| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

9部 ViVid!
5章 今日から明日へ
  撃ち抜く力と想い

 結構見ごたえがある1Rだったと思う。
邪魔が入らなければ本当に最初から見たいぐらいの好勝負

「ヴィヴィオさん・・・もうこれ以上は・・・」

()ラウンドで勝ちますから・・・わたしが」

 アインハルトは心配しながらの提案をヴィヴィオは否定して勝利宣言をした。
俺に言わせれば、アインハルトはなに(たわ)けたこと言ってるなと思った。

「ですが・・・」

「わたし、オリビエの複製体(クローン)だって話は前にしましたよね
過去の記憶はないけれど体質は受け継いでいた」

「ヴィヴィオ!」

「綾お姉ちゃん。大丈夫だから、最後まで」

「うん、信頼してるよ、ヴィヴィオの思うように」

「うん」

「話がずれちゃったね、私は鍵としてゆりかごを甦されるためだけに生み出されたのがわたしで、
大好きだった優しい人達の事さえわたしはこの手で殺しかけました。
この黒いジャケットはそのときの服装
心も体も自分の思うようにならなくて、どうしていいかわからなくて、
だけど助けてくれた人がいたんです。
わたしの涙も痛みも運命も受け止めてくれた人が、
わたしがその人から教わったのは
ぶつかり合わなきゃ
つたわら無いことがあるって事
撃ち抜く力は想いを届けるためにあるんだって事」

「私は・・・ヴィヴィオさんにそんな風に想っていただくような・・・人間では・・・」

「そんなの知りません!
わたし達にとっては、アインハルトさんは、
大好きな大切な先輩ですから!」

「「そのとおり」」

 ヴィヴィオがそう言った瞬間
コロナとリオも手をあげてそう言った。

「アインハルトさんを倒せるぐらい強い子なんだって証明して、
もっとわたし達に頼ってもらうんです。」



愛されてるね。
アインハルト
早く気づくと良いけれど
多分ヴィヴィオがきちんと話しつけるでしょ
アインハルトのアシュリアーナ行きは無くなったかな
アインハルトの資質を持っても戦場に出たら1日も持たないから
結果的に良かったんだけど・・・
ヴィヴィオの戦い方が危ないよな・・・
この辺はノーヴェが手綱を握ってくれると嬉しいけれど・・・

 短いインターバルが終わりヴィヴィオが勝利宣言した
2R目が始まった。

 想いを伝えたい思いっきりの行動のヴィヴィオがラッシュをかけている
本当に1発1発伝えるかの攻撃
本当にヴィヴィオは良い子に育っている
自慢の娘だ!
反対にアインハルトは悲痛な顔をして受け止めている
それは後悔ではなく、自分の想いを改めるような顔つき
ヴィヴィオの一撃一撃をガードしている内にすごく良い顔になっていっている。
殴り殴られってまぁ年頃の女の子の行動じゃないけれど、
格闘家ならそういう闘いでの話し合いもありでしょ。
なのはの場合は何でだろうね?
アインハルトがヴィヴィオの顔にクリーンヒットしたかに見えたが、
きちんとディフェンダーを展開させてきちんとガードしながら、
カウンターでのボディアッパーが見事に決まった。
肉を切らせてってあるけれど、見事の一撃にアインハルトは壁まで吹っ飛んでいった。

ヴィヴィオの体質があるから少し心配だけど見事な一撃でこれで終了と思ったけれど、
もう少しだけ続くみたいだった。
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧