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IFもしも、ラインハルトに双子の妹がいたら。

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番外編
  ラインハルトのシスコン‼︎

 
前書き
番外編のおまけです。 

 
レオンが追求から逃れてホッとしていると


「なあ、レオン。本当なのか?」

………。嫌な予感がする。

「何がだ?」

顔をしかめながら振り返りながら言う。
ラインハルトは瞳をキラキラさせながら

「レオンの想い人がオスカー殿の毒牙にかけられたとは? 」

「はあ?
お前もそんなの信じているのか?まさか、そんな事ないよな?」

「という事は………。無いのか………。」

「当たり前だ!」

(汗)

「そうか。」

と残念そうに

「そうだよ。」

とホッとしたように

「てっきり、レオンはクラウディアの事が好きだと思っていましたよ。」

とジークが爆弾を落とした。
特大級の。
レオンは顔を驚愕に染めながら
徐々に顔をしかめ

「………。ジーク。」

ラインハルトは瞳をキラキラさせ

「えっ!そうなのか!レオン!じゃあさっきのは単なる照れ隠し………?」

と聞く。
レオンは慌てたように

「違う!俺の好きな人は彼奴じゃない!絶対ありえない!
あんな奴をどうやって女として見ろと!」

ラインハルトはそれを聞いて思わず椅子を蹴倒しながら立ち上がった。
………。美人やだけあってとても怖い。
それから二人の大人気ない喧嘩が始まった

「何!クラウディアは可愛いだろ!」

「ラインハルトのシスコン!」

「妹を可愛がって何が悪い!
姉上に好きで何が悪い!」

「………。開き直らないでくれ………。」

「無理だ!
俺の自慢の家族だからな!」


それを聞いてレオンは願った。
本気で。彼女と両想いになれますように。と。
………。
ああ、本当に早く目覚めろクラウディア………。
この馬鹿を止めてくれ………。
鎖役なんて絶対に無理だと。
選択間違えたかもと。 
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