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ラブライブ!サンシャイン!!×仮面ライダーゴースト ーAquors Gorstー

作者:ribbons00g
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第2章 闘魂覚醒
  第28話 卑弥呼の乱舞

 
前書き
皆様、お久しぶりです。

半年以上お待たせして申し訳ございませんでした。

前回、Aquorsの絆で闘魂ブーストのアイコンが覚醒、ユーナの撃退に成功しました。

今回はタイトルにあるあの偉人のアイコンが登場します。 

 
眼魔の世界にて・・・・・・

ユリン「まさか、お姉さまのアイコンが破壊されるなんてね」

ユーナ「黒澤ルビィが手にした新しいアイコン。あそこまでのものだなんて、私としたことが、油断したわ」

ユーゴ「黒澤ルビィの存在が我々にとって、大きな脅威となるのなら、あれを使わなくてはいけなくなるな」

ユリン「あれって?」

ユーゴの言う「あれ」に、ユリンはピンとこなかったのか、首をかしげる。

ユーゴ「そのうち教える。今はまだ様子を見るとしよう」

そう言った後、ユーゴたちは黒澤ルビィの様子をもう少し見ることにする。その後、ユリンが目玉の紋章を描き、眼魔の世界から人間世界へと転移する。

一方、人間世界では次の日になっており、Aquorsのメンバーたちは学校の屋上で放課後の練習に励んでいた。

ダイヤ「1、2、3、4・・・・・・皆さん、息があってきていますわね」

果南「じゃあ休憩して、少ししたら、また再開しましょう」

メンバーたちは一旦休憩をとり、水分補給や体をリラックスしたりしていた。

千歌「なんか、今日はみんなと息があっている気がする」

花丸「確かに、そう思うずら」

ルビィ「やっぱり、あの時にみんなとの絆が1つになったからかな?」

ルビィはそうつぶやきながら、闘魂ブーストアイコンを取り出し、見つめる。同時に、ルビィが持っている闘魂ブーストアイコンを千歌や曜も一緒に見ていた。

曜「そうかも、しれないね」

ルビィ「想いは、ずっとつながっている。このアイコンが、それを証明していると思うの」

ユルセン「かもな」

そうつぶやくルビィに、ユルセンが突然現れる。すると、ユルセンはあることを告げる。

ルビィ「ぴぎぃ!! いきなり出てこないでよ!!」

ユルセン「そう言ってる暇はないと思うぜ。前を見てみな」

ユルセンがそう告げると、ルビィは前を見る。そこにはナイトメア眼魔がいた。さらに、ダイヤもナイトメア眼魔に気付き、眼魔がいるのではないかと思った果南がクモランタンを使い、ルビィとダイヤ以外もナイトメア眼魔を視認できるようにする。

千歌「眼魔!?」

善子「もう勘弁してよ」

ダイヤ「こんな時に、眼魔が現れるなんて。ルビィ、行きますわよ!!」

ルビィ「ええ!!」

ダイヤとルビィはゴーストドライバーを発生させ、ルビィは右手に闘魂ブーストアイコンを、ダイヤはスペクターアイコン持ち、ルビィは左の手のひらでアイコンのスイッチを押し、ダイヤは右手でアイコンのスイッチを押し、それをドライバーにセットし、カバーを閉じる。

《一発闘魂!アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!》

《アーイ!バッチリミロー!バッチリミロー!》

ルビィ・ダイヤ「変身!!」

《闘魂カイガン!ブースト!俺がブースト!奮い立つゴースト!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!》

《カイガン!スペクター!レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ!ゴースト!》

ルビィは仮面ライダーゴースト闘魂ブースト魂に、ダイヤは仮面ライダースペクターに変身し、ナイトメア眼魔に立ち向かう。

ゴーストとスペクターがナイトメア眼魔と戦っている間、千歌たちは隠れて戦いを見守っている。戦いを見守っている中、曜はポケットから周りがピンクの色で、上にアイコン名や顔のデザインと番号の『10』と書かれたアイコンを取り出す。

実は、曜はルビィが闘魂ブーストアイコンを手に入れた翌日の朝、家の庭に落ちていたアイコンを偶然にも見つけ、拾っていたのだ。曜はアイコンをすぐにルビィに渡そうと思ったが、練習の合間で渡せばいいと思い、ずっと持っていたのだ。

曜(これを、渡さなきゃ)

一方、ゴーストとスペクターはナイトメア眼魔との戦いを繰り広げていた。ゴーストが新たな武器であるサングラスラッシャーを、スペクターがガンガンハンドを持ち、ナイトメア眼魔に接近しようとするも、ナイトメア眼魔が紫の波動を放ち、ゴーストとスペクターに悪夢を見せつける。

スペクター「何、ですの!?」

ゴースト「これって、悪夢!?」

突然、悪夢を見せられたゴーストとスペクターはお互いを攻撃し始める。悪夢の影響でお互いに眼魔と戦っていると見せられているためである。

それを隠れて見ていた千歌たちも驚きを隠せない。

千歌「何で、ルビィちゃんとダイヤさんが!?」

梨子「何があったっていうの!?」

驚きを隠せないメンバーたちだが、果南は冷静に見て、眼魔の仕業であることを見抜く。

果南「眼魔の力のせいだわ。その力で、何か悪い夢を見せられているんだわ」

善子「私たちに、何かできないの?」

善子のその一言に、曜があることを思いつく。そして、持っているアイコンを渡すと決める。

曜「1つだけ、方法があるわ。このアイコンを使えば、もしかしたら・・・・・・」

千歌「曜ちゃん。そのアイコンどうしたの?」

曜「今日、家の庭で拾ったけど」

鞠莉「もう、それにかけるしかないわね」

鞠莉がそう言うと、曜は首を縦に振り、ほかの6人も首を縦に振り、曜はゴーストとスペクターに向けてアイコンを投げる。

すると、アイコンはピンクの光に包まれ、ナイトメア眼魔を攻撃した後、ゴーストとスペクターに光を浴びせる。

アイコンの光を浴びたゴーストとスペクターは悪夢から解放され、変身者の意識が現実へと戻る。

ゴースト「あれ? 私・・・・・・」

スペクター「変な夢を見せられていたっていうの?」

ゴースト「夢とはいえ、お姉ちゃんを傷つけることをしていたなんて・・・・・・」

そうつぶやくゴーストに、先ほどのアイコンがゴーストの目の前に現れる。ゴーストがアイコンを取ると、アイコンのスイッチを押し、すでにセットされている闘魂ブーストアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。

ドライバーからパーカーゴーストが現れると、ポーズを取り、横に邪馬台国の女王の卑弥呼の姿が現れる。

《アーイ!バッチリミナー!》

梨子「あれは」

スペクター「邪馬台国の女王の卑弥呼」

そして、ゴーストはドライバーのレバーを引いて押し込んだ。

《カイガン!ヒミコ!未来を予告!邪馬台国!》

ゴースト闘魂ヒミコ魂にチェンジし、アイコンの攻撃でダウンし、立ち上がって近づいてきたナイトメア眼魔をサングラスラッシャーで切り裂く。さらにスペクターがガンガンハンドでナイトメア眼魔を銃撃し、ゴーストを援護する。

ゴースト「私たちの夢をあなたなんかに操られるわけにはいかない!!」

スペクター「ルビィ!! 決めなさい!!」

ゴーストはサングラスラッシャーのサングラスの部分を開き、アクアゴーストアイコンと闘魂ブーストアイコンをセットし、サングラスを閉じる。

《メガマブシー!》

《闘魂ダイカイガン!》

ゴースト「命、燃やすよ!!」

《メガ!オメガシャイン!》

サングラスラッシャーの剣の部分がピンク色に包まれ、ゴーストはナイトメア眼魔に接近する。

ナイトメア眼魔は接近してくるゴーストに火球を放つも、サングラスラッシャーに切り裂かれ、接近するとナイトメア眼魔をゴーストはサングラスラッシャーで十字に切り裂く。

必殺技を受けたナイトメア眼魔は爆発し、ナイトメア眼魔のパーカーゴーストを纏った眼魔アサルトも爆発した。

そして、ナイトメア眼魔の眼魔アイコンは砕け散り、消滅した。

ナイトメア眼魔を倒したゴーストとスペクターは変身を解除する。

《《オヤスミー!》》

その後、練習を再開したが、眼魔との戦いで時間が押しているためか、少しやったところでこの日は解散となった。

帰り道、ルビィはヒミコのアイコンを手に持って見つめていた。

ルビィ(これからよろしくね、ヒミコ)

心の中でそうつぶやき、ルビィはダイヤと一緒に家へと帰っていった。 
 

 
後書き
第27話現在の所持アイコン
ルビィ:アクア、闘魂ブースト、ムサシ、エジソン、ロビン・フッド、ビリー・ザ・キッド、ベンケイ、ヒミコ、フーディーニ、クウガ、龍騎、ジョーカー、ウィザード、鎧武、ドライブ
ダイヤ:スペクター、ナイト、ファイズ、ゼロノス、ダブル、ウォーター
ユーナ:なし
ユーゴ:英雄アイコン×2、フォーゼ、(ウルティマ)、(ダークグラファイト)
ユリン:(ウルティマ)、(フリーズネオ)

今回登場したオリジナル眼魔
・ナイトメア眼魔
 仮面ライダーWに登場するナイトメア・ドーパントの姿をした眼魔。
 能力はナイトメア・ドーパントと変化はない。

今回は卑弥呼のアイコンが登場し、この作品初の闘魂ブースト魂からの派生フォームが登場しました。

これからも闘魂ブースト魂からの派生フォームがいろいろと登場します。

ここで1つお知らせです。

このAquors Gorstですが、この更新をもって、2017年度の更新を終了いたします。

2017年度の更新終了に伴い、ルビィとダイヤからの年度末の挨拶があります。

ルビィ「浦の星女学院1年生、Aquorsのメンバーの黒澤ルビィです」

ダイヤ「同じく浦の星女学院3年生で生徒会長、Aquorsのメンバー、黒澤ダイヤです」

ルビィ「2016年度から始まったこのAquors Gorst。作者の都合で2017年度はなかなか更新できませんでした」

ダイヤ「2018年度は可能な限り、更新する予定です。その際、2017年度よりは多く更新できるように作者が頑張りますので、引き続きの応援をよろしくお願いしますわ」

ルビィ「2018年度もルビィたちの活躍を楽しみにしていてください」

ルビィ・ダイヤ「それでは皆様、よいお年を!!」

作者である私からも一言で、なかなか更新できず、長く待たせてしまって本当に申し訳なく思っています。

来年度も私のもう1つの作品であるArisa's Paradoxと並行して作成いたしますが、今年度よりは多く更新できるように努力します。

ですので、2018年度もAquors Gorst、そしてルビィたちの応援をよろしくお願いします。

それでは皆様、よいお年を!! 
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