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ヴァンガードG ネクステージジェネレーション Re:start

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Turn:15 進撃の帝竜

 
前書き
カードキャピタル三号店のショップ予選を戦うミライたち
ハルカのディメンジョンポリスに果敢に立ち向かうタツマ
続けて出場したミツキもまた苦戦を強いられていた
手札がよくない中何とか立て直そうとする
 

 
「天空を舞う竜のスキル、ソウルブラストしてアビサル・オウルをスペリオルコール、ドロップゾーンのグレード1は4枚、パワー+4000、更に覚醒を待つ竜のストライドスキル、ルートを退却してアビサル・オウルとニーズをコール、更にウスキアスをコール」
リアガードを展開して一気に勝負を仕掛けるタツマ
「さらにルートのスキル、ソウルに移動してウスキアスにパワー+5000、行くぜ」

Turn:15 進撃の帝竜

「アビサル・オウルでヴァンガードにアタック」
「ジャスティス・ゴールドでガード」
アビサル・オウルの攻撃をジャスティス・ゴールドがその拳で受け止めた
「天空を舞う竜 ルアードでアタック」
ルアードが翼を広げグランギャロップめがけて攻撃を放つ
一見すると直撃したように見えるが
「完全ガード」
グランリーフによって防がれてしまっていた
「トリプルドライブ」
【デススプレイ・ドラゴン】トリガーなし
【グリム・リーパー】クリティカルトリガー
【グリム・リーパー】クリティカルトリガー
「効果はすべてウスキアスに!ニーズのブースト!ウスキアスでアタック!」
ウスキアスはドロップゾーンのアビサル・オウルのパワーを得ている
合計でパワー40000の攻撃、防ぐのは容易ではないが
「ジェネレーションガード!超宇宙勇機 エクスカリヴー!シールド+10000!手札を1枚捨ててスキル発動!ヴァンガードにパワー+4,000!更にガード」
ジャスティス・ゴールドも加え合計で50000
残り手札1枚になりながらハルカは凌ぎ切ってしまった
「ターンエンド」

「よし!凌いだ!」
「けど、相手の手札は7枚、しかも完全ガードとヒールトリガーが1枚ずつ見えている、突破は容易じゃない」
彼女のチームメイトのカズヤとタイチも見守る中ハルカのターン
「大丈夫さ、ハルカなら」

カードキャピタル3号店でファイトしていたカズヤとタイチ
「あの、どちらかファイトお願いしていいですか」
そこへハルカが声をかけてきたのが始まりだった
「あ、ああ、これ終わったらな、で、どっちがやる?」
「そうだな、あ、ヴァンガードでアタック」

最初は何の気なしに受けたつもりだったが全力でファイトするハルカの姿にいつの間にか二人も真剣になった
「やったぁ!私の勝ちぃ!」
全力でファイトし疲れ切った様子で思い切り伸びをするハルカ
「負けちゃったかぁ………」
困ったように頭を掻くカズヤ
タイチと共に苦笑していると
「「って………私!?」」

「ハルカは強いよ………」
カズヤが見守る中ハルカがドローしたカードはグレード2のグランドリフター
もう1枚はグレード0、このままだとストライド出来ない………普通なら
「駆け抜ける英機 グランギャロップのスキル!ライドフェイズ開始時に手札が2枚以下ならコストを払わずストライド出来る!」
「なっ!」
「ストライドジェネレーション!超宇宙勇機 グランギャロップ」
グランギャロップの登場で周囲から関心の声が上がる
「そんな能力………ありかよ」
「「えぇ~」」
が、タツマのその言葉で全員一斉に冷めたかのように声を漏らした
周囲からの視線に戸惑うタツマ
「おいおい、俺なんか変なこと言ったか」
「いや、それ君が言っちゃうんだ」
「あ?なんで?」
ハルカの言葉にも首を傾げるだけだったが
「ルアードの儀式だって似たようなもんでしょ」
額に手を当て困ったようにため息を零すミライの言葉でしばし立ち尽くし
「………おお、そういやそっか」
「いや、自分で気づこうよ」
数秒経ってから手を叩いた
と、突然ハルカが小さく噴き出してその場で蹲った
「お、おい、どうした?」
「やべ、また始まった」
「いや、今のはさすがに………」
その場で震えるハルカはよく見ると顔を真っ赤にして笑っていた
「おっかしぃ、自分で………ぷふっ」
「おーい、俺そんなにおかしかったかよ」
「そりゃ笑うでしょうよ」
「ちょっと笑いすぎですけど」
「すまない、ハルカはちょっとツボに入るとすぐこうなるんだ」
「ひっ、ひ~」

ようやくハルカの笑いが収まりファイトが再開された
「とりあえず二人ともイエローカード1枚ね」
「はぁっ!?」
「えぇ!?」
「いや、当然でしょ」
「ファイトの進行、かなり妨げたからね」
「むしろイエローカードで済んでよかったというか」
立会人をしていたメグミの言葉に声を上げる二人
「すいません、俺たちのチームメイトが」
「いや、今のはこっちが………」
「私もごめんなさい」
互いのチームメイトが謝りあうなかハルカは肩を落とした
「しょうがないや、続き続き、えっとストライドしたところからだから………」
「とばっちりだ………ってぇ」
未だ不平そうなタツマの腰に戻りつつ肘鉄を浴びせるミライ
すれ違いざまの鋭い視線でようやく観念したらしいタツマは項垂れた

「気を取り直して、グランギャロップのストライドスキル!パワー+8000、グランドリフターをコール、カウンターブラスト、ソウルブラスト、自身とヴァンガードにパワー+4000、オペレーターガール リンカをコール!」
手札を使い切りユニットを並べるハルカ
「さらにリンカの超爆!ソウルに移動して1枚ドロー!エクスギャロップにドライブチェックでグレード3が出た時相手の守護者を無効化させるスキルを与える」
「なっ!」
手札を確認するタツマ
リスクを考えると守護者なしでエクスギャロップを防がなくてはならなくなった
「グランマントルをコール!スキルで自身とヴァンガードにパワー+4000!マントルでヴァンガードにアタック」
「ウスキアスでインターセプト」
「エクスギャロップでアタック!超爆!ドライブ+1!更に前列のリアガードにパワー+4000!グランドリフターの与えたスキルで1枚ドロー」
「(次のグランドリフターはパワー25000。守護者を使えないとなると、ジェネレーションガードで凌ぐしかねえ)」
意を決して手札を取るタツマ
「ジェネレーションガード!暗黒竜 プロットメイカー・ドラゴン!更にグリム・リーパーでガード!」
2枚のグリム・リーパーにプロットメイカー
パワーの高いエクスギャロップだがこれなら十分なシールドを確保できる
そして残った手札には完全ガードがある
「それでも私はあきらめない!」

「えっ?U-20に」
「ああ、俺達前から出ようって話してたんだ」
出会ったばかりの自分をチームに誘ったことにハルカは最初戸惑った
「それに、U-20に出れば、前に住んでいたとこにいた友達に、お前が元気でやっているところ見せられるだろ」
カズヤの言葉でハルカはハッとなった

「(本当は不安だった、新しい友達ができるかどうか、でも………こんな素敵な友達が出来た)」
そのことを思い出しながらデッキに手を伸ばすハルカ
「だから絶対に!二人と一緒に!U-20に出るんだ!クワドラプルドライブ!」
【宇宙勇機 グランベレー】トリガーなし
【宇宙勇機 グランベレー】トリガーなし
【駆け抜ける英機 グランギャロップ】トリガーなし
「ここまでトリガーなし」
「けど………エクスギャロップのクワドラプルドライブなら………まだチャンスはある!」
ファイトの行方を左右する最後の1枚
タイチとカズヤも見守る中意を決してめくるハルカ
【オペレーターガール リンカ】スタンドトリガー
「しまっ!」
「スタンドトリガー!グランマントルをスタンドしてパワー+5000」
スタンドしたグランマントルはパワー24000
タツマの手札に防ぎ切るだけのシールドはない
「グランマントルで………アタック!」
炎を纏ったグランマントルの剣がルアードめがけて振り下ろされる
衝撃で上った火柱がルアードのいたビルを包み込んだ
【鋭牙の魔女 フォドラ】

「勝者!神代ハルカ!」
メグミのコールと共に歓声が上がる
「タイチ!カズヤ!私勝ったよ!」
「ああ、よくやった」
「これでU-20に一歩近づいた」
クラッシュチャージ側が勝利に沸く中ミライたちは後がなくなった
「すまねえ、負けちまった」
俯きながら戻ってきたタツマの肩にミライが手を置いた
「気にしないで、私たちで取り返す」
「ミライさん、次、私に行かせてください」
そう言ってデッキを手に名乗りを上げるミツキ
「お願いしていい」
「任せてください」
「ミツキ………頼む」

「次鋒戦、綺場ミツキ対荒井タイチ」
「「スタンドアップ!ヴァンガード!」
惑星クレイ、ドラゴンエンパイアの密林に降り立ったミツキ
「青雲の宝石騎士 ヘロイーズ」
「ベビーカマラ」
幼い恐竜の姿をしたユニットが必死に威嚇してヘロイーズを見据えていた
「(たちかぜ………ユニットを退却させることで得る攻撃力はもちろん、様々なスキルで退却した分をカバーする攻守のバランスがとれたクラン)」
「ライド!凍竜フリーザーニクス」

「まずいわね、後攻だとミツキが得意としてるリミットブレイクを起点にした速攻が生かせない」
真剣な表情でミツキを見守るミライ
ミツキが負けてしまうとそこでチームの負けが決まってしまう

「ドライブチェック」
【熱風の宝石騎士 シンベリン】トリガーなし
クリスティーンの剣がフリーザーニクスを切り裂く
【砲撃竜 パラサウランチャー】クリティカルトリガー
「(この一枚………きっと役に立つ)」
「刃竜 ジグソーザウルスでヴァンガードにアタック!」
ジグソーザウルスが勢いよくクリスティーンに突進してくる
「ドライブチェック」
【帝竜 ガイアエンペラー】トリガーなし
突進してきたジグソーザウルスの攻撃が直撃し吹っ飛ばされてしまうクリスティーン
【必中の宝石騎士 シェリー】トリガーなし
「ライド!アルトガロでヴァンガードにアタック」
【誠意の宝石騎士 バートラム】クリティカルトリガー
アルトガロの剣がジグソーザウルスを切り裂く
更に鋭い刺突を腹部に浴びせその巨体を倒した
【結界竜 スティラコロード】トリガーなし
【狂帝竜 ガイアデスパラード】トリガーなし

「よしっ、クリティカルで一気に2ダメージ」
「今のターン、いつものミツキならもっとユニットを並べて攻めるところだけど………」
だがミツキの表情を見たミライは自身の心配が杞憂であることを知った
「大丈夫ね」
「うん、ミツキちゃんは冷静よ」

手札を確認して落ち着かない様子のタイチ
「(くそっ、デッキの回りが良くない………けど、それは多分向こうも同じ………得意の速攻を仕掛けてこないのがその証拠だ)狂帝竜 ガイアデスパラードでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
【狂帝竜 ガイアデスパラード】トリガーなし
【焼炎竜 ギガントフレイム】トリガーなし
ガイアデスパラードがアルトガロに襲い掛かる
【必中の宝石騎士 シェリー】トリガーなし
「ライド!導きの宝石騎士 サロメ!更にクリスティーンをコール、手札のサロメを公開して効果発動、山札からアシュレイをコール、トレーシーをコール」

「ストライドせずユニットを並べる選択肢を取った」
「ミツキちゃんの使うGユニットはリアガードの数に依存するものが多い、だからこうしなきゃいけない局面になることはまれにあるんだけど」
ミツキが主に使うGユニットはエヴァンジェリンや飛天の聖騎士などの展開したリアガードをパワーアップするものが中心
手札が良くない現状ではこれが最善と考えたのだろう
「トレーシーでアタック」
「砲撃竜 スレッジアンキロでガード!」
「ヘロイーズのブーストしたサロメでアタック」
サロメが剣を掲げガイアデスパラードに向かっていく
「ツインドライブ」
【宝石騎士 そーどみー】トリガーなし
【誠意の宝石騎士 バートラム】クリティカルトリガー
「またかっ」
サロメの攻撃が立て続けにガイアデスパラードに命中する
【プリズムバード】トリガーなし
【狂帝竜 ガイアデスパラード】トリガーなし
「アシュレイでアタック!」
「パラサウランチャーでガード!」
二体のパラサウランチャーがアシュレイの剣で切り裂かれる
ターン終了時にミツキはアシュレイを手札に加える代わりにサロメを手札から捨てた

「ミツキもそうだけどタイチもデッキの回りよくねえな、もうガイアデスパラードは全部見えたんじゃないか?」
「そうね、この勝負どっちが立て直して、優位な状況に持っていけるかにかかってると思う」
ハルカの言葉にカズヤがニッと笑った
「なら、タイチの勝ちだ」

「ストライドジェネレーション!破壊暴君 グラドギガント!」
たくさんの砲門を持つGユニットがサロメを見据えた
「ガイアデスパラードのストライドスキル、グラドギガントにスキルを与える、帝竜 ガイアエンペラーを二枚コール」
「(来る)」
「右のガイアエンペラーでアタック」
「ラシェルでガード!」
「左のガイアエンペラーでアタック」
「今度はバートラムでガード」
二体のリアガードの攻撃を続けざまにガードするミツキ
「グラドギガントでアタック、暴食の効果発動、二体のガイアエンペラーと、ベビーカマラを退却」
暴食はアタック時に任意の枚数リアガードを退却させることで発動するたちかぜの特殊能力
暴食を発動させるとそのユニットは暴食状態となり更なるスキルの発動に繋げることが出来る
「グラドギガントのスキル、暴食で退却させたユニットの数だけパワー+5000、更に3対以上退却させたので1枚ドロー、ガイアデスパラードのストライドスキルで更にもう1枚ドロー」
ストライドしたユニットが暴食状態になったとき発動できるガイアデスパラードのストライドスキル
これでユニットを退却させた分の手札を補給できる
「ベビーカマラのスキルで山札からサベイジ・ミスティックをコール」
「ノーガード」
「トリプルドライブ!」
【プリズムバード】トリガーなし
【古代竜 ディノダイル】クリティカルトリガー
【爆竜 サルコブレイズ】トリガーなし
グラドギガントの砲門から放たれた一斉射撃がサロメに襲い掛かる
【宝石騎士 さばるみー】トリガーなし
【閃光の宝石騎士 イゾルデ】トリガーなし
「ストライドジェネレーション!全盛の宝石騎士爵 エヴァンジェリン!そーどみーをコール、スキルで山札からシェリーをコール、エヴァンジェリンのスキル、すべての宝石騎士にパワー+3000!」
リアガードを展開しパワーアップも同時に行った
宝石騎士デッキの得意な状況に持って行けた
「そーどみーでヴァンガードにアタック」
「ディノダイル!スレッジアンキロでガード!」
ジャンプして飛びかかろうとしたそーどみーを2体のユニットが突っ込んで止めた
「エヴァンジェリンでアタック!」
「スティラコロードで完全ガード!」
エヴァンジェリンの剣をスティラコロードが受け止める
「トリプルドライブ!」
【宝石騎士 そーどみー】トリガーなし
【宝石騎士 ノーブル・スティンガー】クリティカルトリガー
【宝石騎士 ノーブル・スティンガー】クリティカルトリガー
「ダブルクリティカルトリガー!すべてトレーシーへ!トレーシーでアタック!」
ガイアデスパラードめがけて斧を振り上げ突っ込んでいくトレーシー
「ジェネレーションガード!絶壁権臣 ブロッケイドガンガー!スキルでサベイジ・ミスティックを退却してシールド+10000、サベイジ・ミスティックのスキル考えるとちょっともったいねえけど」
だがこうしなければ今の攻撃は防げなかった
今のミツキは強い、それはタイチも認めていた
「俺も全力で行くぜ!ストライドジェネレーション!」
黒い竜が咆哮を上げる
「大帝竜 ガイアダイナスト!ギガントフレイム、フリーザーニクス、サルコブレイズをコール、ギガントフレイムでアタック」
「手札のそーどみーでガード!」
「サルコブレイズでアタック!」
「(スキルを使ってこない!なら)ノーブル・スティンガーでガード!」
サルコブレイズに特攻を仕掛けるノーブル・スティンガー
「まだだ!ダイナストの攻撃!暴食でギガントフレイムを退却、さらに暴食状態になったときスキル発動!サルコブレイズを退却させ、同じ列のリアガードをすべて退却させる!」
ダイナストの振るった尻尾がサルコブレイズを消滅させる
更にフリーザーニクスをその巨大な口で飲み込んだ

「自分のリアガードを一気に吹っ飛ばしやがった」
「いいえ、それだけじゃないわ」
次の瞬間ガイアダイナストがトレーシーとシェリーにも襲い掛かる
必死に抵抗するが二体もまたダイナストに飲み込まれた
「なっ、ミツキのリアガードまで」
「ダイナストの効果で相手のリアガード諸共退却させる、しかも、それだけじゃ終わらない」

「ジェネレーションブレイク3の効果発動、カウンターブラストを払って、パワー+3000した状態で退却したユニットをスペリオルコール」
3枚のカウンターブラストを支払いサルコブレイズ、ギガントフレイム、フリーザーニクスが復活する
「フリーザーニクスの効果でカウンターチャージ、ギガントフレイムにパワー+2000」
「ガード!」
ノーブル・スティンガー2体とバートラムがダイナストに突っ込んでいく
「トリプルドライブ!」
【刃竜 ジグソーザウルス】トリガーなし
【サベイジ・ミスティック】トリガーなし
【砲撃竜 パラサウランチャー】クリティカルトリガー
「効果はすべてサルコブレイズに、ギガントフレイムでヴァンガードにアタック」
ギガントフレイムの放った攻撃がサロメに襲い掛かる
【友愛の宝石騎士 トレーシー】トリガーなし
「これでとどめだ!サルコブレイズのアタック時に暴食の効果でギガントフレイムを退却!効果でサルコブレイズの攻撃はグレード0ではガードできない!」
サルコブレイズがサロメに飛びかかろうとするが
「ジェネレーションガード!神聖竜 レーザーガード・ドラゴン!」
ジェネレーションガードで凌ぎ切った
「っ、ターン終了」

「スタンドアンドドロー」
ドローしたサロメのカードを見て笑みを零すミツキ
「(私はミライさんのチームメイトで………綺場シオンの娘、こんなところで立ち止まってなんかいられない………だから)」
笑顔でカードを掲げるミツキ
「私は私が信じるファイトを!自分の戦い方を貫き通す!ストライドジェネレーション!」
飛天の聖騎士 アルトマイルにストライドしたミツキがガイアデスパラードを見据える
「スキル発動!前列のユニットをパワー+3000、そーどみーをスペリオルコール、パワー+5000!そーどみーのスキルでシンベリンをスペリオルコール!スキルで右のそーどみーにパワー+10000!そのシンベリンを退却して手札からもう1枚シンベリンをコール!左のそーどみーにパワー+10000!」
手札を見てシールドを確認するタイチ
だがどの攻撃もパワーが大きすぎてガードできない
「飛天の聖騎士 アルトマイルでアタック!」
光を纏ったアルトマイルが剣を振り上げガイアデスパラードに向かっていく
「トリプルドライブ!」
【友愛の宝石騎士 トレーシー】トリガーなし
【純真の宝石騎士 アシュレイ】トリガーなし
【涼風の宝石騎士 アルトガロ】トリガーなし
アルトマイルの振り下ろした剣がガイアデスパラードを十字に切り裂いた
「セ・フィニ」
【結界竜スティラコロード】

「勝者!綺場ミツキ!」
ミツキの勝利に周囲が湧いた
「やったねミツキちゃん」
コユキの言葉にピースを作ってこたえるミツキ
「ぶい!」 
 

 
後書き
次回予告
「あーあ、ファイトには負けちまうしイエローカードは出されるし散々だぜ」
「タツマさんのあれは自業自得でしょ」
「次はいよいようちの大将の出番だな」
「ハルカさんもタイチさんもすごく強かった」

turn:16 栄光の戦士

「そうだよな、俺も………もっと」
「タツマさん?」 
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