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俺はリーアたんの婚約者

作者:トレイン
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眷属を集めます
  二話

 
前書き
明けましておめでとうございます。
お気に入り登録された方ありがとうございます。
なかなか嬉しいものですね。
 

 
あれから数年が経った。やはりというか、ここはハイスクールD×Dのようだ。
メイド達の会話でも悪魔がどうのこうのと会話があったし、つい先日グレモリー夫妻が俺たちの家に来訪したのだ。

そう、原作メインヒロインであるリアス改めリーアたんの両親である。なんできたのか、詳しくは聞かされてないが政治的な話できたのだけはわかった。

まだショタだから小難しい話されても普通ならわからんもんな。とりあえず、ヴェネラナさんがすごく綺麗だった。彼女の美貌に見惚れていると、俺の視線に気づいたヴェネラナさんはにっこり笑みを浮かべてくれた。人妻の魅力に俺はノックアウトされそうになり、思わず視線を逃れるように顔を逸らしてしまった。周りの生暖かい目を向けられることになろうとはっ!

そしてついに、愛しのリーアたんがヴェネラナさんに抱っこされて初登場。当時は赤ん坊の姿で、ですが。言葉通りキャッキャッと喋る姿が可愛い。……こんな可愛い赤ん坊が、あんな痴女っぽくなるとは考えられん。痴女にならないように小さいうちから教育せねば。
……どうやってだろう?あれはヴェネラナさんの影響でなったんだったか?ヴェネラナさんも全裸で寝なきゃいけないということならまずい。何がまずいって、いろんな意味でまずい。……ま、いいか(思考放棄)

ちなみにレイヴェル嬢も誕生。感激過ぎて思わず人目はばからずポロポロと泣いてしまった。こんなに可愛いのだから素直でいい子に育ってほしいと思った。少なくとも一誠には嫁として出したくない。ドラゴンになった一誠ならばまだ許せるんだが。

さて、一番の問題だが原作ではお兄様と呼んでいたが、どちらかというと呼ばれたいのはお兄ちゃん派だ。だから俺のことをお兄ちゃんと言うようにしようではないか!
ちょっとツンツンしてそうな子に満面の笑みでお兄ちゃん♪と呼ばれたら最高だろ。……最高じゃない?

閑話休題

現在、俺は自宅の庭で基礎トレーニングを行っていた。
原作ライザーはイッセーとの初戦と2度目の戦闘では、そこまで技の種類がなかったと思う。

炎なんて色々あるだろうにのう。
例えば、ナツ・ドラグニルだったり、大神くんだったり、ポートガス・Dエースだったり、沢田綱吉と様々な技が使える。
この人達の技を応用すればかなり強くなるのでは!?

そんなわけで、技の開発を行おうと思っていたのだが、とある達人が言っていた言葉を思い出したのだ。
敵の怖さにも圧力にも屈せず、丈夫な体を持ち、鍛え抜かれた力と技で正義を貫く。

俺の正義はリーアたん。
つまり、鍛え抜かれた力と技を持って、リーアたんを貫くこと!

俺の正義は決まったので、次は力と技だ。
基礎も出来ていないのに技をいきなりやっても上手くいくわけがないのは常識。なら基礎ができあがるまで徹底的にやってやろうではないか!

基礎トレーニングとしては、全力ダッシュを10分。腕立て、腹筋且つ背筋を50回ずつ。そして瞑想の順番でいこう。これでメニューとしてはいいのかわかんないけどね。子供の体だからとりあえず、これをこなしていこう!と思い、これを毎日実践していた。

側にはユーベルーナが控えており、たまに我が愛しのマイラブリーシスターレイヴェルが顔を出してくれていた。

ユーベルーナはなにかあったら大変だからという理由でいるらしい。
レイヴェルは暇なときに来るみたいだ。
俺の基礎トレーニングを見ても暇ではないのだろうか。

「お兄様は相も変わらずトレーニングなんですか。なんのためにやっているんですの?」

「前も言っただろ。俺の正義を貫くために力をつけてるんだよ」

「その正義について聞いているんですのよ。いつもいつもはぐらかしてばかりではありませんか」

「なんだレイヴェル。そんなに俺のことが気になるのか?」

「べ、別にお兄様のことなんて気になりませんわ!ただ私は……」

ニヤニヤとからかう台詞にレイヴェルは顔を羞恥で真っ赤になり、口をモゴモゴさせた。
あぁ、可愛いんじゃあ^~。レイヴェルの可愛さはまさに天使級!!
あ、でもレイヴェルは悪魔だから悪魔級になる?なんか悪く聞こえますね……。

「いつか教えるって」

「むぅ……。私を子供だと思ってからかうのもいい加減にしてください!」

涙目で訴える姿は素晴らしくそそるものがありますな。

「ライザー様あまりお嬢様をからかわないであげてください。最近、ライザー様が構ってくれなくて寂しいと感じておられるんですから」

「えっ。ちょっ!ユーベルーナなにを言ってますの!?」

「なに!ほんとか!それはすまなかったなレイヴェル。いまから全力で遊ぼうじゃないか!!」

「お待ち下さいお兄様!」

「あっ」

俺は基礎トレーニングを早めに切り上げ、レイヴェルとユーベルーナの手を握り、俺の部屋に足を歩めた。

俺の部屋には娯楽道具が結構ある。人間界に行きSFC、GC、64、人生ゲーム、トランプ、花札等を買い揃えたのだ。まだDS以降の機種がないため開発中なんだろうな。
寂しがりやなレイヴェルとユーベルーナの三人で遊び、遊び疲れたレイヴェルはユーベルーナが抱っこして部屋に寝かせにいった。

それからしばらくして、俺のドアからノックされたので返事をする。

「どうぞ」

「失礼します」

ユーベルーナが再び現れた。

「レイヴェルはぐっすり眠ってるのか?」

「はい。いい夢をみているようです」

「そうか。充分構っていると思っていたが、レイヴェル的には足りなかったみたいだな」

「そうですね。1日通して家族で過ごすことも少ないですからね。皆様お忙しいですから、相手にしてくれなくて寂しいとたまに溢すみたいです」

「それはいけないな。しばらくはレイヴェルのために時間を使うとしよう!」

「そうしてください。それはそうと、監視している姫島神社周辺に怪しいやつらが彷徨いているとの情報がありました」

リアスの女王である姫島朱乃が幼い頃、母親を亡くしているということは覚えていた。だが、詳細を覚えていなかったので、リアスが産まれて立ち始めた頃に駒王町にある姫島神社を探しだし、怪しいやつらが来たら教えろとユーベルーナに指示を出していたのだ。

おそらく父上や兄上にはバレているだろうが、何もいってこないということは大丈夫ということなんだろうと判断している。

「本当か?だが、バラキエルがいる間は大丈夫なんだろ?」

「はい。休暇中みたいですが、あと三日で仕事に戻るそうです。どうしますか?」

「うーん……」

できるなら俺の現状の力を試し且つ、経験を積む絶好のチャンスだから、赴きたいのが本音だ。
でも、神社だし後から来るバラキエルにやられる可能性も高い。

まず、メリットを考えよう。
メリットは、俺の力を把握でき、実践経験を積める。
今後、リアスと結婚するために姫島朱乃の力を借りることが出来るようになる。
朱璃を助けることができたらバラキエルに貸しを作ることができ、コネも得ることができる。
これくらいか?

続いてデメリット。
バラキエルに殺される。(浄化的な意味で)
堕天使勢との間にいざこざが起こる可能性が高い。(失敗したら)

デメリットがデカスギィ!!
俺のせいでいざこざがさらに悪化とか冗談じゃねぇ!

でも、知ってるのに見殺しはなぁ。

………。
………………。
…………………………。

「よし。兄上に相談しよう。ユーベルーナ、兄上がいる場所しってる?」 
 

 
後書き
ゆっくりペースですがこれからもよろしくお願いいたします。
感想、誤字脱字ありましたら教えてくださいね。 
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