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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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8部 StrikerS
4章 破壊の女神
  休暇

 
前書き
メリーポピンズから少しアイデア貰いました 

 
 先日のごたごたも終了して一段と結束が強く見えた機動六課のある日
急にフォワードメンバーに昼から休暇となった。
俺は少し怒ってはいる。
一応俺も教導は受けてるのだが・・・

 事の発端は今日の朝の練習だった。
摸擬戦終了後になのはが言った事から始まった。

「・・・・・・それでは、先生方、どうだったでしょうか」

「合格」
「「早っ」」

「ま、これだけみっちりやってダメだったら、逆に問題あるってこった」

 ツーカーの中なのかフェイトとヴィータが合格の発言をしたことで俺には何のことかわからなかった。

「というわけで、第一段階クリア。みんな、おめでと」

「「「「「・・・・・・ありがとうございますっ!!」」」」

「みんなのデバイスのリミッターも一段階解除するから、あとでシャーリーのところに寄ってね」

「・・・・・・というわけで、今日の訓練は全て終了。みんな、お疲れ様」

「「「「「ありがとうございましたっ!!」」」」」

 スバル達は首をかしげる。首をかしげて、もう一度なのはの方を見る。で、俺も見る。ちょっと気になるところがあったから。
休み?聞いてないぞ!

「・・・・・・今日の? あの、午前とか午後の訓練は」

ナイスティアナ突込みだ

「えっとね、ここまでみんなはぶっ続けで休みもなかったから、午後は丸々お休み」

 え、聞いてない!!
俺は、フェイト達に視線をやったらコクンと頷いた。うわぁ、なんかすっごいいきなり。

「隊舎の方は隊長達が待機してるし、みんなは今日一日お休み。街の方に出て、遊んでくるといいよ」

「「「「やったー!!」」」」

 みんなが去って行って冒頭の場面に戻る

「あのさぁ」

「そういえば綾ちゃんには言ってなかったよね」

「まぁね。なのはそこはまぁいいよ、私はね!」

「えっと、なら綾はなんで少し怒り気味なの」

「フェイトはもう少ししっかりしていると思ってたよ」

「私しっかりしてるよ」

「お休みはいいと思うの」

「うん。そうだよね綾ちゃん」

「そこは良いんだよなのは、いきなり休暇ってどういう事」

「休みを上げれなかったからね」

「言い直すわ、まぁ慣れてるスバルとティアナは良いけれど、街になれてないエリオとキャロは戸惑うよ。」

「だけど」

「しかも半日休暇って・・・」

「だがよぉ、いつ出撃があるかもしれねえんだ」

「ヴィータの言うこともわかるけれど、チームごとの休暇でもいいし、その時は私が出撃するから」

「うん」

「優しいね綾ちゃん」

「なのはそんなんじゃないって、隊長たちは宿舎にいるんだよね」

「うん流石にね・・・」

「そっか、昼前には戻ってくるね」

「綾はどっかに行くの」

「ん、ちょっとねフェイト、そういうフェイトは?」

「お昼から調べ事のために出るかな」

 俺はすぐにここを出てお店の方に

俺は自分のビルの厨房に戻りシューとお菓子を作る。

そろそろ時間になったので向こうに戻った。
入り口の前にちょうどフェイトが自家用車に乗るところだったので、
俺はそれを止めた。

「もう行くの」

「うん、話でもあった?」

「話はないけれど、はい差し入れ」

「えっと、もしかして」

「翠屋桃子さん仕込みのシューだよ。差し入れ。」

「ありがとう」

「みんなはもう行ったの?」

「さっきね。スバルとティアナ。
そしてエリオとキャロもついさっき見送ったところ」

「そっか、お仕事頑張ってね」

「これありがとうね」

 別れてから、俺はロングアーチにも差し入れを持って行った。
ただ今なのはの席

「忙しい?」

「ん、綾ちゃん。用かな」

「ちょっとね。タヌキは?」

「もう、タヌキって。酷いよ。教会の方に行ったよ」

「私一言もはやてって言ってないのに・・・伝えとくね」

「酷いよ!!用って何かな?」

「デートしませんか?」

「でも・・・」

「言ってもこの周囲の散歩なんだけどね。」

「やることが」

「手伝うから、グリフィス少しならいいよね」

「2時間ぐらいなら構いませんよ」

「上の許可も得たしいいかな」

「強引だね」

「それが私の強み」

「うん、何かあったら」

「はい、すぐにお伝えいたしますから」

 六課退舎の周囲は自然が多くちょっとした散歩やピクニックにはちょうど良かったりする。
少し待っているとなのはが入り口に来てくれたが制服のまま
森の入り口に入ってから俺は指を鳴らした。
そうしたらまるでシンデレラの様になのはの服装と髪型が変わっていった。
真っ白なドレスの衣装と腕には日傘、そして白い帽子。靴はローヒールだけれどもバックルにダイアモンドがついている靴に変身してビックリしているよう
俺も仕立ての良いフランネルの水色のシャツにズボン


「綾ちゃんの魔法っておとぎの世界の魔法だよね」

「いやだった?」

「少しだけビックリしただけかな」

 おれはゆっくりと歩きながらなのはの周囲を回っていた。

「すごく可愛くて綺麗だよ。あまりにもうれしくて飛んじゃうくらい」

「どうしたの今日は?」

「こうしてるともうドキドキして浮かれちゃうぐらい。こんな暗い天気でも・・・」

 そう言った瞬間今まで晴天だった青空がいきなり雨が降るみたいに真っ暗になっていったのだが

「なのはがいるだけでこのように日を照らし始めるよ」

「やりすぎだよ綾ちゃん。これも・・・」

「ん、天候支配(ウェザー・コントロール)の呪文だよ。」

「何でもありだよね」

「流石に絵の中とかには入れないけれどね」

 少し開けた場所にやってきたので、俺は空のようなシートを平げだした。

「どうぞ」

「何だかおとぎの世界だね」

「たまにはね、俺はランチボックスを出して広げだした。お口に合うかわからないけれど」

「もぅ、お母さんやお父さんも感心するぐらいの腕前なのに」

「お世辞でもうれしいよ」

「お父さんたちそういう時はお世辞言わないよ」

「うん、なのはは?」

「私も綾ちゃんの作るもの好きだよ」

 二人で楽しくサンドイッチを食べながらゆったりまったりして
俺はなのはに誘われて膝枕をしてもらいゆったりしていた時に休暇は終わりという合図みたいに
グリフィスから連絡をもらった。
 
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