| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

9部 ViVid!
4章 インターミドル予選
  試合後 浴室にて

 どうやらこのプライムマッチの後はインタビューがあるらしい
これあるの知ってたらもっと早く終わらせれたのに
てっきりトップファイターしかないと思ってたし
やはり聞かれたのが、最期だけしか攻撃しなかったのか
無難にタイミングがうまく図れなかった。
こちらが反応するとむこうもリアクションみたいのが見えたので、
結局は最終ラウンドまでいっちゃいましたと

 総答えると次に来るのは、終わってからの乱闘の話になる
これも、エミュレートはあくまでダメージだけですがスタミナの減少は快復されませんから、
いくらトップファイターとはいえあれだけスタミナ切れ起こしていて、
理性が切れていたら、個々まで来た選手なら対応できます。

 八神司令とはお知り合いなのですかと言う質問に対しても
いえ初対面です。
先程は相手の理性が外れていたと言いましたが、
私自身もセンチュリー選手の殺気というものにあてられてしまい
身の危険を感じ理性を嗅いでいた模様です。
年上の人に対しての言い方にこの場を借りて謝罪します。

 なんだかんだと10分近くインタビューを受けてたと思う。
約2ラウンドは少なく出来たはずだから、本当に計算ミスった。
もう少し早ければセンチュリー選手もあんな行動を起こさなかったはずなのにねぇ

 かったるいインタビューを終え、風呂場に直行
地球だとこの手の施設にあるのは多分シャワールームだと思うのだが、
さすが助成ファイターも多いこの武道会
大きな浴室があったりする。

 浴室の着替える場所に入った瞬間
浴室から自分じゃないけれど、殺気を感じる
そんなことは気にしずに中に入ると
丁度ミカさんがエレミア選手に向かって居合いからの一刀を、エレミア選手が防いでいた。
風呂場に大切な剣を持ってくるわけがなく竹刀での一刀

 ちょうど年長者の意見も終わって浴室から退出するところで、お互いの顔があった。

「綾ちゃん」

「何ですかミカさん」

「あの戦いはあまり感心しないと思うのだが」

「ですね、思った以上にこちらの作業の時間がかかってしまいましてね。
私にもインタビューがあるのならもう少しは約終わっていたんだけど、少しだけ悪いことしまいましたね。」

「あまり周囲をドキマキさせるものじゃないよ」

「御忠告ありがとう。ミカさんまた腕あげたよね」

 そういった瞬間体をバスタオルで巻いていたエレミア選手のタオルだけが切れだして、
エレミア選手は裸体の状態になった。

「アインハルトちゃんは、もう目を覚ましているよ」

「~はい~」

 それだけを言うと今度は本当に宮さんは浴室から出ていった。

「クリステラだったかミカ姉と知り合いなのか?」

「私自身ご存じないかもしれませんが、剣も少々嗜むもので、それで知り合いなんですよ」

「剣を使うのも知ってるよ。観てるしな」

「トップファイターのはりー選手に見てもらってるとは嬉しいですよ」

「なんだよ先のいたぶるような試合は?てめえなら早く終わらせれるだろうか」

「なかなかタイミングが取れなかっただけですよ」

「オレはお前の事は気に食わねえ」

「私はハリー選手の事は好きですよ」

「その上から目線が気に入らねぇ」

「試合じゃなく喧嘩もいつでも買いますよ」

「しねえよ、あくまでもてめえが勝ち上がってきたらぶっ潰してやるから覚悟をしておけや」

「それ負けフラグですよ番長」

「ああん」

「ジークオレも出るな」

「うん」

 そう言って番長も出ていった。

 体を軽く洗い流して

「浴槽には言っても良いかな」

(うち)に許可とらないでも良いとちゃう」

「何となく、なにか言いたそうだね。聞いたげるよ」

(うち)は人の事言える立場じゃないけどなぁ」

「無敗の選手からのアドバイスなんて嬉しいですよ」

「なぜ本気で戦わんの?格闘キライなんか?」

「格闘は好きですよ。インターミドルで戦いたいと思った選手が沢山いたので参加を決めたんですよね」

「それなのにや」

「エレミア選手とも戦いたいです。その時は全力を出させてもらいます」

「約束や。(うち)も待たせてるから出るよ」

「それじゃまた」

 エレミア選手も出ていって、俺一人
もしかしていろんな選手に俺って嫌われている
トップファイター達がヒロインなら
俺の立ち位置ってヒールじゃん
間違ってもないけどね
どうも手加減が難しい

《ティアどう思う?》

 俺は自分のデバイスに聞いてみた。

《どうとは?》

《意地悪だよ。ティア》

《スミマセン綾さま。手加減する闘いがありませんでしたからね
もちろん模擬戦とかは話が別ですけれど、特にこちらに帰ってきてからは》

《俺にとっては数ヵ月だったけれど、アシュリアーナの戦いで手加減してたら死んじゃうしね》

《頭蓋骨割られていても身体が動けば戦う人たちでしたからね
まぁ練習では違いましたが》

《うん、あれはヤバイ。俺みたいに再生じゃなく壊れたまんま戦うから、ホラーだよね。
今考えるとさ。あの時の経験で魔法なしでも無敵になれた気はするよ》

《反対に手加減がうまく調整が苦手になったと思います
大きな事件と言えば、4年前のJS事件や去年のマリアージュ事件
2年前のガイアメモリの事件敷かなかったわけですし
どれも手加減考えての事件ではなかったことだから仕方ありませんよ
綾様はここ数年は翠屋や家での事を頑張っていられましたから・・・》

《ありがとう、流石に変装して参加はダメだったかな、年齢詐称は規則的にしてないから参加資格はあるけれど、最初から私が出ると知って諦めたりしないかなと言う心配は無駄だったしね》

《それこそ、過ぎたからわかることでしたし、もしかしたら知ってたらヴィヴィオさん達がここまで伸びなかったかもしれませんから、それこそ結果論ですよ》

《ありがとう》

《いえ、これから大変になると思いますので》

《俺も十分に暖まって癒されたから風呂から出るわ》

《はい》

 俺もティアとゆっくり話して浴室から出た。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧