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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)

作者:あちゃ
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第2章:リムルダール編
  7:毒を持つ生き物は、何故か気持ち悪い外見が多い。

 
前書き
♪あんな娘と良いな デキたら良いな♫
♪あんなプレイ こんなプレイ いっぱいあるけど~♫
♪みんな みんな みんな 叶えてしまう♫
♪ステキな笑顔で 叶えてしまう~♫
♪中で自由に出したいな! 「はい、子孫繁栄~」♫
♪あん あん あん とっても大切 子孫繁栄♫ 

 
(リムルダール)
リュカSIDE

ジジイ(ゲンローワ)に言われた通りの薬局を造り、その旨をエルの目の前で報告する。
それを見たエルは胸の前で両手を握り締め「おおリュカ様、ありがとうございます」と感動してくれる……ジジイ(ゲンローワ)はそれを見て溜息交じりで感謝お言葉を述べる。

まぁ感謝されるのは当然だと思うね。
だって徹夜したんだもん……リムルダールに来て、真面に寝てないんだもん。
そろそろ寝ようと思うけど、感動の余りエルが抱き付いてきたら、また徹夜でGOだね。

そんな期待の入り交じった目でエルを見ると、彼女は気付きもせず病人の看病へと行ってしまう。
しかも空気の読めないジジイ(ゲンローワ)は、突然自分の事を語り出す始末。
偏屈な上に愚痴が多い。

因みにジジイ(ゲンローワ)の話しでは、以前は病人を助けようと懸命に研究をしてたらしい。
弟子の“ウルス”って奴と頑張ったんだってさ。
でも物作りの能力が欠落してて、目の前で死を見詰める事しか出来なかったんだって。
んで、いじけちゃったんだって。

取り敢えず『へぇー』とだけ言っておいた。
そんな事より“ウルス”って奴が気になるよね。
もしかしてウルフかな?

先に召喚されてて、失敗しちゃったのかな?
アイツ居れば色々丸投げ出来るから、復興に引き込みたいよね。
だからジジイ(ゲンローワ)にウルスついて色々聞いたんだけど……

何か話したがらないんだよね。
お前から色々勝手に話し出したのに、こっちの聞きたい事は言いたがらないって勝手だよね。
まぁ俺も眠くてそれどころじゃ無かったから、深く追求しなかったけどね。

だけど深く追求されると勘違いしたジジイ(ゲンローワ)は、話しをすり替えようとこの辺で蔓延してる毒の治療を熱く語ってきた。
話しを曖昧に聞いていたらウルスの事を蒸し返されると恐れ、エルまで呼んでケーシーの毒治療の重大さを説いてきた。

ズルイ……
エルが目の前に居たらシカト出来ないじゃん。
ジジイ(ゲンローワ)を放って置いて寝ようと思ったのに、何か今すぐ毒の元凶を倒しに行けって感じになっちゃった。

しかもケーシーが居る病室の側で大きな声で話すモンだから、断ったら最悪な印象を彼女に与える事になる。
だって絶対に聞こえてるはずだもの。

エルに格好いい所も見せたいし、眠い目をこすって出立。
何これ! どんなブラック企業だよ!
寝かせろよ! 俺、この土地に来てから寝てないからね。





(リムルダール:毒沼地)

ジジイ(ゲンローワ)が言うには、奴と出会った場所より更に行った所に、大きなドロルが居るらしい。
以前にジジイ(ゲンローワ)も毒治療の為に戦いを挑んだらしいのだが、強くて如何にも出来なかったそうだ。
年寄りの冷や水も大概にして欲しい。

さて……
辿り着いたは結構広めの毒沼地。
その中央にポッカリ島があり、そこに陣取るかの様にデカいドロルが存在する。

アイツを倒せば毒治療に役立つ何かを落とすのだろう。
まぁデカいとは言え所詮はドロル。
ドラゴンの杖を持った俺の敵ではないだろう。

ちゃっちゃっと行ってサクッと倒してビュンっと帰ってムニュっとエルの乳を揉もう。
ステキな未来を思い描いてデカドロルに近付く……と、気が付く。
毒沼に入らないと近づけないじゃん!

え、嫌だよ……毒沼に入るの絶対嫌だよ!
だって痛いんだもん。
どうしよう……バギでもあれば遠距離からチリチリ攻撃するんだけどなぁ……

「んだよルビス。アイツ使えねーどころか邪魔してるじゃん」
人生が理不尽になる要因を作った女に悪態を吐いてると……
『何ですかいきなり。私が何をしたと言うのですか!』
と聞いてたらしく反論をしてきた……生意気にも。

「してんじゃん! 僕から魔法を取り上げた。お陰であのドロルを如何やって倒そうか困ってる」
『べ、べ、べ、別に、と、と、と、取り上げたわけじゃぁ、あ、あ、あ、ありしぇせん』
な、何この動揺のしかた。マジで魔法を取り上げたの?

もしかして俺がアレフガルド復興した勢いのまま征服しちゃうかもしれないと思って、ちょっとでも力を削いでおいたワケ!?
やべぇ……どんだけ器が小さいんだよ、この女神!

そう考えるとヒゲメガネは器だけは大きかったな。
それに引き換え……この貧乳女神は乳だけじゃなく器まで極小だった。
つーか要らねーよこんな世界。

「………………」
呆れて物が言えず、ただ黙って空を見詰める俺。
『あ、あの……』
沈黙に堪えられず貧乳女神から話しかけてくる。

「なに?」
もう多くを喋るのが面倒臭く、一言で返す。
『リュ、リュカはビルダーなんですからぁ……遠距離攻撃とか言わないで、敵の下まで橋を築けば良いんじゃないですかぁ?』

「あぁ……橋……」
ブリッコがムカつく。
だけど喋るのが億劫で、俺は無言で周囲の土地を掻き集める。

その間も『ほ、本当に……魔力を取り上げたんじゃないですからね。そ、そう言う仕様なんです。死者を蘇らすのって!』と言い訳ぶっこいてる器の小さい女神。
より怪しさが際立つ。

「うるせぇ。乳より器が小さい事が解ったから黙ってろ」
俺は静かにルビスを黙らせると、集めた土で毒沼地の島まで足場をかけ始める。
『ち、違うぅぅ……』
流石のルビスも俺に釘を刺され、力無く呟いて黙る。

静かになった所で俺は足下の毒沼を土で埋め始める。
あのデカドロルを倒す為だけの橋だから、豪華にする必要もないし、広々作る必要もない。
使用する俺が通るのに困らない程度の幅で、さっさと完成させて終わらせたい。

だが器と乳が極小な女神が作った人生は理不尽極まりなく、俺の存在に気付いたデカドロルは、その巨体を震わせて唾を吐き飛ばしてきた。
しかも見るからにヤバイ色。絶対この毒沼と同じ成分だよ、あれ!

唾ってだけでも当たりたくないのに、毒のオマケ付ともなれば絶対に拒絶だよ。
慌てて避けるのはイケメンビルダーな俺。
でもね……避けるったって、細い足場の上。

しかも周りは毒沼……
避けられる方向と言えば、目的地である唾を吐くデカドロルの正反対へ。
一進一退と言えば聞こえが良いが、“イタチごっこ”と言えなくもないこの虚しい攻防。
少し足場を進めれば慌てて戻る……唾を遣り過ごしては少しだけ足羽を薦めにダッシュする。

イライラするぅ!
ものっそいイライラするぅ!!
絶対仕返しする! こんな事態にしたルビスに、絶対仕返しする!

とは言え、先ずは目の前のデカドロルに集中しよう。
幸か不幸か時間は沢山ある。
仕返しの方法は幾らでも考えられるだろう。



ちょっと黒いポジティブシンキングのお陰で、この面倒臭いデカドロル目前まで迫る事が出来た。
足場を奴の居る浮島まで繋げると、俺は怒りの限りにドラゴンの杖を振り切る!
「ゲヒョ!」

悲鳴なのか何なのか解らんが、耳障りな声を上げてデカドロルが俺の目の前から吹き飛ぶ。
そして岩壁に激突して消滅した。
あぁ……スッキリした!

晴れ晴れとした気分で先程までデカドロルが居た浮島に立つ。
……あれ? 何しに来たんだっけ?
確かぁ……毒治療の何かを得る為だったよね?

え? 別に何も無いけど……この島に。
そんな広い島じゃない。
100人乗っても大丈夫なイ○バの物置を1つ置いたら何も置けない広さ。

如何いう事かと思いながら吹き飛ばしたデカドロルが落ちた方に目を向ける。
すると……衝突した岩壁の麓の毒沼の中に、何やらキラリと光る物があるではないか!
うそ~ん……結構遠くまで吹き飛ばしちゃったよ。

あれを持って帰らなきゃダメなんだよねぇ?
距離は兎も角……物が毒沼の中に落ちてるよ。
手を入れたら痛いよね?

……く、くっそ~ルビスめ!
全部アイツの所為だ!

リュカSIDE END



 
 

 
後書き
遂にDQB(新リュカ伝)のテーマソングが完成しました。
『ドラえもんのうた』のリズムで歌って下さい。
今後はワザワザ前書きに載せないけど、
DQB(新リュカ伝)を読む際は、
先に心の中 or 声に出して歌って下さい。 
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