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モンスターハンターVR シンの冒険

作者:クローン
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ざわめく森

 
前書き
シンはユクモ村のギルドの最終クエストを終えるまで他のギルドへのクエストは挑めない状態で悩んでいた。その時声をかけてくれた妹の友達、ユキと出会い共に、狩りを順調に進めていくことができていた。 

 
ユキ「シンさん、ううんシン兄ちゃんが一人ぼっちだった私を、たすけてくれたこと嬉しかったんです。」

シン「いや、友達なんだから当然だろ、ユキのこと、ずっと友達や仲間を大切にしたい」

ユキ「そんなシンさんが私は大好きです。シンさん、今日は私が看病してあげます」

シン「いいってそんな!明日には回復薬の治癒で治ってるって!」

ユキ ムカッ 「いいから看病します!!」

ほっぺを膨らませてユキが怒鳴った

シン「はい!」 助かる限りだし、悪いけどお言葉に甘えよう...

シン「ユキ、ありがとう」 ユキ「はい、どういたしまして」

ユキは俺とくっついて寝ようしてきた

ユキ「シンさん、前みたいに...したいです」

シンには何のことか、なんとなくわかった

昔、ユキとシンと杏は泊まりで一緒に寝たことがある

シン「あぁ、久しぶりだなこうやって一緒に寝るなんて」

ユキ「はい...嬉しいな...」

ナデナデ

ユキは昔、泊まりに来た日の夜みたいに、くっついて一緒に横になる、

頭を撫でてあげると、そのままユキはすぐに寝ついた



シン「これじゃ俺が看病してるようなもんだな笑」

シンは自分が寝つくまでユキを撫で続けていた

次の日

目覚めた二人はギルドへ向かうと、クエストの話しで盛り上がってるのに気づいた。よく見ると村長がいる

シン「村長、何かあったんですか?」

村長「このクエストで少し、問題が...ギルドでも実力はあった方が...死んでしまったんです。」

ユキ「そんな...」

シン「クエストはざわめく森...」

ユキ「ドスファンゴ1頭の狩猟、」

経験者の記憶は、序盤モンスターの情報のみしか、この世界で使用出来ない、簡単攻略に繋がらないように、クエストの記憶も全て消去される

つまりユキにもこのクエストについては全くわからない

確かにこの「ざわめく森」は簡単と言えば簡単のはず、初見でもなければ、実力者が負けることは少ないだろう、それも死んでしまっている。

シン「俺が行きますよ」ギルドが一気にざわつく

ユキ「シンさん?!」

それもそうだ、わけもわからない理由で人が死んだクエスト...行きたくないだろう、でも、このクエストの真相はなんなのか知れるかもしれない、その人死を無駄にしたくない、俺たちのギルドの人なら仲間だ。

「すまない、俺もついて行きたいんだが」

後ろから一人の男が話しかけてくる

ほぼ同い歳な見た目

装備はフロギィ一式か武器は双剣だった

ユキ「あなたは?」

エド「俺はエドだ...と、二人は、ざわめく森に挑むんだろ?」

シン「あぁ...」

エド「頼む!おれもPTへ入れてくれ!」

ユキ「なんでこのクエストへ?」

エド「死んだのは、俺の友達だ...」

シン・ユキ(?!)

村長「そんな...もしかして、あのハンターさんがいつも狩りに行っていると、おっしゃっていたハンターさんって」

コクリとエドが頷いた。

エド「俺のことだと思う...」

シン「...そうか」

エド「だから俺をそのクエストへ行かせてほしい」

シン「分かった」

ユキ「でも、気をつけてくださいね」

おそらく、いや、絶対に普通じゃない

人が死ぬほどだ気を抜いていいわけない

村長含むみんなに見送られながら3人はクエストにゆく

ステージは渓流だった。それも夜

昼とは違う所それは、辺りがシンと静かだということ

虫の鳴き声がほんのり聞こえる

シン「静かだなぁ」

ユキ「そうですね...」

エド「なんか不気味だな...」

辺りに気を配りながらドスファンゴのいるエリア5へシン達は向かった

シン「いたぞ」

エド「シンさん、ユキさん...気をつけてくれ」

シン「それはエドも同じことだぞ」

ユキ「気をつけてね」

エド「コクリ」 みんなで頷きあいそれぞれドスファンゴへ攻撃をしかける。

シンはジャギィ一式に族長の大剣、ユキはアシラ一式にシャドウサーベル、

そしてエドはフロギィ一式に凍刃という太刀

いざ、狩りを始める

だが何か違和感を感じる

シン(なんだ...?この違和感)

ユキ(正直弱い...)

エド(ギルドの中でも実力者のはずのアイツがやられたのに...か?)

まだ本気ではないのか?と思いつつドスファンゴへ斬撃を浴び重ねる

「ブゴォォ」 攻撃を受けると怯むばかり、おかしいな…と全員が疑問抱きつつドスファンゴは瀕死となる

エド(とにかくアイツの仇を取れるならけっこう)

シン「キィーーン」(なんだ?この音は) 「ま...お...ま...いな」

シン「声...?」

ユキ「やったぁ!」

エド「よし!」

ドスファンゴを無事倒すこともでき、クエストクリアとなる

ウォーーーーンウォーーーーン

クエストク...クエス...クリ...クククエススクエ...

シン「な、なんだ?!クエストメニューの様子が変だ!」

エド「なんだよこれ?!」

ユキ「何が起きてるんですか?!」

クエストクリアの表示に異常が出る

「クエストクリアとなりました、お疲れさまです。ただいまこのクエストにモンスターが乱入しました、お気をつつけつつけけけけ」

シン「ら、乱入?!」

エド「まさか、アイツもこれが原因に...?」

ユキ「一体どこに?」

「なお、こ、こここのクエストトトはメニューかかから帰還可能でです」

メニューを開く、確かに「帰還」がある。

シン「一体どんなやつなんだ?」

エド「わからない」

ユキ「怖い...」

エリア7へと入る直前だった

グオオオオオオオオオオオオオオオオオオンン!!!!

ビリビリビリ!!!!! 3人は足を同時に止める

痺れるような空気がエリア7から貫いてきた、

シン「いいか?やばいと思ったらすぐに帰還だ」

ユキ「わかりました」

エド「はい...」

エリア7

そこにいたのはジンオウガ、

碧色の鱗を纏い強靭に発達した鋭利な爪や牙

対になった双角、

全員わかった「ただものじゃない」

シン達は散らばりながら攻め込む

ジンオウガは狙ったハンターに攻撃をしかける

シンをめがけ前脚を振る、

技が速く避け続けるのは難しいが戦える!

シン「慎重にやれば戦える相手だ!」

ユキ「そうですね!」

エド「だが気をつけてくれ!おそらくこいつが俺の友達を殺した」

3人ともしっかり動きを見て捌き、避ける、

立ち回りは充分このジンオウガにも通じる

バチバチッ

シン「なんか身体がピリピリするな...」

ユキ「シンさん気を取られないで!」

すまない!と返事を返しジンオウガとの戦いに集中し直すエドとユキを見て、シンは何かの異変を感じる

シン(何かおかしい気がする...)

「グォォッ!!!」

ジンオウガはシンやユキ達から距離をとる

シン「ダメージが蓄積してきたか?」

ユキ「この調子で!」

エド「いけるぞ!」

「グオオオオオオン」

斬り込みに行くユキとエドを後ろから追いかけるようにシンが行く

シンは気づいた

光っているジンオウガが少しずつ光を集めている。さっき尻尾から電気の球を飛ばしてきたし、

(...あの光、まさか?!) ダッ! シンは急いで二人の元へ近寄る

ジュインジュインジュイン!!!何か高い音が聞こえる

「グォォォォォン」 何かを集めようとする。その場でジンオウガは嘶き続ける

ユキ「隙が出来てる!」

エド「お前があいつを!!」

ガッ!ガッ!

一気に切りかかる、シンはその二人を掴み、一気に距離をとった

エド「シンさんなにを?!」

ユキ「今は斬り込めるチャンスです!」

グオオオオオオオオオオオオオオオオオオンン!!!!

バチバチバチバチバチバチ!!!!!!!!!

落雷の如くジンオウガの元に雷が無数に周囲へ散った

ゴゴゴゴゴゴゴ...

当たりの草木は電圧により火がつき焼ける

エド「何が起きたんだ...」

ユキ「シンさんはなんであれがわかったんですか?!」

シン「あいつに...段々光が集まってるのがわかった、電気をただ扱うんじゃなくて、今の状態見る限り、身体強化にも使いわけれるみたいだ」

エド「シンさん、助かった...ありがとう」

シン「あぁ...」

ユキ「ありがとうございます」

ヒュッ 目にも止まらない様なスピードとなったジンオウガがエドへ攻撃をしかける

エド「え...」 ゴッッ!

突進の威力を尻尾へ乗せエドごと振り抜く

バキバキと樹木すらへし折る勢いでエドは吹き飛ばされた。

シン(やばい...こんなの...どうするべきだ...エドを助けねぇと)

そのままジンオウガはユキを狙う。

エドは気を完全に失っている

ドガッ... ユキに前脚を殴りつけに行く

ユキ「くっ!速すぎる...」 紙一重で躱す

バヂヂヂヂッ!!!

ジンオウガの前脚は殴りつけた瞬間に放電した

ユキ「ウア゙ア゙ア゙!!!」 感電してしまったユキもあっという間に力尽きる...

シン「ユキ!エド!くそぉ...てめぇ...」 一人になってもシンはジンオウガへ斬りかかった

シン「うああぁぁぁぁ!!!」 ガギッ

ジンオウガの前脚の硬度に弾かれ体勢が崩れる

ヒュン ジンオウガは尻尾を再び振り抜き、シンの横腹からあばら骨がへし折れる勢いで直撃させた

シン「ゴァッ...」 血を吐く...

血なんか吐くこともあるのか...死ぬのか?俺たち...

シン「ぐっ...ぅ...」 シンは起き上がる

目の前にはジンオウガが立っている。

どう殺すか迷ってるのだろうか?

シン「お前は俺が絶対倒してやる!ナツや先生、アキに追いつくために...ユキ達を守るために、村を守る為に...!」

ケボッ...血を吐きながら、足がふらついても無理やりシンは起きる

ジンオウガは殺しに来ない見下ろすだけだ

キィーーン...

「弱いな、貴様はまだ」

?!シン「誰だ?!どこにいるんだ?!」 前にも2回聞いたような...この耳に入ってくる声

「どこにいるか?貴様の前だ」

シン「まさか...」

オウガ「そうだ、我だ、我の名はジンオウガ、「狩人」呼ばれておる」

シン「そんなことより!なんでお前喋れんだよ?!」指を指しながらシンは問いただす

オウガ「ふん...まぁ、話してやろう、貴様らが再び最初から歩み始めることとなったあの更新の時から、我らモンスターの一部はテレパシーの類により、貴様らに語りかけることができるようになったのだ」

シン「それってモンスター全員か?!」

オウガ「いいや、そうでもない...詳しくはわからんがな、」

シン「そんで、このまま俺たちを始末でもする気か...?」

オウガ「いや、貴様らを殺す気はない、故に、峰打ちにしておる。まぁ、息の根を今から止めることも勿論出来るがな」

シン「なぜだ?なぜ殺す気がない?」

オウガ「貴様ら、いや、特に貴様か、貴様にはまだ死ぬに惜しいと感じたからだ」

シン「は?」

オウガ「貴様には特別な何かがあると感じた、今死ぬことにするか、我と今一度戦いにくるために、貴様は帰還するか選べ」

シン「特別な何か?そんなことはどうでもいい、なら、言葉に甘え帰還させてもらう...」

オウガ「そうか...いずれ相手になろう」

シン「お前があのエドの友達を殺ったのか...?」

オウガ「友達かはわからぬが、ハンターを何度も打ちのめしたのは事実だ」

シン「...」

二人をかかえシンは帰還をえらぶ

ジンオウガに3人は完全敗北した

シン「いつかお前と決着つけにくる」

オウガ「あぁ...」

いつかあいつは倒す... みんなと一緒に

ギルドへ帰還することができ、

3人はケガは酷いが回復の範囲だった


















































 
 

 
後書き
新しい仲間エド

そしてざわめく森にて、遭遇したモンスター「ジンオウガ」
ジンオウガの圧倒的すぎる強さにシンは屈する、そして未だ、かつてないモンスターとの対話を通し、いつかリベンジを必ず果たすとジンオウガへ誓う 
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