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白ひげ海賊団の副船長

作者:ドンコ
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第十話

「おやっさん、ひでぇ恰好だな」

「本当だよ、此処までされるとはな」
大将をここまでのケガをさせるか....

「油断でもしてたのか」

「.....いや......」

「聞いてるよ、新兵を庇って怪我したってね。おやっさんらしいけど無事で良かったよ」

「だな、俺は引退だ大将を降りる」

「そうなんだ、色々と考えたんだろうね」

「そんなところだ。そろそろ治療してくれや」

「分かったよ」

それから俺は治療し、自宅に戻った。






「ただいま、今帰ったぞ」

「父さん?」

「貴方怪我は?」

「俺が治したよ」

母さんは納得し奥に行き料理の準備に入っていた

「兄ちゃん! お帰り」

ジークは俺に飛びつき

「大きくなったなジーク」

「ほんとに僕毎日訓練してるんだ」

「それじゃ~ 明日稽古するか」

「やる、兄ちゃんに勝って見せるよ」

「楽しみだな」

胸が一杯になって言葉が出ないぞ、ジークの成長におやっさんの回復、母さんの手料理俺は幸せだぞ。
帰ったら全員に.....
全員は無理でも母さんの料理を披露してみるかうん

そしてゼファーは落ち込んでいた、何故って帰宅しても優しい一言も家族からの声が無かったのだから...


「で、誰だっけかおやっさんをケガさせたのって」

「カイドウだ、油断したが彼奴は本物だぞ」

「ふむ、その馬鹿は後でお灸をすえておくよ」

「絶対に油断するなよ、身体は強化されている武装色の覇気無しでも撃たれ強いぞ」

「面白いな、久しぶりに本気になれるかな」

「本気かオリシスお前の強さは知っているが、今はどれだけ上にいっているのだ」

「分かんないな、正直に親父には以前よりも覇気が上がっていると言われたし、でも自分がどれ位なのか分からない」

「そうか」

「そうだグハッ」

俺は後ろから襲撃を受けた。相手はマイルだ、俺にも分からない程に気配を消してきた。
正直に頭を噛むのは止めて欲しい、嬉しいのは分かるが俺の頭を何故に噛むのださ。



「....マイル嬉しいのは良いがな、頭から血が出ているんだ」

「ガルゥゥ」

「分かってくれよ、痛いんだよ地味にさ明日はジークと一緒に散歩に行こう」

「......」
分かってくれよ、俺最近血なんか流してないけど何年ぶりだよ?

マイルは頷いてくれたので安心して母さんの手料理を堪能し、おやっさんと久しぶりに朝まで飲むことになった。




「それで皇帝って何さ」

「面白いだろう、記者が書いたんだがな。このグランドラインはロジャーが制覇し海賊王になりそしてだ、白ひげは新世界を縄張りにして皇帝の如く居座っている。
逆らう者はほとんど居ない、それにオリシスは破壊神として白ひげ海賊団の中で異彩をはなっている。」

「参ったね、確かに居座っているが皇帝ね俺まで...」

「破壊神が何を言っている、新世界の中でトップを独占してる海賊団は白ひげ海賊団だ」

「それは、確かにそうだが面白く無いな...破壊神も自覚はあるけど皇帝も面白く無い」

「それで新聞の売り上げが上がっているらしい、俺も見たが面白い内容だったぞ」

「聞きたくないな」

「少しは聞きたいだろう」

「聞きたくない、俺が過去に破壊した話なんぞに興味は無い」

「そうか、ただな! 白ひげが破壊した歴史とお前の破壊の歴史を比べるともう少しでだ」

「だから聞きたくないよ」

「聞け、オリシスお前は過去の破壊の歴史で幸か不幸か歴代ワースト1位になる」

「・・・そこの線引きは」

「海軍が調べて記録を残している部分だけだ」

「そうなんだ」

「他にも破壊してるだろうが」

「海軍はその情報を何処から集めてんのさ」

「半分は記者が新聞に出すからな、証拠を探して確認してそれで終わりだ」

「ザックリとしてんな、面白く無いからガープ中将にでも喧嘩売りにいくか?」

「止めろ、海軍本部を破壊するだろうが」

「それで親父を越えてやるさ」

こいつはアレだな、拗ねている

「明日にでも海軍本部の朝礼に顔を出しにいくか、ウン、良い考えだ」

「無駄か....」

「うん無理、行くから絶対にね」

「センゴクに連絡しても良いか?」

「別にいいよ、俺はいプルルルル..ん! はいよ」

「副船長大変だ、シャボンディーでうちの船員が売られている」

「何だと...本当か」

「今、知ったが情報屋が緊急連絡してきたんだ」

「今の時点で売られているのか? 確認したか?」

「明日の競売で出されると言っていた、入ったばかりの新人だが間違いなくうちの『家族だ』」

「分かった、今から取り返しに行く。直ぐに逃げれるように船を準備しろ」

「もう既に船は準備出来ています」

「分かった。ガチャ」

「行くのか」

「家族が待っている、俺は白ひげ海賊団の副船長で長男だ。迎えに今から行くけどシャボンディーの何割か破壊するよ、『家族』に手を出したらどうなるかを知らせてやる」

「分かった。『家族』は大事にしないとな」

「それじゃ 行くから」

白ひげに喧嘩を売ってどうなるか世界に知らせてやる

オリシスはそのまま海を走りシャボンディーに向かった。


悲劇が.....




 
 

 
後書き
連日投稿予定でしたが、スイマセン明日の分以外が全て消えてしまいました。

今から思いだしながら書きますが、間に合わなかったら申す訳有りません。 
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