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『腐敗の館』

作者:零那
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『未練』



今迄、たった1日さえ忘れたこと無い。

一体何度、君を呼んだかな。心の中でどれだけ君を叫び呼んだかな。

真実なんてきっと知らない。いつだって傍にいたかった。

独りにはさせたくなかった。正しい判断、そう信じてる。

でもやっぱり夢に見る君は、あの頃のままで涙が溢れる。

どうしようもないそんなイタミと、どうしようもないこんな僕は、いつも隣り合わせ。

大切なものは近くにある。今此処にある。なのに...。


 
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