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勇者って...何?

作者:碧@midori
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第69話 コピー機って...何?

「エルヴァ、ここの本って貰ってっていいの?」
「はい、ここは創造主様の所有物なので」
「じゃあ、本を探してもらえるかな?」
「Hナ本デスカ?ソレナラ...」
「なあ、叩くよ?」
「ありがとうございます」
「もういいわ、で、手頃な小説と、魔法学書が欲しいんだけど」
「1昔前のものですよ?」
「いつの?」
「約50世紀前です」
「え?」
「50世紀前です」
「分かった...珍しいからいいよ、でも...コピーとかできる?」
「はい、コピー機がございます」
「じゃあ、これと、これをコピーして、オリジナルは元の場所においといて」
「コピーするには魔力が必要です」
「ok、ここかな?流したけど」
「これで10回分は魔力があります」
「そうなんだ」
「終わりましたよ」
「はやい...しかも、オリジナルとそっくり...」
「創造主ですからね」
「うん、分からん」
「では、どうぞ」
「ありがとう、じゃあ、月白に乗って行ってくる」
「創造主、さようなら」


「よし、じゃあ、月白、抹茶、瑠璃、猩々緋、紫黒のみんなでいこうか」
「了解しました」
「は~い」
「はい」
「じゃあ...月白に乗って行く」
正直いって今は騎士団が要らないほど、住民が少ない、いるのは前、募集したときの人たちがほとんど
道は整ったが、店が無いわけだ
それよりも...俺に護衛っていらないよな、みんながいるし
「待ってください~」
「あ、エリーどうしたの?」
「ついて行きたいです」
「うん、いいけど...猩々緋に乗って」
「熱く...無いですか?」
「熱く無くしてくれるから、よろしく、猩々緋」
「よろしくです、猩ちゃん」
「猩ちゃんって...」 
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