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『Hurt』

作者:零那
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『Sadness』


大切なのに
どうして
大切に出来ない

大切なものほど
どうして
なくなってくの
どうして
おいてくの

悔やんだって
哀しんだって
意味がないこと
解ってるけど

だって
理屈じゃない
簡単に
抑えられない

私なんかより
もっともっと
強い想いで
深い愛しさで
貴女の死を
悔やむ人が居る

最後に
逢ったのは
数年前だった
貴女のこと
知らないことが
殆どだけど

それでも私には
貴女も居た
あそこが
メンバーが
私のホームで在り
居場所で在り
ファミリーだから

だからやっぱり
悔しいし
哀しいって
想いが溢れてく

 
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