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魔法少女リリカル☆イリヤ

作者:マッハ
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最後の手

「ギルガ...メッシュ!?」

「なぜ貴方が知ってるのですか!?」

「....」

黙る、それは

「貴方はアサシンの事も知っていた。そしてバーサーカーも...二つの真名を看破するなんて魔術に関わってない人間とは思えない。何か特別な理由があるんでしょう?」

「....はい....俺はライダー、メドゥーサをキャスター、メディアを、ランサー、クーフーリンを、セイバー、アーサー王を、アサシン、佐々木小次郎とハサンを英雄王ギルガメッシュを内包している」

その一言で場が凍りついた

「それよりもみんな逃げるぞ!お前達は見たんだろう?エヌマエリシュを」

「エヌマ...」

「エリシュ?」

「あれは世界を裂く対界宝具だ、直ぐにこっちにやってくる」

「そんな!?」

「ホラきた、お出ましだ」

空間に亀裂が走る

「早く逃げるぞ!」

ポカンとしてる所を怒鳴る

「Zeichen」

「イリヤ!美遊!なのは!フェイト!飛べない私達を持ち上げて飛んで!」

「「「「はい!」」」」

みんなで飛ぶ
回りは爆発して天井が崩れてきてる

「想定外すぎるわ!敵がこっちの世界に出てくるなんて!総刃!倒す手段は!?」

「....二つ、あります」

「!」みんな

「ならそれを」

「...ないんだ」

「え?」

「出来ないんだ...手段は俺かクロが"ソレ"を使える前提の話なんだ。でもクロがいる限り俺はそれを使えない。でもクロにはそれをするための手段がない」

飛びながら答える、敵はヴィマーナを使い地層を抉りながら飛んでる

「クロにまだ力があるって言うの!?」

「私でも知らない事!?」

「...無限の剣製...固有結界を使うだけの技術がクロには足りない、俺は本人に手伝ってもらえば使える」

「それより...敵が街に出てしまった...」

「アレはヴィマーナ...使用者の望むように動く船」

「街に被害が出てしまう!」

「市街地からなるべく離したいところですが...空中にいる限り手出しできない」

みんなが黙る...だがそこで一人...大変な事を口にした人がいた

「私が犠牲になる」

「クロ!?」

「だってそうすればあいつを倒せるんでしょ?なら」

「馬鹿な事言わないで!クロがいなくなったら意味がないじゃない!」

「リン...それでも」

「...!そうだ!ユニゾン!」

「へ?」

「ソウとクロがユニゾンすれば出来るんじゃないの!」

イリヤが提案する、だが

「それでもクロが消える可能性がある。ユニゾンは 
融合の際に融合相手自身が使用者を乗っ取ってしまうかもしれないし魔力を大幅に使う事には変わりない...」

「...いいわ、それに賭けましょう」

「っ!でも」

「消える可能性があるだけでしょ?消えない可能性もある。なら今一番すべき事をするべきよ!」

「....わかった」

「総刃さん!?」

「一度固有結界を発動したら巻き込まれたもの以外はみんな外にいるままだ。そこなら街に被害が出ない。やろう」

上を見上げる

「ゼロ!」

[おう!今調整中だ!]

「貴方達、ユニゾンってなによ」

「簡単に言えば合体です。行くぞクロ!」

「えぇ!」

敵を叩き落とすために騎英の手綱を使い高速で敵にぶつかる、もちろん防がれる、だが敵の場所まで行くことくらいならできる

「....ユニゾン」

「....イン!」

クロと手を合わせる、するとクロが光の粒子となって俺の中に入っていく。
俺の見た目は褐色肌になり髪は白、まさに無銘の姿と同じだった

「ガアアァ!!」

「I am the bone of my sword.」(体は剣で出来ている)

目の前に花弁ができる

「Steel is my body, and fire is my blood」(血潮は鉄で、心は硝子)

俺は頭に浮かぶ言葉を口にする

「I have created over a thousand blades.」 (幾たびの戦場を越えて不敗)

それは無銘の人生を

「Unaware of loss. 」(ただ一度の敗走もなく、)

まるで語っていくかのように

「Nor aware of gain」(ただ一度の勝利もなし)

しかし俺達は

「With stood pain to create weapons.」 (担い手はここに独り。)

祈りを込めて言う

「waiting for one's arrival」(剣の丘で鉄を鍛つ)

そう

「I have no regretsThis is the only path」(ならば、我が生涯に意味は要らず)

その世界の名は!

「My whole life was“unlimited blade works”」(この体は、無限の剣で出来ていた)
 
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