進め！ブラックマジシャンガール！

2組の男子1：「どうした千葉」

2組の男子2：「はぁ…はぁ…。
おめぇ急に競争とか言うんじゃねぇよ！」

2組の男子3：「あれ？お前ら1組の…」

後からやってきたのは、千葉君同様
柄の悪い小学生だった。

千葉：「こいつ、俺のデーモンを返せとか
言いだしやがったんだ」

2組の男子1：「は？おめぇら何言ってんだよ」

2組の男子2：「これは千葉のカードだろ。
文句つけてんじゃねぇよ」

2組の男子3：「馬鹿じゃねぇの？」


夜上：「だってそれは僕のカードだ！」

2組の男子1：「僕のカードだ！
じゃねぇよ！」

2組の男子2：「ははは！今の超似てる！」

千葉：「人を犯罪者扱いすんじゃねぇよ。
証拠もない癖に」

夜上：「う…」

ツカサ：「夜上君…。ねぇ千葉君。
ちょっとだけそのデーモンを見せて
くれない？もしかしたら本当に
夜上君のデーモンかも知れ…」

千葉：「触るんじゃねぇ！」ドンッ

ツカサ：「っ！」


マジシャンガール（主！！）


千葉：「夜上お前、俺の事を盗っ人みてぇな
言い方したな。だったらその事、
明日学校中の奴らに言いふらすぜ？」

夜上：「えっ…」

2組の男子1：「そうだそうだ！そうなったら、
おめぇは人を犯罪者呼ばわりした悪人として
学校中の嫌われもんになるぜ！？」

2組の男子3：「そうなったら大変だなぁ！」

夜上：「うっ…」


マジシャンガール（この子たち、何て
悪知恵の働く子たちなのかしら！）

ホーリーエルフ（どこにでも居るわよねぇ。
勉強出来ないのにこう言う時だけ知恵が
働く奴）

パロットドラゴン（Bad boy？）

アックスレイダー（卑怯な奴らめ！）

2組の男子1：「あっ！こいつ（ツカサ）
遊戯王カード持ってるぜ！？」

千葉：「ちょっと見せろ」バッ


ツカサ：「あっ！僕のカード！」


マジシャンガール（ちょっと貴方たち！
その手を離しなさい！）