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魔法少女リリカル☆イリヤ

作者:マッハ
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魔導師と魔術師

 
前書き
そろそろギル戦... 

 
「また小学生引っ張りだして!」

「俺は何も悪くないと思うんですけど!?蹴るの止めてください。士郎さんにチクりますよ!?」

「ちっ」

ちっじゃないよ。子供蹴って何が楽しいんだか

「総刃さん大丈夫ですか?」

「あぁ気にする事ないよ。それよりユーノを、男が一人なのは嫌だから」

「えっと僕がいても何もならないと思いますが」

「それで貴女達は正真正銘魔法使いなのね?」

「はい」

「総刃話してなかったの?」

やべ、これまた痛い目あうパターンや

「そーうーは?」

「わぁ聞かなかった凛さんが悪いんですよ!というかゼロからも口止めされてましたし!」

「ふぅ、それで貴女達は何が出来るの?」

「砲撃です!」

「基本的な事ならなんでも...かな?」

砲撃って言っちゃったし。魔法使いが砲撃なんて撃ちませんよ普通

「とりあえず能力を見せて貰うわ」

「はいわかりました。ユーノ君」

「広域結界!」

あれ?なんで結界なんて張ったんだ?凛さん達もいなくなるんじゃ。あ、いる。そうか魔力を持ってるから結界の外に出されないんだ

「人払い?人気が無くなったけど」

「この結果の中では魔力を持った人しか認識できません」

「へぇ、便利な物ね、魔力持ちを突き止めるのにも役にたつじゃない。さ、見せて頂戴。貴女達の力」



「ってなんで私達がナノハ達と戦う事になるのー!?」

「頑張れーイリヤ」

「ソウも手伝ってくれてもよくない!?」

「イリヤ、とりあえずなのはの砲撃が脅威、一気に距離をつめて叩くしかない」

「フェイトちゃん、なんか模擬戦みたいになっちゃったけど頑張ろうね!」

「うん!サポートなら任せて」

「それじゃ始めちゃって良いわよ」

先ず動いたのはイリヤだった。砲撃撃ってるな
なのははチャージしてるから動けてないけどフェイトがそれを一刀両断にしてる
美遊がフェイトに近づいて接近戦をしてる。おぉいつのまに魔力でできた剣を使えるようになったのやら
あ、これあかんやつやわ。なのは放置してますやん
案の定なのはの砲撃が二人を襲う
見て回避じゃなくて直感で回避してるなあの二人
見てから回避できるような物じゃないしな

「魔法使うのは卑怯じゃない!?」

「卑怯じゃないの!シュート!」

「イリヤには当てさせない!」

「なのはの邪魔はさせない!」

わぁ、二人が二人を守るために争ってるよ。
こういうのを醜い争いって言うんだよね

「あのなのはって子の魔力塊、キャスターのと同等レベルじゃない。それにフェイトって子は電撃も放ててるし。基本動作が上手いわね」

「当たり前だよ。あの二人はAAAランクレベルの魔導師なんだからね」

「犬が喋った!?」

「犬じゃないよ!狼だよ!」

はい、普通の反応ありがとうございます

「んー、やっぱり魔導師とじゃイリヤ達が不利かしら?」

「まぁそうだろうな。向こうはまだ非殺傷設定だし、これを解いたら被害なんて馬鹿デカいものになるしな」

「ミユー!負けてられませんわよー!エーデルフェルトの名にかけても勝ちなさい!」

この人目の前の現実見えてないのかな?圧倒的不利な状況でしかも攻撃手段がイリヤ達の方が少ないのにどうやって勝てと
ん?イリヤがもっと上の方に行ったな
あいつカード使う気か!?
使ったのはバーサーカーだった。巨大な剣がなのはの元へ落ちてくる

「ひゃあ!?危ないじゃないですか!」

「コレが私達風の戦い方!」

「ハーケン」

「砲」

「セイバー!」

「射!」

見ててヒヤヒヤする。なんとか戦えてるくらいにはなってるな
あ、イリヤがバインドに捕まった

「わー!?る、ルビー!」

[わかってますよ。物理保護全開です]

「ディバインバスター!」

イリヤに桜色の砲撃が当たる

「イリヤ!」

「行かせない!」

「くっ!」

流石一番魔法の経験があるだけあるな

『なのは、いつでも準備OKだよ』

『うん!それじゃあイリヤさんにもう一度バインド仕掛けたら撃つね』

「くっ、ならこれなら!」

「なっ!?バインド!?」

[違いますよ~、物理保護の限定展開でーす]

「撃ち落とす!」

女の子のセリフじゃねぇな。というかイリヤいつのまにあんなの出来るようになったのやら。

[バゼットと戦った時らしいぜ]

「なぜ考えてる事がわかったし」

[顔に出てるからな]

む、それなら無表情を貫き通さないといけないな。俺って意外と顔に出る系か?
なのはは...かてぇ!?今の多分イリヤの全力の攻撃だぞ!?

「またバインド!?」

[解除するのをイメージしてくださいイリヤさん]

「これでチェックメイトです!」

わぁなのはが降りてきて上に構えてるよ
何するか大体予想できた
軽く星をぶっ壊す気だ

「あいたぁ!?」

「?どうしたのよ」

「い、いえなんでも」

なぜこうもスターライトブレイカーの悪口を言うと頭に痛みが走るんだ?

「フェイトちゃん行くよ!」

「させなっ!?バインド!?いつのまに!」

「フォトンランサーファランクスシフト!」

フェイトも降りて来てイリヤと美遊を囲うように光弾撃ってるよ。...いじめ?

「全力全開!スターライトブレイカー!」

「あの子キャスター?」

「そう言わざる終えないですわね」

あはは、イリヤ達大丈夫かな



[いやーまさかキャスターの時のようにやられてしまうとは。恐るべき星破壊!]

「身体中痛い」

「...」

「あー、マッサージしてやるよ」

「それなら私もー」

「クロはどこも悪くないだろ」

「マッサージと称してイリヤにいやらしいことする気でしょ?」

「しない!」

エーデルフェルト邸で寝てるイリヤに軽くマッサージする。次に美遊

「...」

「...」

「どうした二人とも?」

「ううん!何も!(負ければ良かったなんて言えない)」

「そうだよ。ただ気持ち良さそうだなーって見てただけだよ」

「凛さん!私達どうでしたか!?」

「そうねスペックなら合格。満点もいいところね。でもなのはには少し接近戦が出来るようにならないと」

「あはは、そうですよね」

「そこは俺達がフォローするから大丈夫だよ」

美遊が何とも言えない顔をしている。ここまで表情変える美遊も珍しいな

「ミユだけ長くない?」

「そうか?体感時間の問題じゃないか?」

[そうだな後一分でイリヤと同じ時間やった事になるな]

「そう」



「それにしてもソウってミユ並みにスペック高いわよね」

「まぁ努力してますし」

マッサージし終えて二人とも座る
俺は指とかをグネグネさせてほぐしている
クロ達は紅茶をすすってる
凛さんは何か書いてる
ルヴィアさんもだ
こうして見ると二人とも立派な魔術師なんだなーって思う

「1度見ただけじゃちょっと」

「あ、もっかい見ます?記録してたんで」

「なんだっけ、インテリジェントデバイス?すごいわね。近代機械なんて目じゃないじゃない。見せて貰うわ。あ、イリヤとクロは帰って大丈夫よ」

「面白そうだから残るー」

「む、それじゃあ私も残るよ」

ポチポチと空間ディスプレイを押す。そして大きな画面に変えゼロに壁付近まで移動するよう言う
大型ディスプレイが映し出される

「凄いわね魔法」

「これが日常の私達はどう反応すれば?」

「うーん私もちょっと前までは魔法は架空の力だって思ってたから」

「イリヤ、美遊よく見てなさい。自分達がどう動いているか。これを見て次に生かしなさい」

「はーい」

「わかりました」

もう一度スターライトブレイカーを見る

「貴女実はキャスターとかじゃない?」

「へ?そういう風には呼ばれた事はないですけど?」

「ゼロの計算だと前のスターライトブレイカー、核100近くの威力だってよ」

「なのはさん」

「ふぇ!?なんでみんな私から離れるの!?」

そら恐いもん。よくこんな魔法考えついたな。というかよくフェイトはこれを単身で耐えられた...耐えられた?生きながらえたか、な
そこからなのはの家、フェイトの家に連絡してこっちに泊まる事になり今夜0時に決行との事
 
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