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転生旅行

作者:銀の梟
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第四部[GANTZ物語]
  外伝ご[彼女から見た彼]

 
前書き
前回のあらすじ

ドキュンドキュン

ドキュンドキュン

わたーしのかーれはまほおつかいー 

 
彼と初めて会ったときは

新宿の乱射事件で意識を失って気が付いたら見た事もない部屋にいた。

後から後から人が来るから私はとっさに隠れて身を縮めていた。

気が付いたら彼と鈴木さんしか部屋にいなくてこれからどうなるかを聞いたら。

「生き残りたいならそこにある黒色のスーツを着た方がいいよ」

と言っていた。

彼になんで着ていないのか聞いたら寝ていたら忘れたと言っていた。

そういえば私がこの部屋に来た時彼しかいなくて既に寝てたっけ。

銃の使い方や剣の使い方を一通り教えてくれた。

「これから外に転送されるけどどうか家には帰らないでね」

彼は理由を話してくれなかったけど私たちにお願いをしてきた。

転送先にはほかの人たちがいて加藤君の話を無視して帰って行った。

彼が止めた理由はなんでだったのかしら。

私の後から彼が転送されてきた。

彼に理由を聞くと。

「詳しくは知らないけど、頭の中に爆弾が仕掛けられていて一定範囲の外に出ると爆発するんだ」

と言っていた。

彼は黒スーツの人たちに付いて行こうとしていたが。

加藤君に烏丸さんはここの人たちを守ってください。と言われていた。

彼は基本的に他人のフォローに回る戦い方をする人だった

持っていた武器を他人に回して素手で戦いだした時は驚いたけど普通に強い。

一回目の戦闘はあっという間に終わった。

リーダーをしていた加藤君に彼の事を聞くと。

100点取れたら自由になれるから他の人に機会を譲っていると言う。

私たちが倒せないレベルの者だけ彼が倒して後は援護に終始するとか。




加藤君が呼び集めた訓練で訓練内容も彼が考え教えていた。

生き残ることが大事だからと、

攻撃の見切り方や地形を利用した回避方法など生存に重要な事ばかりを重点的に教えてくれた。

あの見るからに強い風君を素手で制圧してアドバイスをしていた。



有る時、彼からGANTZチームが単体で動くときに襲撃してくる星人がいるから逆襲撃を掛けると誘われた。

彼と何人かのメンバー、他地区の戦闘員で逆襲撃を仕掛けた。

彼は一番強い奴だけ早急に倒すとあとは私たちの支援に回っていた。

多分戦闘訓練の一種だったんだと思う。

私個人でいる時に襲われたら死ぬって言うレベルの星人が多かった。



彼を映画に誘ってみた。

彼は私の事を待ち合わせ場所付近にあるポスターと見比べて初めて正体を悟っていた。

ああつまり彼の親切は私がテレビに出てる有名人だからじゃないんだ。

私はデートが普通に楽しかった。



今日は彼がミッション失敗時のデメリットについて教えてくれた。

所有点ゼロになって次のミッションで15点以上取らないと死亡か。

確かに一人の人間を助けるためだと収支が合わない。

彼はミッション中に私が相談を持ち掛けた強姦魔達を暗殺していた。




ミッションで敵が多かったからリーダーの加藤君が分かれて戦おうと言っていたので彼と組むことにした。

基本的に私に狩らせて私の死角にいる奴などを彼は倒していた。

実際の彼の強さを考えると一人で突撃した方が強いだろうに。

銃の効かない変身する奴がいたけど彼が一撃で首を落としていた。

危険な奴だったか。

風君の戦闘も心配そうにはしているけどいつでも助けに動けるように準備するだけで援護はしようとしていなかった。

今回でクリアしたけど彼の事を知りたかったから残る事にした。

彼も強い武器を選んでいた。




彼から装備の改造に成功したと連絡が入った。

え?

このよくわからないトンでも科学を解明したの?

とりあえず装備を渡し次の日に取りに行くと、

確かにフィット感や力強さ強度などが上がった。

凄いな。



彼がおそらくクリア特典のスーツを着て部屋に転移して来た。

普通のスーツと比べるとそのままじゃ外に出られないね確実に。

大阪チームと合同ミッションだった。

大阪チームが獲物に手を出すなって言ってきたから。

広場で話し合いをしていると、以前逆襲撃の時にお世話になった戦士の方が挨拶に来た。

岡さんというらしい。

岡さんは彼の弟子で月一で戦い方を学んでいる関係だそうだ。

だから強かったのか。

15回クリアしたらしい、凄いな。

彼がゴ〇ゴさんと呼んでいる人が大阪チームの主力が全滅したと報告をしてきた。

彼が危なそうだったら助けるからみんなで頑張ってと言っていた。

真面目に死にそうな時は助けられ私たちに戦闘経験とポイントをくれた。

ボスだけは岡さんが倒せなかったから彼が倒していた。

私と彼はクリア報酬を強い武器にしていた。

西君がタイマーを見せこの時間に世界が滅ぶと言っていた。




正直私は人に恋をするのが初めてだ。

世界が滅ぶなんて自体が無かったらもう少し時間をかけて思いを育み、

相手から告白をしてもらうようにしたかったけど、

時間が無いから私から告白した。

クロウ「私は今まで恋をしたことがありません。玲花さんの事は確かに好ましく思っておりますがこの気持ちが恋なのかどうか自信が無い、それでもいいなら付き合いますか?」

と言ってきた。

玲花「生きている内に心から惚れさせてあげる」

って言っておいた。



彼と岡さんの修行風景を風君と一緒に見ていた。

岡さんあんなに過酷な訓練をしてたの?

強くなるにはそれだけ必要だと言う事ね。

岡さんが風君と模擬戦を始めたので、

彼は私について指導をしてくれた。



カタストロフィの前にミッションがあった。

多分ラストミッションだと思う。

玄野君と和泉君が切れなかった敵を彼は普通に切っていた。

私の傍で私をいつでも庇えるようにしながら他の人間の支援を行っていた。

支援のお陰か一人の犠牲者もなくクリアできた。

彼は敵を全滅させれなかったから不完全燃焼だったみたいだけど。



仕事を辞めて彼の家にお邪魔した。

カタストロフィの前に初体験を経験できた。



カタストロフィで攻めてきた宇宙人に彼が珍しく切れていた。

戦争で殺し合うのは良いけど食用は仲良くなれないと言っていた。

行動方針を殲滅に切り替えた。

一般人すら裸の人間を蹴って遊ぶような種族だから仲良くできないよね。

彼と共に突入したら地面から大量の杭が生えてきて宇宙人たちが串刺しになっていた。

多分彼だろう。

中央の塔が友軍の手によって破壊されると宇宙船が崩壊を始めたのでGANTZに地上に送ってもらった。




カタストロフィから五年が経ち、

彼が私に秘密を打ち上げてくれた。

クロウ「今まで秘密にしていたことがあるんだけど。実は私は魔法使いなんだ」

魔法と称して色々なものを見せてもらった。

一番驚いたのは魔法のカバンだった。

彼が魔法のカバンを紹介するまで目の前にあるのに全く見えなかった。

中に入ると現在では失われてしまった森林や山、田んぼや畑などと言った農業、牛や馬などの家畜、海や川といったものまであった。

私たちが飢えなかったのは彼が食料をどこかから持って来ていたからだったが、

カバンの中に答えがあったのか。

何より驚いたのが絵本の中でのみ登場する妖精や人魚などがリアルに目の前に居た事だ。

彼が昔保護したらしい。

話はまだ続いて、

クロウ「私は死んだら転生して次の生を生きるのですが、ついてきてくれますか?」

とちょっと不安そうに聞いてきた。

私はもちろん付いて行くと回答をした。

すると彼は私に指輪をプレゼントしてくれた。

不老になる指輪らしい。

指輪をつけた年から年を取らなくなる効果がある。

今の私は23歳だからまだ若さを維持できている時期だ。

彼に魔法を習いたいと言うと。

念法という物を教えてくれた。

彼の転生は死と共に発動するらしい。

七十年間かけて念法の修行と拳法の修行、家事などの修行を行っていると彼がそろそろ寿命で死にますまた会いましょうと言って魔法のカバンから出て行った。













 
 

 
後書き
おお死んでしまうとは情けない。

 
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