| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

勇者って...何?

作者:碧@midori
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第72話 蔵って...何?

「神殿についてなのですが...」
「そうでしたね、浮かれていて忘れていました」
教王陛下さん?何いっちゃってるんですか?
「神殿?」
「その...神殿なのですが、この国の中央、つまりこの城の地下に有りました」
天空だったり、海中だったり...地中だったり...嫌がらせ?
「その神殿の事を知るものはどれ程いるでしょうか」
「私以外には見つかっていません、私が見つけた時点で幻影魔法を使い見えなくしたので」
「では...案内して頂けますか?」
「その前に、1つ交渉を」
「なんでしょうか?」
「私達の国の同盟国は現在2ヶ国のみです」
「つまり?」
「同盟を結んでくださいお願いします」
教王陛下は...こういう人なんだな
「良いですよ...」
「では、いきましょうか」


「着きましたね」
「そうですね、教王陛下様、王女様」
「そうですね...ケンジさん」
「じゃあ、月白、ここにはなんて書いているか...教えて」
「要約して言いますと、黒帝の魔力が必要だと書いています」
「あ、紫黒かぁ...今ここにはいないしなぁ...」
ポルトを使うしかないのかなぁ?
「なんでしょうか」
「あれ?何でいるの?」
「わかりませんが、霊力を注げば良いんですね」
「まあ、そうだけど......光った、教王陛下様、王女様、この円の中に」
「はい」


「ようこそいらっしゃいました、君主様
私は、シロネナンバーズ、中期型No.4、ここ蔵の管理者です」 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧