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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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8部 StrikerS
3章 葛藤
  宿敵再び

 俺たちはアラームが鳴り出動
ただ今ヘリに乗り現場まで移動中

「新デバイスぶっつけ本番になっちゃったけれど練習通りにすれば大丈夫だからね」

「はい」

「がんばります」

 ティアとスバルの元気な返事がした

「エリオとキャロ、フリードもしっかりですよ」

 ツヴァイも2人と1人に声をかける

「「はい」」

「きゅくる~」

「綾も普段通りに」

≪心配はしてないけれど、周囲の事お願いね≫

「了解です」

≪なのは了解、大丈夫だってでも、チェリーだから少しだけ見ていてあげるよ≫

≪うん≫

「危ないときは私やフェイト隊長、リーンがちゃんとフォローするから、
おっかなびっくりじゃなくて思いっきりやってみよう」

「はい」

「うん」

 返事はいいけれど、フォワード陣みんな緊張しまくってるな
仕方ないか。言ってみれば素質や実力があっても新兵だからなぁ
スバルとティアはまぁ大丈夫みたいだな
新たにアラームどうやら上空にも来たみたいだ

「ヴァイスくん。フェイト隊長と一緒に空を抑える」

「ウッス、なのはさん。お願いします」

 グッと親指を立てて答えるヴァイスさん。
そうこう思っているとメインハッチが開く

「じゃ、ちょっと出てくるけどみんなも頑張ってズバッとやっつけちゃおう!」

「はい!」

「は、はい!」

 俺たちの返事に遅れてキャロの返事が聞こえた

「キャロ。そんなに緊張しなくても大丈夫」

「あ・・・」

 なのはがキャロに歩み寄りそっと両手で顔を包む。

「離れてても通信で繋がってる。一人じゃないから、ピンチの時は助け合えるしキャロの魔法はみんなを守ってあげられる、優しくて強い力なんだから・・・ね
それにサイツ君からお墨付きだから自信もって」

 そう言って、なのははハッチから飛び降りた
飛び降りてる途中にセットアップって危ないな
でも格好いい。惚れ直しそう
隊長陣はシューティングよろしくで空戦をしている間に、
そろそろ現場に到着するみたいだ。

「さーて新人ども、隊長さん達が空を抑えてくれてるお陰で安全に降下ポイントに到着だ。準備はいいか!」

「はい!」

「スターズ03、スバル・ナカジマ」

「スターズ04、ティアナ・ランスター」

「行きます!」

 そう言って二人はヘリから飛び降りてセットアップをした

「行くよ、マッハキャリバー!」

「お願いね、クロスミラージュ!」

「セットアップ!」

 降下しながらバリアジャケットを展開し二人の声にデバイスが答えて光を放ちその光に包まれる。
光がきえてバリアジャケットへと姿を変えてリニアに着地する。

「次ライトニングのちび共気をつけてな」

「はい」

 不安そうな顔のキャロがエリオが優しく声をかけた

「一緒に降りようか?」

そう言ってキャロの方に手をかざした。

「うん」

「ライトニング03 エリオ・モンディアル」

「ライトニング04 キャロ・ル・ルシエとフリードリッヒ」

「きゅくる~」

「「行きます」」

そう言って二人手をつないで飛び降りた。

「ストラーダ」

「ケリュケイオン」

「「セットアップ」」

 同じく光に包まれて装着

「綾姉新人ども」

「了解・・・でもここではお願いします」

「あぁ行ってきてくれ」

 おれにも声かけてくれるなんて嬉しいね

「スターズ05 出る」

 そう言って俺も飛び降り

「装着」

 残念ながら装着プロセスの開設は無いですね。
宇宙の刑事さんじゃないので

「あれ…このジャケットって……」

スバルが自分のバリアジャケットを見て驚く。ティアもスバルのもどことなくなのはに似てるなぁ。
俺は普段通りだけど

 ツヴァイも現場に降りてきた。

「デザインと性能は各分隊の隊長さん達のを参考にしてるですよ。少し癖はありますが高性能です。綾さ・・・綾のはある方の物を参照してます」

「へぇ~」

「スバル!感激は後!」

 突然、足下がボコボコと凹凸し出した。
おそらく、中からガジェットがビームでも撃ってるんだろう。

自分の仕事をしますか、
夕姫を取り出しエンチャント(攻撃付加)を付けガジェットに襲い掛かった
それぞれ、分散する。
これ位ならいつもの感じなら余裕でしょ
っとガラクタばかりでうっとおしい思っていた矢先に見慣れたものが飛んできた。

 無線式移動射撃兵器
ファンネル

 姿が見えないけれどそこか
俺は空間に向かってマジックミサイルを撃ったらファンネルを盾にして姿を現した。

「相変わらず勘が鋭いですね」

「初対面なはずだけど誰かと間違ってないかな?」

 ゼロの弟子の翠子 汐(みどりね しお)がなぜこいつらと組んでいるのかは不明だが新人に任せるには無理な相手
 
「違わない。南條 綾 あなたを殺す」

「綾違いで殺されるわけにはいかないわね」

 相変わらず攻撃に殺気がない。
今日はX型の物はつけてないからサテライトはないみたいだけど・・・
汐の両手にはライフルと肩パットが貝殻みたいに上部の方が開いた。

「死んでください」

 肩パットからはガトリング砲みたいに銃弾の嵐が流れて、
動きを封じるかのようにライフルが飛んできた
こんなのすべて防御できるはずないので力ある言葉を発する

『飛び道具防御(プロテクション・フロム・ノーマルミサイル)』

 ライフルのには魔法の(マジックミサイル)を飛ばして
ファンネルの攻撃を済んでの所でかわしてデバイスの剣で破壊をしたまではよかったのだけど、汐は近づいてきて風の刃で俺に攻撃をしてきた。
ちっ風の刃か!相変わらず厄介だ

「これで終わりです」

 当然ながらかわし切れずにモロ受けてしまった。

「グッ!!!」

 俺は前のめりに倒れてしまい、ここじゃ呪文がうまく使えねえ、
新人達を巻き込んでしまう。
ほぼ制御したまんまじゃ割に合わねえ

「わが師ゼロさん、ケインさん今元凶を殺します」

 血を流しすぎたみたいで俺はここであるカードを一枚引く 
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