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泰将棋について

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第一章

                泰将棋について
将棋の一種で二人で一対一になって遊ぶボードゲームだよ!無上泰将棋とも呼ばれていて長い間一番大きな規模の将棋と考えられていたけれどさらに大きな規模の大局将棋というものがあることがわかったんだ。元は無上大将棋と呼ばれていたんだけれど大将棋と一緒くたになってややこしいから象棋六種之図式という書で泰という字をあてたのが今にまで至っているんだ。
 魔訶大将棋の拡張した形の将棋で大将棋、大大将棋と続く将棋の拡張型の最大形だとされているんだ。けれどこれは大局将棋がわかるまでのことと言っていいかも知れないんだ。魔訶大大将棋ではない大大将棋の駒の子も沢山いるよ。
 これは大きな特徴だけれど王将の駒の子達はいなくて代わりに自在天王というチートと言っていい強力な駒の子がいるよ。太子の駒の子も最初から盤の上にいて酔象の子の成駒の子と合わせて最大で三人の王の駒の子が同時に一つの陣営に存在出来るんだ。あと大局将棋とは違っていて天童市将棋娼館という場所に盤の上に駒の子達が配されている状況が展示されているよ。
基本ルール
 縦横に二十五マスずつに区切られたかなり大きな将棋盤の上で遊ぶんだ、普通の将棋と違って自陣や敵陣という考えがないのは他の大型の将棋と同じだよ。遊び方は遊ぶ人達両方が交代して盤の上にある自分の駒を一回ずつ動かしていくんだ。本将棋と違って持ち駒という考えはないんだ。
 駒の種類はとんでもなく多くて大大将棋と魔訶大大将棋と同じ駒は動き方とかは同じでも成り方に違いがあるものが多いんだ。自分の駒の子を動かす時に動く先に相手の駒の子がいる時はその駒の子を取ることが出来るよ。
 自在天王、奔王、龍王、竜馬の子以外の駒の子は成ることが出来るけれど大大将棋と同じく敵陣に入った時じゃなくて敵の駒の子を取った時に成るんだ。だから盤の上の何処でも成ることが出来るから自陣や敵陣といった考えがないんだ。成るのは強制で成らないことを選ぶことは出来ないよ。本将棋と違って駒の子を取っても自分の持ち駒にすることは出来ないよ。
 
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