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勇者って...何?

作者:碧@midori
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第58話 No.3って...何?

さて、これを一度見て選別をするのはなぁ...
あの子と...って、あの子の名前聞かずに終わってるんだけどぉぉぉぉ
まあ、あとで聞こう、あの子と、月白と、抹茶と、俺でやるか
抹茶、月白、ちょっと来て
『私は今すぐ行けますが』
『僕はぁ~、遠くて無理かなぁ~』
じゃあ、ポルトで呼ぶから
「お、月白がきたし...回りには誰もいないし...行くか
我、移動魔法を行使する、我、望は天空島、シロネの庭園」

「ケンジが...シロネの庭園?」

「ついた、あ、いた、いた」
「主様、どうかいたしましたか?」
「名前を聞き忘れていたからさ...もうひとつあるけど」
「私はシロネナンバーズ、初期型、No.3です」
「え?名前...ない?」
「私の名前はNo.3です」
「よし、今すぐ変えよう、そうしよう」
「主様が付け替えてくれるのですか?」
「うん」
さすがにNo.3はねえ...もしもこの子達を作ったのが俺だとしてやっぱり俺馬鹿だろぉぉぉぉ
「ありがとうございます」
「じゃあ...ねえ」
3にちなんで...
「ドライってのはどうだろうか」
「ドライ...了解しました」
ドイツ語で3っていう意味なんですけどね
「主殿、抹茶は...」
「あ、抹茶...忘れてた
我、移動魔法を行使する、我、望は抹茶の居場所
お~い、抹茶、おいで」
「は~い、じゃあねぇ~、青竜~」
青竜と話してたんか
「で、本題だが、この紙を、3つに分けてほしいんだ
政治関係と騎士団、建築家に分けれると思うんだけど」
「わかったよ~」
「了解しました」
「主様の仰ることならば」

なぜかエルフ以外の人も来てくれた
1000人程の分の紙が10分ただずに仕分けが終わった

「最後はこれとこれかな...あれ?この人...あの人じゃ...」
その紙にはリーシャ・リーストとフィンド・ファランクの文字があった
「主様のお知り合いですか?」
「多分だけど、仕事仲間だった人だね...2ヵ月ぐらいで俺はやめちゃったけど」
「そうなのですか」 
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