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インフィニット・ゲスエロス

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8話→山田太郎の日常②

 
前書き
呟きでも書きましたが、感想やお気に入り登録、ありがとうございますm(_ _)m 

 
千冬をリビングまで運んだ後、一夏がアイロンがけしていた白ワイシャツにズボンを渡す。

このパリッとした仕上がり、すそのアイロンがけは正に巧みの技。

感心しながら着替えている千冬を眺めていると、キッチンから声がかかる。

「朝飯出来たよ~」

配膳を手伝い、二人分のご飯を並べた後、料理を教えている手前、一口づつだけ味見する、ふむ、家庭料理としては十分だ。

掃除の腕前?千冬が掃除するわけないだろ(真顔)で、この家別に汚くないです。

小学生でこの料理の腕前、洗濯も掃除も完璧だと……

一夏、凄くない?ナニコレ、スーパー小学生?

着替え終わった千冬に声をかける。

「相変わらず優秀な弟だな。後、暑いのは分かるが、シャツと下一枚は脱ぎすぎだ。年頃の女としてどうなんだよ?」

流石に二人きりで住んでいるとしても、どうなのかと突っ込むと

「安心しろ、お前達にしか見せん」

服を着終えた千冬から、短く答えが返ってきた。

いや、そういう問題か?という気がするが、キッチンから戻ってきた一夏は気にして無さそうだ。

俺がおかしいのか(混乱)

まあ、この家が不思議なのは今に始まったことじゃない。

まず、俺は二人の両親、もしくはそれ関係の保護者にあったことがない。

そう、理由は分からないが
この家に住んでいるのは、一夏と千冬だけである。

え、なんで?と、素直に思うが、一度中学の時に尋ねたら、無言の腹パンをくらったので、特に詳しくは聞いていない。

二人きりで生活して貰った方が、千冬との爛れた関係的に都合も良いし。

一夏君?何故か良いタイミングで外に遊びにいってくれるんだ。流石俺の義弟!

二人のご飯を眺めながらコーヒーを自分で淹れて飲んでいると、一夏が学校の事を俺に話してくる。

「それでさー、最近は弾っていう友達ができてさー。」

「確か五反田、弾君だったっけ?」

「ああ、気が合うんだ。兄ちゃんも居るんだろ。」

「ああ、色んなダチがいるが、最近だと、ジンって奴と仲が良いな。」

神玄徒(ジンクロト)という、顔良し、天才肌、三次元の女に興味がない(重要)、という、3拍子揃った男が最近だとよくつるむ男である。まあ、その男についてはおいおい話そう。

一夏が俺と話しているのを尻目に、綺麗な所作で千冬がご飯を空にしていく。

おかしい、あのスリムなお腹に到底入らない量が入っていってる。

俺がおかしいのか(戦慄)

何時もの不思議な朝食をとると、早めに家を出る。

一夏君を小学校に送りがてら、三変人(自称)の最後の一人たる束を拾いにいくためだ。

何時もの神社前に行くと、気づいた束が今日も元気に両手を振る。

高校生でその動きはどうなの?と思うが、同じ高校の奴等に言わせると『そこも可愛い』らしい。

美人って得だな。

まあ、そんな美人二人に挟まれて登校してるんですけどね(愉悦)

何時ものように登校していると、これまた何時ものように遠巻きに歓声や挨拶をかけられる。

ちなみに、俺はそれに笑顔で答えていくが、二人は気が向いたら手をちょっとあげるか目線を合わせるだけで、声をかけることはない。彼女達曰く、『めんどい』らしい。

荷物検査も顔パスで通ると、下駄箱から靴を取り出し教室へ向かう。

さあ、今日も優等生の演技でもするかね。

そう、心の中だけで呟きながら、太郎は教室のドアを引いた。

 
 

 
後書き
急に早朝から仕事→更新したい→書いたとこまで更新するしかねえ(今ここ) 
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