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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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9部 ViVid!
3章 春のオフトレーニング
  摸擬戦

 一応観客席も作り、俺はバリアジャケットに着替える準備をする
いつものように一回転してポーズをする

「変身」

 おなじみ上半身は胸下までのシルクみたいな素材でできた
つくりでヘソ出しルック
下半身は赤色の超ショートスカートに黒のストッキング
そして魔法使いの定番マントをつけて降り立った。
腰には愛刀の神刀夕姫を装着
まぁ使うかどうかは置いておいて

「私も準備は終わったよ」

「それじゃ、綾ちゃん行くよ」

 なのはの声と同時に俺らは動き出した。
様子見なんてしていたら流石に面倒
俺はすぐさま煙球を出し、気配と自分の魔力を消す
そして必殺の一撃をエースオブエースのなのはに向かう。
何処まで行っても厄介なのはなのはだったりする
俺は盗賊の脅威のスピードと致命的の一撃と戦士の破壊力を込めた一撃をなのはに与える

 煙球の煙が少なくなった瞬間に俺はなのはの目の前に現れ一刀両断に切り伏せその勢いでそのまま奥に移動した。

「侍マスター奥義二之太刀いらず」

 俺は確かな感触を感じなのはの方に振り替えるとなんとなのはは落ちずに耐えきっていた。
本気かこれは命中すればクリティカルヒットと戦士の最大攻撃を合わせた技を耐えきっただと・・・
まじかよ・・・

≪綾様、なのはさんは行動を読み切ったみたいで当たる瞬間にバリアブーストして威力を和らげたみたいです≫

「マジですか・・・」

「もう綾ちゃんとは長い付き合いだからね、ある程度の攻撃を防ぐ手段はあるよ」

 やってくれる。
多少の距離は稼いだ
俺は詠唱に入った。

「火炎召来(アー・ターブ・サン)不滅なる燃焼よ 我が導きに従え 霊破火炎陣」

 完成と同時に力ある言葉を発する

『霊破火炎陣(ダ・フォーラ)』

 俺の周囲に数体の火トカゲ(サラマンダー)が現れた。
この呪文は火の精霊界より火精・火トカゲ(サラマンダー)を呼び出し従わせる召喚魔術(サモニング)。 火トカゲ(サラマンダー)は、燃えさかる肉体と槍、熱線の吐息(ブレス)を武器とする。
この数体をなのはに向かわせる
本来召喚呪文を使用した場合は術者は行動不可になるのだが、俺には関係なかった。
実際BASTARDでもD・Sも普通に行動してたしね

「なのはそいつらと少し遊んでいてね」

「待って綾ちゃん」

 取りあえず3対1になったんだけど、もう少し小細工をしますか?
俺は腰につけていたポーチから20本ぐらいの牙を取り出した。
そしてヴィヴィオとアインハルトの間に火炎砲(キャノンボール)をとばして分担させた。
ヴィヴィオとノーヴェの方にこの20本の牙を投げつけた
地面に落ちると20体の骸骨戦士が現れた

「ヴィヴィオとノーヴェにはそのドラゴンウォリアーと戦ってな
甘く見ると怪我するからね。そいつら熟練の兵士3人分に値するから」

 そうはいっても時間稼ぎにしかならないだろうな

「アインハルト個人戦しようか」

「胸をお借りします」

「ルーキー来な」

 俺はアインハルトに向かって手招きをした。

 アインハルトの連打を俺は見切りながら躱していった。
ワザとガードした左手をはじかせて右のフックが俺に向かって着た瞬間
それを上半身を後ろにそらし躱しながら伸びきった右腕をつかみ地面に投げ落とし、そのまま踏みつけようとしたら
すんでの所でアインハルトは回転をしながら踏みつけを躱した。

「ちっやるね」

「負けれませんから」

 アインハルトがたち上がる前に周囲を見ると
数体いた火トカゲがもう1体しかいなず
20体いた竜牙兵(ドラゴンウォリアー)も数えるほどしかいなかった
時間かけれないなぁ
サラマンダーは予想ぐらいだけど、竜牙兵を落とすスピードが俺が思っていたよりも早い
なら・・・

 俺は魔法の矢をアインハルトに飛ばす
もちろんはじき返されることは承知だが、その瞬間は一瞬動きが止まることもわかっている

 俺はその隙を使って、跳空転移(ディメンジョナル・リープ)でアインハルトの後方に出る。
アインハルトの後方に跳んだ瞬間俺自身腰を落とし一撃を入れる
「銃弾 覇王拳」

 アインハルトも神業的な反射神経で躱し切れないことを悟り、当たる瞬間前に倒れこんだのだが、コンマ数秒俺の攻撃が早く体に当たり
数メートル飛ばされていった。

「ふぅ~、あれに気付くか・・・」

 俺は観ずに右舷に手を広げ砲撃呪文を放つ
先ほど放った火炎砲なのだが、同時になのはの砲撃とぶつかり合い対消滅をした。
その瞬間、ノーヴェの上空からの飛び蹴りが俺に当たったのだが、当たった対象は姿を消した。
その代わりに6人の俺が現れた

「忍法七つ身分身」

  俺はそのまま夕姫を抜き上段から間合いの外だけど降りぬいた
七つの斬撃がなのは、アインハルト、ヴィヴィオ、ノーヴェに襲い掛かる

『魔神剣 微塵』

 アインハルトの方に三発飛ばして、一発は倒れながらも弾き相殺したのだが、後一発来た時に受け取れずにそのまま食らいリタイア
他3人は無事に回避をした
お返しとばかりになのはの砲撃が来たのだが、それを受け取りながらノーヴェにはじき返した、

『光線白刃取り』

 まさかノーヴェ自身なのはの砲撃がそのままはじき返されるとは思わなかったので、ビックリした時には遅く直撃で落ちてしまった。

「あ~そう言えば綾ちゃんにはそれがあったの忘れてたよ」

「流石なのは、私のサポートに入ってくれるなんて嬉しいなぁ」

「今日こそは落とすんだから」

 そうなのはと話しているすきにヴィヴィオの攻撃を躱しながらカウンターのケリを出したら、
そのケリを躱しながらのカウンターのパンチが来たので腕でガード

・・・
 カウンターのカウンターって何?
なのはの相手でも面倒なのに、いつでも倒せると思っていたヴィヴィオが意外と厄介

「なのはもう一体遊んでいて」

 なのはの方にダイアモンドを飛ばす
なのはの目の前でそれは人型のなった

『ジュエルガーデン』

「コロナ、ゴーレムマイスターは落ちている素材でいろいろできるから参考にしておいて」

 コロナの返事を待たずに俺は前転で攻撃をかわす
ヴィヴィオの攻撃が来たのだがそんな隙を与えるはずがない
ほんの少しだけヴィヴィオの攻撃のラッシュを回避していたら、あちらから崩れ落ちる音が聞こえた。
マジ・・・ダイアのゴーレムをこの短時間で落としたっていうの
俺が一瞬後ろに跳び間合いを広げてなのはの方を見ると見事に宝石の守護者は崩れ落ちて行った
その時ヴィヴィオの砲撃が俺に直撃を与えた。

「やった!」

 直撃を食らい俺自身動きを止めてしまった。
ヴィヴィオは会心の一撃を与えたと思い安心した瞬間
俺は戦士技能の一つ鳴歩(なりふ)を使い大きく一歩踏み込み近づいた。
この鳴歩(なりふ)は一歩を大きく踏み込む技で、これにより少し届かない場所でも移動できる技
俺はヴィヴィオの懐に入り腰を落として一撃を放つ
「銃弾 覇王拳」

 決まったと思った安堵からの一撃でヴィヴィオの身体は攻撃を受けた瞬間数十回後方に回転しながら飛ばされていった。

「ヴィヴィオダメだよ。確認もしてないのに決まったって思ったら、特にカウンターヒッターなら何時もそこらへんは神経使わなきゃ、撃たれ弱いんだから。でも良い一撃だったね。魔法じゃなく格闘の一撃だったらヤバかったよ」

 そう言いながら俺は上空にジャンプをしながらなのはの砲撃を躱した。

「ワッ・クオー」

 呪文の詠唱が終わり力ある言葉を発する。

『黒鳥嵐飛(レイ・ヴン)』

 高速飛行呪文

「話し中に攻撃するのは空気が読めない証拠だよなのは」

「隙を見せる綾ちゃんが悪いと思うんだけど?」

 そう言いながらなのははアクセルシューターの弾幕を俺にぶつけてきた。
それを俺自身も鋼雷破弾(アンセム)を使い落としていくのだが、弾幕を使い気をそらしてから必殺の一撃が俺にやってきた。
どうせ躱せれないのなら、実際には躱せれるのだが、火炎砲(キャノンボール)でぶつけながら魔力フィールドを魔法の(シールド)にまわして、その中央に飛び込む
ブレイカーじゃないから大丈夫なのだが、やはり凄い抵抗を感じるがやはりすさまじい威力なのだが、そのまま突進してボディブローを与える
なのはの身体が九の字になった瞬間俺は浴びせ蹴りの用途でなのはの頭に踵落としを与える。
「刀身 斧重(ふがさね)

戦士技能の一刀両断技
どんな防御フィールドも叩き切る豪快の攻撃技直撃が当たり追撃をしようとしたのだが、俺は後ろにバックステップ
なのはのシューターが俺の目の前を通り過ぎて行った。

「相変わらず固いなぁ」

「綾ちゃんが、あのまま来てくれたら決定打を与えられたのに」

「ブラスターⅡ」

 なのはがそう言った瞬間になのはの周囲から魔力エネルギーが吹き荒れた。
ビットが4基現れ俺に向かって攻撃をしてくる
ガンダムのファンネルだな
躱しながら空中でステップをしていたらそのままなのはの主砲
ディバインバスターが飛んできたのでかわそうとした瞬間バインドにハマってしまった。
その時なのはの周囲に魔力の収集が始まったので、俺自身も呪文の詠唱に入る

「カイザード・アルザード・キ・スク・ハンセ・グロス・シルク 灰塵と化せ冥界の賢者 七つの鍵を持て 開け地獄の門 」

 詠唱中に俺自身も魔力の集まりがあるのでその魔力によってなのはのバインドが外れ壊されていった。
呪文の詠唱が終了したと同時になのはの方も収集が終了したようだ

『スターライトブレイカー』

『七鍵守護神(ハーロ・イーン)』

 お互いの破壊砲撃呪文が中央でぶつかりあって、その周囲から地面が削られ破壊されて行っているが七鍵守護神の方が少しずつ押して行っている
だけど、なのははカードリッジが全断チャージして中央で爆発が起こった。
俺はその瞬間、跳空転移(ディメンジョナル・リープ)を使いなのはの前に出て覇王拳を使いノックアウトした。
はじめに二之太刀いらずを使用してなかったら危なかったかも
俺の中断をもろに食らいなのはは俺の腕の中に倒れて行った。
そしてなのは自身バリアジャケットが解けたのでそのままお姫様だっこで着地してみんなの元に戻った。
修練闘士(セヴァール)状態でないにしろただの綾だけど、本気でやってここまで押されるとは思わなかった。
一応ほぼ無傷だけど、一歩間違えたら負けてたな
なのはだけじゃなくここに残った4人は結構な腕前だと改めて確信した

 
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