた。

「南條という性と養子縁組で思い出した
隆行という男性を知っているかい」

「南條隆行さんですか?
同じ人かは知らないが、おれの親となるはずの人ですがそれが何か?」

「なんというめぐりあわせか、私が目をかけていた南條君があの飛行機事故で無くなってね
話に帰国したら息子が出来ると聞いていたので、君が」

「多分、本当に世界は狭い!
恭也さんのお父さんは士郎さんですよね」

「なぜそれを」

「先日おやっさんって言っても通じないか
鳴海荘吉さんと一緒に翠屋に行った時に鳴海さんに紹介されたので」

「そうか」

 そう言った瞬間
ベッドの隣に置いてあった俺の荷物から着信音が聞こえた
俺は一言謝ってから電話を取った。

[綾大丈夫か]

[おやっさん、なんとか、トラブルに巻き込まれて今デビットさんの家にいるよ]

[あぁ士郎に聞いて把握はした。
今から俺もそちらに行くと伝えてくれ]

[了解]

 最低限の事だけを言って電話が切れた
俺はそのことを素直に伝えた。


 それから少しだけこの人たちと談笑した。
この女の子たちから裏は感じられないから
この子達がいる間は安心だろうと思い俺も少しガードを下げた
それから少ししてから、
バニングス夫妻を除いて、夜の一族の事を説明してくれた。

 血のおきてじゃないけれど夜の一族にはおきてがあるらしい
人間の世界だから仕方ないのだが、本来は知ったら一族の者になるということ
基本恋人らしい
将来性を考えたらこのすずかという女の子はお買い得かもしれないが
紫の君を作るつもりはない

 俺もこの世界では同じ年だから紫の君にはならないと思うが
年相応になれば、この二人は絶世の美女になるのだろう
相手が惹かれてないのに、そんな掟で一生を縛るのはばかげている
そうじゃなかったら神の欲しいものでナデポとかニコポだったっけ
それを獲得してるだろう。

 記憶を消させてもらうということで行ったのだが俺にはその手のものは効かなかった
転生設定により忘却、魅了、強制などは通じない。
よっぽどの力を持った奴が相手ならわからないが
人じゃないものって言っても力関係は神よりは下のはずだしな
いうことで、俺は、恋人は拒否してもらったか、友人ということで了承してもらった。
アリサは友人としてならということで了承を得た。

 今この部屋にいるのは俺とすずか、アリサとすずかのメイドのファリンのみとなった。
大人たちはおやっさんだけでは無く士郎さんまで来て話し合いをしている。
まぁ十中八九俺の事だろう
子供は子供通しで話し合いますか

「早く私たちの親友に紹介したいね、アリサちゃん」

「そうよね」

「俺まだ君たちの学校に行くと決まってないんだけど、
それに学校に通うとも決まってはいない」

「あ~」

「多分ね、アリサちゃん」

「うん、もう決まってると思うよ」

「なんで?」

「家のパパたちが何かしていると思うから」

「多分うちも同じかな、
それに士郎さんまでいることだし」

「まじかよ」

 俺は拒否りたくなった。

 俺は二人と談笑していたのだが、毛並みの違う2人の天使がうとうとと眠りの世界に旅立ったので、ゆっくりと部屋の外に行き、ファリンに伝えて俺が招待された部屋に戻って休みを取った。

 こんなに熟睡できるベットがあったなんて初めて知った。
やはり俺自身初めて尽くしだったから疲れていたためかもしれないが、
きっと両方だろう。

これを機に魔法の訓練と自分の身を護る為の体づくりを本格的にしようと心に決めた。
睡眠中にまさかこんなことが起きるとは
俺の1日はまだ終わりそうもないみたいだ
そうこの時の俺は、まだ知らなかった。 
 

 
後書き
アリサのお母さん
劇場版のリフレクションで名前が出てきた記憶はあるのですが
わからないので奈々・バニングスになりました。
お父さんはデビットさんですね
大まかの話の筋は変わってないのですが
今回は両親は亡くなってるから変わったりしてます 
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