| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

英雄伝説~灰の軌跡~ 閃Ⅲ篇

作者:sorano
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第65話




~星見の塔・屋上~



「ヴァ、ヴァイスハイト陛下!?それにリセル皇妃陛下や他の”六銃士”まで……!」

「な、何で、リセル教官達がこんな所に……!?」

ヴァイス達の登場にリィンとユウナは驚きの声を上げ

「おいおい、俺達がここにいる事はそんなにおかしくないぞ?」

「そうね。何せ交流会に訪れたエレボニアのVIPの関係者が行方不明になったのだから、その捜索、並びに行方不明になった人を”保護”する為に様々な事情で軍に警察、そして遊撃士達が忙しい中手が空いている私達”六銃士”自ら動いてもおかしくないでしょう?」

「エ、”エレボニアのVIPの関係者が行方不明になった”って、もしかして………」

「………ぁ………………」

「………………」

ヴァイスとルイーネの答えにアルフィンは驚きの表情でリーゼアリアに視線を向け、リーゼアリアは呆けた声を出して辛そうな表情をし、エリゼは複雑そうな表情で黙り込んでいた。



「とは言っても、それはあくまで”我々六銃士が全員揃って”少しの間クロスベルを留守にする”建前”で、”本命”は貴方達です――――結社”身喰らう蛇”の残党に”地精(グノーム)”。」

「………………」

「へえ?僕達に何の用かな?”実験”も終わったから、もう撤収する所だよ?」

エルミナの説明にジークフリードが黙り込んでいる中、カンパネルラは興味ありげな様子でヴァイス達に問いかけた。

「あはは、もしかして本気でわからないの?―――――あたし達の”敵”がわざわざクロスベルに姿を現した挙句、あたし達の国で好き勝手に暴れてくれたんだから、それらに対する”落とし前”を付ける為に決まっているじゃん!!」

「――――既に工匠特製の転移封じの結界は展開しました。少なくても貴方達は”転移”の手段でこの場から撤退する事はできませんよ。」

カンパネルラの問いかけに対して声を上げて笑ったパティルナは好戦的な笑みを浮かべて投刃を、アルは静かな表情で答えて剣とアサルトマシンガンを構え、ヴァイス達も続くようにそれぞれの武装である大剣、銃剣、細剣、双剣を構えた!



「ええっ!?」

「”落とし前”ってま、まさかとは思うが………」

「”結社”を滅ぼす為に行っていたメンフィル・クロスベル連合の”蛇狩り”ですか……」

「ハハ……このタイミングで姿を現すなんて、狙っていたとしか思えないよ。そう言えばエルファティシア皇妃陛下がセリカさん達を後でボク達の援軍に向かわせるといっていたが、まさか彼らも共に来ているのかい?」

ヴァイス達のやろうとしている事を知ったエマは驚き、マキアスは信じられない表情をし、シャロンは静かな表情で呟き、疲れた表情で呟いたオリビエはヴァイスに問いかけた。

「――――その通りだ。」

するとその時まるで女性を思わせるような男の声が聞こえた後セリカ一行がヴァイス達の背後から姿を現した!



「へ。」

「ちょっ、君は……!?」

「アイドスさん!?い、いえ――――”別人”……!?」

「”セリカ”……と言う事はアンタがリィン達の話にあった後でリィン達に合流するつもりだった慈悲の女神(アイドス)の”兄”とやらね………―――何者よ、アンタ。」

セリカ達の登場にマキアスは呆けた声を出し、カンパネルラが表情を青褪めさせて声を上げ、エマはセリカを一瞬アイドスと思ったがすぐに別人である事に気づき、セリーヌは目を細めてセリカに問いかけた。

「――――”レウィニア神権国客将”セリカ・シルフィル。”今のお前達に名乗れるとしたら”、この肩書きくらいだ。」

「―――軍神(マーズテリア)様より”神核”を賜りし者の一人――――ロカ・ルースコートよ。」

「セリカ様の”第二使徒”のマリーニャ・クルップよ。よろしくね♪」

「セリカ様の”第三使徒”、シュリ・レイツェンです。以後お見知りおきを。」

「初めまして~、サリアはご主人様の”第四使徒”のサリア・レイツェンです~。」

「わらわはセリカの”第五使徒”にして”古神七英雄”が一柱、”紅雪”のレシェンテじゃ!わらわの力に恐れおののき、ひれ伏すがいい、結社の残党に地精とやらよ!」

「わたし……ナベリウス………冥き途……門番……よろ……しく………」

セリーヌに問いかけに対してセリカ達はそれぞれ名乗り、セリカ達の自己紹介の一部が気になったセリカ達の事を知らないその場にいる全員は冷や汗をかいた。



「な、なんなんだ、この人達は……」

「しかも”ナベリウス”って確か”ソロモン72柱”の一柱――――”冥門候”の名前じゃない……まさかとは思うけど、あの娘が”冥門候”なのかしら?彼女から感じられる霊力(マナ)もベルフェゴールやリザイラみたいに、”人”が持つにはありえない莫大な霊力だし………」

「そ、それに……あのメイド達は”使徒”って言っていたけど………少なくてもクロチルダさんの”蛇の使徒”とは違うわよね……?」

「え、ええ……そもそもあちらには姉さんと同じ”第二使徒”を名乗る方もいらっしゃいますし……」

「うふふ……アハハハハハハッ!まさかこのタイミングで結社と地精、どちらにとっても”イレギュラー”の存在である貴方達まで姿を現すなんて。フフ、それで”貴方達”はどうするのかしら?」

我に返ったマキアスとセリーヌは疲れた表情で溜息を吐き、困惑の表情をしているアリサの疑問に頷いたエマは困った表情を浮かべてクロチルダに視線を向け、目を丸くしてヴァイス達やセリカ達を見回していたクロチルダはやがて声を上げて笑った後意味ありげな笑みを浮かべてカンパネルラ達とジークフリードに問いかけた。



「クク……ハハ………ハハハハハハッ!当然、やり合うに決まっているじゃねぇか!まさか、”味見”のつもりで来たのにこんな”御馳走”まで転がりこんだんだから、当然喰らい合うに決まっているだろうが!オオオォォォオォォオオ――――ッ!」

クロチルダの問いかけに対して声を上げて笑ったマクバーンは好戦的な笑みを浮かべた後再び火焔魔人と化し

「ちょっ、マクバーン!幾ら君でも彼ら―――特に”嵐の剣神”を相手にするのは不味いよ!”嵐の剣神”は彼女――――”鋼の聖女”すらも圧倒したんだよ!?」

「ハアッ!?」

「あ、あのリアンヌ様を圧倒するなんて……」

「フフ、どうやら”形勢逆転”のようですわね♪」

「ハハ、僕達の知らない所で結社にまで恐れられる程の武勇伝を作っていたなんて、さすがはセリカさん達だね……」

慌てているカンパネルラの話を聞いたアリサ達がそれぞれ血相を変えている中セリーヌは驚きの声を上げ、アルフィンは信じられない表情をし、シャロンは微笑み、オリビエは苦笑していた。



「ハハハハハハッ!アリアンロードを圧倒したって話が本当なら、余計に面白くなってきたじゃねぇかあっ!!”英雄王”と”漆黒の守護神”へのリベンジの前哨戦にちょうどいい相手だ。アツく喰らい合おうぜ、”嵐の剣神”!!」

「フフ、相変わらずセリカは人気者ね。」

「俺にとっては迷惑な話なんだがな……それにしても俺がリウイ達に対するリベンジの前哨戦か。この俺と対峙してそんな愚かな事を考えている時点で、お前のような”雑魚”がリウイに届くわけがないだろうが。」

好戦的な笑みを浮かべて異空間から自身の黒き焔によって形成した黒き焔の剣を取り出して構えたマクバーンにセリカが名指しされるとロカは苦笑しながらセリカに視線を向け、セリカは呆れた表情で溜息を吐いた後静かな表情で答えた後ロカと共にマクバーンと対峙し

「あん……!?」

(クク、あの雑魚に見せてやれ、セリカ!”本物の強者”という”力”を!)

セリカの言葉にマクバーンが不愉快そうな表情をしている中ハイシェラは不敵な笑みを浮かべてセリカを促した。



「さて、結社のほうはやる気のようだが………――――そちらはこのまま、尻尾を巻いて逃げるつもりか、地精とやら?」

「………………」

不敵な笑みを浮かべたヴァイスに視線を向けられたジークフリードは何も語らず黙り込み

「うふふ、逃げたいのなら別に逃げてもいいわよ?もし本当に逃げるのだったら、貴方達や貴方達の”主”も所詮は”その程度の存在”で、私達”六銃士”の足元にも及ばない”雑魚”である”証拠”なのだから、”雑魚”に構っていられる程私達は暇じゃないのよ♪」

「ル、ルイーネ皇妃陛下……」

「クク、あんなあからさまな挑発をするとかさすがあのランドロスのツレをやっているだけはあるぜ。」

「クスクス、アッシュさん。ルイーネ皇妃陛下の伴侶の殿方は”ランドロス教官ではなくギュランドロス皇帝陛下”ですわよ。」

微笑みながらジークフリードを挑発するルイーネの様子にセレーネは冷や汗をかいて表情を引き攣らせ、不敵な笑みを浮かべたアッシュにミューズは静かな笑みを浮かべて指摘した。



「クク……まさか我等地精がここまでコケにされるとはな。俺としては”リハビリ”代わりに付き合ってもいいがどうする、”長”。」

「……”観察”だけに留めるつもりだったが、予定変更だ。”蒼”の使用も許可する。全力を持って我等や我等の”主”の”今後”を乱す”イレギュラー”達を今のうちに”始末”しなさい、ジークフリード。」

「ほう……?――――了解だ。来い―――オルディーネ!」

隣にいる球体に判断を促したジークフリードは興味ありげな表情を浮かべた後リィン達にとって驚愕の言葉を口にした!

「な―――――」

「ええっ!?オ、”オルディーネ”って……!」

「と言う事はまさかあのジークフリードという仮面の男の正体は……!」

「……なにが………どうなっているんだ……?」

ジークフリードの言葉を聞いたリィンが絶句し、セレーネとエリゼが信じられない表情をしている中、マキアスは呆然とした様子でジークフリードを見つめた。するとジークフリードの背後に蒼い翼の騎神らしき”影”が現れた!



「あれは……翼!?」

「サザ―ラントでも現れた”騎神”とは別の……!?」

「それにどことなくヴァリマールに似ているけど……もしかしてあの機体もヴァリマールと同じ……」

新たに現れた”影”にユウナとクルトが驚いている中、ゲルドは不思議そうな表情で影を見つめた。そしてジークフリードがリィンのように”影”の中へと入っていくと、”影”は跳躍して星見の塔の屋上に着地し、着地した”影”は実体化した!



「ぁ…………」

「”蒼の騎神”…………」

”影”――――”蒼の騎神”オルディーネが実体化するとアリサとエマは呆けた声を出した。

「――――どうやら、これで”予定通りの流れ”になりましたね。―――パティ。」

「オッケー、エル姉!――――部下に任せて自分は高見の見物なんて真似……気に入らないんだよっ!」

静かな表情で答えたエルミナの言葉にヴァイス達とセリカ一行を除いたその場にいる全員が驚いている中エルミナに視線を向けられたパティルナは突如投刃をジークフリードがいた場所の傍に浮いている球体目がけて放った!

「な―――――」

パティルナの突然の奇襲に球体が驚いた瞬間、球体は投刃によって真っ二つに割れて破壊され、パティルナの元へと戻って行った!



「アル、予定通り、お前達は地精の相手だ。」

「了解しました。」

「マリーニャさん、サリア、レシェンテ、ナベリウスさん!私達も……!」

「オッケー!」

「はいです~♪」

「ん………」

「久々の大物じゃ!その屑鉄ごしにとくと思い知るがよい、わらわ達の”力”を!」

ヴァイスに指示をされたヴァイスとリセルを除いた”六銃士”、シュリに促されたマリーニャ達はシュリと共にそれぞれオルディーネを包囲するようにそれぞれの武装―――シュリは二丁の小型魔導銃、マリーニャは両手に短剣、サリアはスリングショット、ナベリウスとレシェンテはグローブを付けている両手を構えた。

「ええっ!?も、もしかして生身であんなとてつもない存在に挑むおつもりなのですか……!?」

「常識で考えたらあの連中の行動は”無謀”だけど、大方あの連中はあんた達みたいにその”常識”の枠に入らない”人外”クラスの連中なんでしょう?」

「うふふ、レン達と付き合ってきて、わかってきたみたいね♪」

シュリ達が生身でオルディーネと戦おうとしている事にリーゼアリアが驚いている中疲れた表情で問いかけたセリーヌの疑問にレンは小悪魔な笑みを浮かべて肯定した。



「さてと――――残った俺とリセルが”道化師”の相手をするといいたい所だが……――――いい加減出て来たらどうだ、”ギュランドロス”。」

「へ。」

リセルと共にカンパネルラと対峙したヴァイスが呆れた表情である人物の名前を口にし、その名前を聞いたリィン達が驚いている中ユウナは呆けた声を出した。

「クク、”真打ち”は遅れて登場してくるもんだぜぇ?」

すると獰猛な”獣の王”を思わせるような容姿を持ち、”ランドロスと瓜二つの真紅の鎧”を纏い、”仮面を付ければランドロスと瓜二つにしか見えない”大男―――――クロスベル皇帝の一人にして、”六銃士”の”紅き暴君”の異名を持つギュランドロス・ヴァスガンが不敵な笑みを浮かべて屋上と塔内の出入り口から姿を現してヴァイスとリセルと共に並んで自身の武装である大剣を構えた!

「ランドロス教――――いや、もう一人のクロスベル皇帝――――ギュランドロス・ヴァスガン皇帝陛下!?」

「どうしてこちらに……エレボニア帝国政府による介入で、今回の件にランドルフ教官と共にリィン教官達に加勢する事を禁じられていたのでは……」

ギュランドロスの登場にクルトが驚き、アルティナは戸惑いの表情で疑問を口にした。



~デアフリンガー号・1号車~



「ええっ!?ど、どうしてランドロス教―――いえ、ギュランドロス皇帝陛下があそこに……!?さっきまでランドロス教官はわたし達と一緒にいたはずなのに………」

「……くっ………大方クロスベルの”転移”の使い手によって、我々の目を盗んであの場へと転移したのだろう。―――――これはどういう事だ、”ランドルフ准佐”!?クロスベルでの要請(オーダー)が発生した際、君とランドロス教官のシュバルツァー教官達の同行を認めない事は、エレボニア帝国政府とクロスベル帝国政府の間で決められたのだぞ!?何故、それを堂々と破った……!」

「いや、そこで俺を責められても困るんッスけど!?こっちだって、あのオッサンの”独断専行”は今知って、マジで驚いているんだぜ!?」

同じ頃モニターで状況を見守っていたトワは信じられない表情で声を上げ、唇を噛みしめたミハイル少佐は厳しい表情でランディに問いかけ、問いかけられたランディは疲れた表情で反論した。



~星見の塔・屋上~



「ちょっ、何で”紅き暴君”までここに現れる訳!?確か”紅き暴君”はかエレボニア帝国政府とクロスベル帝国政府との取り決めで、ここに来ることを禁じられていたんじゃなかったの!?」

「おいおい、あの件に関係している奴はランディと”仮面の紳士”ランドロス・サーキュリーという男だぜ?オレサマはギュランドロス・ヴァスガン!オレサマはランディでもないし、”仮面の紳士”とは”全くの別人”だぜぇ!」

「いや、無理があるでしょ………」

「む、無茶苦茶過ぎる暴論だ……」

「それに何なのよ、”仮面の紳士”って………というか、あんな無茶苦茶な人が私達の新たな祖国の皇帝の一人なのね………」

「ふふ、常識を平然と破り、国や皇族のしがらみに囚われず自分の思うがままに生きる”紅き皇”………まさに異名通り”紅き暴君”ですわね。」

焦った様子で指摘したカンパネルラの指摘に対して堂々と答えたギュランドロスの説明にその場にいる多くの者達が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中セリーヌは呆れた表情で呟き、マキアスとアリサは疲れた表情で呟き、シャロンは苦笑しながらギュランドロスを見つめた。

「ハッハッハッ、まさか僕の真似をするとは、さすがは我が親友の好敵手だね♪」

「もう……笑いごとではありませんわよ、お兄様……」

「フフ、ですが興味深い対決になりそうですね。」

「ええ………エフラムが知れば、この対決に居合わせなかった事を本気で悔しがるでしょうね。」

一方呑気に笑っているオリビエにアルフィンは呆れた表情で指摘し、セシリアとサフィナはそれぞれ苦笑しながら見守っていた。



「第一、オレサマ達の国で好き勝手暴れた挙句、オレサマ達の国民を泣かせた馬鹿共がいると知っていて、このオレサマが黙っていると思っていたのか?」

「幾ら結社であろうとも、”バカ王”のお前にだけは”馬鹿”呼ばわりされる筋合いはないと思うが……民――――それもまだ成人もしていない女子供を泣かせた事を許さない点については俺も同じ考えだ。」

「……そうですね。私も”教え子”を泣かした貴方達は心の奥底から許せません。そして”教え子”が立ち直ってクロスベルの”意地と誇り”を示したのですから、今度はクロスベルの”皇”であるお二方と”教官”である私達が示す番です。」

厳しい表情を浮かべたギュランドロスに呆れた表情で指摘したヴァイスだったがすぐにギュランドロスのようにリセルと共に厳しい表情を浮かべてカンパネルラを睨んだ。

「………あ…………」

ギュランドロス達の話に出た人物が自分である事にすぐに気づいたユウナは呆けた声を出し

「フフッ………――――だったら、あの娘にとっての先輩である私もロイド達の代わりに貴方達と共に”誇り”と”意地”を示さないとね。仕方ないから貴方達の”馬鹿騒ぎ”に付き合ってあげるわ♪」

「――――ならば俺は未だこんな俺を慕ってくれるクロスベルの市民達の為に、クロスベルの災いになりうるその機体の撃破で示そう―――――クロスベルの”意地”と”誇り”、そして”力”を。」

「エ、エルファティシアさんとアリオスさんまで……」

更にエルファティシアとアリオスもそれぞれ静かな笑みを浮かべて参戦を申し出てエルファティシアはヴァイス達と共にカンパネルラに対峙し、アリオスはルイーネ達と共にオルディーネと対峙し、その様子を見ていたセレーネは苦笑していた。



「ハハハハハハッ!最高にアツくなってきたじゃねぇかあっ!」

「いや、僕としては最悪の展開なんでだけど………ハア。何で、こうなったんだか。」

「フッ、その”意地”と”誇り”とやらでどこまでこの”力”を前に示せるか、見せてもらおう。」

それぞれが相手する使い手達と対峙したマクバーンは好戦的な笑みを浮かべて声を上げて笑い、カンパネルラは疲れた表情で溜息を吐き、オルディーネの中にいるジークフリードは静かな笑みを浮かべた。

「――――トールズ第Ⅱとその協力者の連中!”三帝国交流会”の最中に起こったオレサマ達の国の事件解決の貢献をした礼に見せてやろう、オレ達”六銃士”―――いや、クロスベルの”力”、”意地”と”誇り”を!」

「そして”双界最強の剣士”たるセリカの力も見ていくといい!」

「俺達の戦いを見世物にするな……それに勝手に俺の肩書きまで増やすな………それを真に受けた面倒な連中が増えるだろうが。――――サティアの為に貴様は滅ぼす。―――――行くぞ。」

ギュランドロスとヴァイスはそれぞれ高々と宣言し、セリカは呆れた表情で指摘した後すぐに表情を引き締めてロカと共にマクバーンとの戦闘を開始し、ヴァイス達もそれぞれの相手との戦闘を開始した――――!










 
 

 
後書き


という訳でクロスベル陣営VS結社&オルディーネというまさかの対決です!そして予告していたセリカの相手は予想していた人達もいたでしょうが、”最強”同士の対決という事でマクバーンでしたwwまあ、ロカでも単独で勝てるような気はしますが(ぇ)なお、今回のイベントBGMは魔導巧殻のOP”月女神の詠唱 ~アリア~”のフルVERで、ヴァイス達VSカンパネルラとクロスベル陣営&戦女神陣営VSオルディーネの戦闘BGMは魔導巧殻の”勇猛無比”か天秤の”戦女神 Second half Loop”、セリカ&ロカVSマクバーンの戦闘BGMはZEROの”我が剣、飛燕の如く!”か天秤の”轟け、飛燕の力 戦士arr.ver”だと思ってください(マクバーンだけ、セリカの宣言通り雑魚戦のBGMww)なお次回とその次はお待ちかねの空、零・碧の主人公達も登場します♪
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧