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【シェアワールド】ユア・ブラッド・マインー新約・魔鉄文明英雄譚ー

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必読設定:魔鉄
  魔鉄器時代

 エイジ・オブ・ブラッド。

 魔鉄文明が到来した社会のこと。

 ラバルナ帝国が崩壊し、その技術が流出した、鉄暦2100年の『ブラッドカタストロフ』以後をそれとする説と、ヴァンゼクス超国家連合が成立し、人類の方向性が確定した鉄暦2105年以後をそれとする説の二つに分かれる。

 国際的には鉄暦2105年説が一般的であり、以後を『魔鉄暦』という国際紀年法で表す。

 なお、魔鉄暦の英名は『ブラッド・イラ』。物語の舞台、その基準となる年代は魔鉄暦30年である。


 魔鉄器時代の戦争には以下の特徴がある。即ち

・戦闘の形態は「大群有利」ではなく「製鉄師一強」である。強力な製鉄師ペアは万軍に匹敵し、群よりも個(?)の力が勝る。

・魔鉄によって造られた建造物は、ものにもよるが大抵の場合魔鉄鍛造の過程で行われる『焼き入れ』によって、元の形状を記憶している場合が多い。そのためOI体質の人間が集まれば、簡単に形を復元させることができる。そのため農作物や人的被害は兎も角、建造物に関してはすぐに復興が可能。

・戦争は製鉄師と製鉄師がぶつかり合うモノである場合が多い。これにより、一戦争における人的被害自体が終息していく傾向にある。
 魔鉄暦30年現在では殆ど大規模な戦争は行われていないが、今後一種の『競技戦争・代理戦争』のような形にまでなるのではないか、とする説も。
 これらは製鉄師が持つ『鉄脈術』による大規模破壊力、そして『魔鉄の加護』と呼ばれる特殊な性質により通常の兵士では彼らに対抗ができないため、大軍を以て戦争に臨むよりも、少数の製鉄師を戦場に繰り出す方が、無駄な損失を省けるうえに、勝利の確実性が上がるようになったからである。 
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