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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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8部 StrikerS
8章 後日談
   打ち上げと吊し上げ

さて打ち上げ会場は緑屋。クラナガン本店
 食事やら飲み物をバンバン出している。
俺は厨房から出てこないで料理などを作っていた。

なのはサイド

「なのはちゃん、シグナム残念なことがあるんや」

「何はやてちゃん?」

「どうしましたか?主はやて」

「二人の戦技なぁ」

「うん」「はい」

「あんなの使えるわけないやろ。摸擬戦って言葉知ってるん?あれどこの血戦やもしくは死闘や」

「にゃはは」

「ですが主はやて。手を抜くのは武人として」

「わかってる二人が手加減できないのはなぁ、でももうちょい考えて欲しかったなっと思うんや。まぁ二人が無事で終わってよかったと思うんよお疲れさまや」

「一つだけお願いしてもいいか?」

「言わないで、連れてくるから」

「おおきにな」

「いくらなのはでも厨房には入らないで」

「もう終わっているよね」

「なのはさんどうしたの?」

 なんかすごみがあるんですけれど・・・俺の本能が言ってる逆らうなと

「うん。みんな待っているから早く行こうか」

「いやまだ私やる事が・・・」

「ん何かな?」

 今のなのはは笑顔だけど有無を言わせない迫力がありおれは腕を組まれて連れていかれた。
なのは胸が当たっているんだけどっていつもなら言えるんだけど言えなかった。
扉が開きクラッカーが鳴り出した。

「それではスターズ1とライトニング2のちょっと過激な健闘と元機動六課プラスαの同窓会と急遽第1回綾ちゃんを問い詰めようの会を始めようか主役の綾ちゃんが登場やみんな盛大な拍手とかんぱい」

周囲からすごい拍手が鳴り響いたあと乾杯をした。。
この会場には
幼馴染の魔導士、元アースラスタッフ、はやての家族、、フェイトの家族、聖王教会のおえら方、元機動六課、108陸士部隊の皆さま、セル君をはじめあの時の部隊の青年達、ヴィヴィオら、更生した戦闘機人が集まっていた。

「はやて趣旨が変わっている感じが」

「そりゃそうや、初めはお疲れ会の予定がどこぞのネガティブなお嬢が全てを捨てようとしたり、どこぞのネガティブなお嬢が遺言みたいに言ってくれたおかげで趣旨が変わってしもうたんよ」

「え・・・えっと」

「そうや綾ちゃんいつも言ってるやん。自分のやった後始末はきちんとしないとって」

「う・うん」

 なじみの皆様からの視線が痛い。
あまり関係のない人たちは何が起きるんだと不思議ってるはず

「それは身内の時で良いでしょ、今日はお客様も多いし」

「おぅ嬢ちゃん俺らの事は気にするな」

 ゲンヤ三佐は気持ちのいいサムズアップ
こちらの渋めのおじさまはスバルとギンガそして戦闘機人たちのお父さんであり108部隊の部隊長さんで航空火災の時に来た高官さんだね。

「ゲンヤさんは知り合いだけど、はやて教会のおえら方の皆さまもいることだし」

「大丈夫や、私の兄、姉ポジションの方やし」

「そういうことは早めにきちんとした方が良いと思いますよ」

 聖王教会の騎士で確か偉い人のカリムさんがそう言ってくれた。

「ほらセル君たちもいるし」

「すみません綾さん私たちは高町教官たちに・・・」

「はぁ~お子様もいるしね」

 ヴィヴィオの方を向いて

「お姉ちゃん。ヴィヴィオも悲しかったよ」

「なのは・・・」

「なに?アヤチャン」

「何でもないです」

「綾はどこ行っても良いよなのはは私が守るから」

「フェイト?」

「そうやってすぐに自分で引き受けて悪者になって去っていこうとする。行きたいなら行けばいいと思う。綾はいつまで私たちのお守りの気分なの。
弟子だからかな甘くみられるのは」

「そんなつもりはないよ。でも・・・」

「デモもかかしもない。そんなに私たちを信用できないの?」

「私が本当に信用して安心できるのは知ってるでしょ」

「ならなんでいつも離れようとする」

「今回も俺が好き勝手にやっているから被害がそっちに行こうとしてたんでしょうが」

「それぐらいで私たちがつぶれると思ってるの綾?」

 俺がフェイトの迫力に負けて怖気づいていた。

「おい、フェイトカンカンだな」

「まさか高町じゃなくテスタロッサから始めるとは思わなかったのだが」

「聴いてる綾、私たちの友情はそんなにもろいものなの?」

 助けを求めて周囲を見ているが
大人たちはにやにやで楽しんでいて
幼馴染達は訴える目で俺を見ている
その他の人は物事を見守っている状態で現状俺に手を貸すのは誰もいない状態だった。

「それにうちも悲しいんや」

「あぁあたいもなのはの事よろしくって頼まれたな」

「ヴィータお前まで」

「あんだよ、その件に関してはアタイも怒ってるんだからな」

 俺の右下から冷ややかな声が聞こえてきたその瞬間俺は恐怖と寒気がしてきた

「ふ~ん綾ちゃん。私をみんなにお願いをしてどうしようとしたの?」

 逃げようにもなのはがしっかり腕をつかんでいるから逃げることはできない。

「でも・・・」

「でも何かな?」

「ごめんなさい」

 俺は完全降伏で謝った。

「綾ちゃん」

「この店もしっかりと経営させてもらうから」

「うん、この店見捨てたりしたらお父さんもお母さんも悲しむと思うし、私の事許可してくれないと思うよ」

「だよね」

「綾」

「フェイトもごめんな、そんな泣きそうな顔をしないでよ」

「させてるのは誰なの」

「フェイトさんを泣かすな」

「エリオか?」

ベ~っとエリオに舌を出した。

「はぁお詫びに今日のこの会費は私のおごりとしますから許してください。」

「ゲンヤさんなのは達が救助した」

俺は少しだけ移動をしてテスタロッサ家に突入

「フェイト先ほどはどうも」

「何?」

「以前から打診があった件なんだけど・・・」

「綾式の事」

「これ本格的な書類ね」

「本当に?」

「以前のお礼と今回のお詫びで」

「うん」

「ただし、前回よりは難しいから」

「私次第だね」

「エリオにはまだ早い」

「まだ何も言ってないだろうが」

「言いたそうだったから、エリオも雷撃特性があるけれどお子様にはまだ早い。私が納得するまでの技術を上げるんだね。竜騎士として頑張ってるのは知ってるけれど
フェイトの師事をしっかり受けることだね」

「ふん」

「嫌われたものだ」

 俺は次に聖王教会の方に向かった。

「楽しんでますか」

「今日はお招きありがとうございます」

「いえ、呼んだのははやてですから」

「相変わらずですね」

「うわさなら良いうわさならうれしいのですが」

「どうなんでしょ」

「また今度私たちの教会に遊びに来てくださいおいしい紅茶をお出ししますから」

「はいヴェロッサさんこの間の料理ごちそうさまでした。」

「ヴェロッサまたさぼり」

「ほら、数年前にレリックの依頼の時に料理を持って行っただけだよ」

 俺はその後はやての方に向かった

「魔闘士綾」

「リーンどうした。」

「そのな、自分を犠牲にするのは」

「リーンがそれを言う?あのクリスマスの日に」

「そうだな。魔闘士綾に感謝をする。
なんだ。少しだけやっかみもあるかもしれないけれどな。こうやってみんな集まってくれる・・」

「しってる。みんな優しいから」

「それは貴公もだろ」

「私は優しくないよ。限定で優しいだけ。後は知らないから」

「そうか」

「うん」

「はやて食べてる」

「また腕あげたんやな」

「店開くとなったらね。はやて以上に頑張らないと苦労したよ」

「どっか修行行ってたんか」

「なのはの家、パオパオカフェ、晶さん、レンさん、はやてに師事してもらったよ」

「まぁ私も教えてはいたんやがそんなに行ってたんかぁ」

「せっかくお店を開くんならね」

「師匠味は?」

「恥ずかしいやん。おいしいよ」

「最低限シャマルには勝たないといけなかったし」

「綾それは志が低いんと違うか」

「そぉ、あの味が変化する料理は再現できなかったわ」

「綾ちゃんひどいですよ」

「そういってあげるな。最近シャマルも上手になってきたんやから」

「後から来たリーンに負けてるっと」

「そ・それは」

「魔闘士綾、それは私が家事一切任されているからだ。その代わりシャマルはみんなの健康管理やらをしている」

「それも適材適所か」

「綾今度は私と戦え」

「嫌」

 俺はシグナムにアッパーカットを仕掛けたそれを気付いて受け止めた

「こっちならいいよ。魔法有は嫌」

「そうか」


お次は局員の方

「セル君今日はお疲れ様」

「綾さん」

「みんなも久しぶり」

「お久しぶりです」

「いつも言ってるでしょ。年下なんだからためでもいいって」

「実力主義で綾さんにはいろいろと教えていただいていますから」

「あの荒くれがこんなに立派になって私もうれしいよ」

「でもおとなしくなったって聞いていましたが変わってないですね」

「さっきのは勘弁して、それだけ飲み食いしてるんだからいいでしょ」

「綾先生」

「もぅ、なにってだから先生はやめて」

「この店綾先生が」

「私がオーナー兼料理人兼ウエイトレスそれと嘱託に少々かな」

「無理ですって」

「何が」

「最初はいいかもしれませんがこれだけ上手かったらはやりますから店廻せませんって」

「バイト君がいるから大丈夫。君たちも来てくれたら楽なんだけど公務員だから無理だし」

「綾さん」

「何?セル君」

「妹がいるんですが一回面接してもらっても」

「本人が期待ならいいよ。セル君の妹だからってすんなり入れないからね」

「知ってます」

 そういって教え子たち?と沢山のお話をした。
一通りたくさんの人とお話をして気配を消しながら厨房に向かって休憩
今回こんなに話したのはホスト役だったから、普段の俺なら絶対にしないこと

「お疲れ様綾ちゃん」

「なのはごめんね」

「何に対して謝ってるの?」

「先ほどの」

「ん、私からのお願い聞いてくれる」

「何?」

「私の前から居なくならないでほしい。綾ちゃんが私たちを守ってくれていることは知ってるの」

「うん」

「前も言ったけれど、綾ちゃんは剣なんだよね。戦う人、なら私は綾ちゃんの心を護る人でありたい。綾ちゃんの帰ってくる鞘になりたい。だから必ず何があろうとも私のもとに帰ってきて。高町なのはのもとに」

「う・うん」

俺は少し涙を流しながらなのはに座り込みながら抱き着いた。
ふふっ
そう微笑みながらなのはは俺の頭に手をやり撫で始めた。

「相変わらず綾ちゃんは泣き虫さんだね」

「なのはが泣かすからでしょ」

「今回の事も護ってくれようとしたんだよね。でも私も何もできない子供じゃないから、一緒に支えながら進んでいきたい」

「うん」

そうやってあれはなのはを再度抱きしめながら口づけをした。
そうこうしてるうちに時間が進みお開きとなった。
戦闘機人たちとも話をした。
チンクは局員になり
セインとディードはそのまま教会シスター
オットーは教会本部の執事
ディエジとウェンディはやりたい事を探しているみたい
そしてノーヴェh亜バイトや救助隊を手伝ったり、ストライクアーツの有段者になってたりする。

 ヴィヴィオとも沢山話をした。
俺が護ってると思った事は昔はあったけれど
今は俺が護られてるって知ってる
だからこそ降りかかる火の粉ぐらいは払いたいと思っただけなんだよな  
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