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魔法少女リリカル☆イリヤ

作者:マッハ
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女のって面倒くさい

「あ、なのはにジュエルシード渡すのわすれてた」

「なのは?ああ、あの栗色の子」

「栗色って...まぁそうだけど」

「もう浮気?」

「浮気とかじゃないしまず付き合ってもない!」

こいつは、調子の狂うことを言って

「というかお前らなんでここにいるんだよ」

「彼氏の部屋だし?」

「クロの見張り!」

「...とりあえず出てけ。用もないなら」

「って、イリヤ、お邪魔虫はさっさと退場しなさい」

「出ていく対象はクロもだよ!クロが出てかない限り出てかない!」

うわー、梃子でも動きそうにないなぁ
どうしたものか...あ

「ほら」

「わとと...これクラスカード?」

「あぁ、アベンジャーのカードだ。クロ見つける前に戦ったんだよ」

[9枚目ですかー、いよいよクラスカードがなんなのかわからなくなってきましたね]

ルビー...いたんだ....たまに忘れるからな
俺もゼロの事忘れる時あるもん

[おい、今俺の事で馬鹿にしなかったか?]

いやー、してませんよ?ふぅ、馬鹿みたいな事考えてないでジュエルシード渡さないと

『なのは?』

『ひぃやい!?な、なんですか?』

『いやそんな固くならなくていいぞ。それよりジュエルシードを拾ったんだが』

『本当ですか!?やっと最後だったんです。ありがとうございます!』

『最後?もうそんな所まで集めたのか?というかフェイトって子は?』

『えーと、まだ何も解決してませんが次で終わらせます!いえ始めます!』

なのはらしい頑張りの言葉だな

『それじゃあ『ねぇソウ....私に内緒で密会なんてひどいんじゃない?』クロ!?』

しまった。こいつも念話ができたんだった
早くもなのはとの話に割って入ってきたし

『えーと、誰ですか?』

『そっちこそ、私のソウになんの用?』

『いや、用があるのは俺でなのはは関係ないから』

『あら、お話しの相手がそのなのはって子だったの。浮気は許さないわよ?』

『だーかーら浮気じゃないし付き合ってない!』

『え...』

『いや、本当に何もなかったからドン引きは』

『何もなかったなんて。ファーストキスを私に捧げておいてねぇ』

こいつ!絶対わざとやってるだろ!
というか雑誌読みながら念話してるし!こいつマルチタスク覚えんの早すぎ

『ファースト...キス...!?』

『なのは誤解するな、とりあえず落ち着け。』

『ねぇ、念話なんてして何してるの?』

『イリヤさん!?総刃さんのファーストキスっていったいなんなんですか!?』

ややこしくなってきた。恋愛とかわからん俺からすればクロの気持ちがさっぱりわからん
よくある弄ぶやつか?
というかイリヤよ。どうか誤解しないように

『クロに自分からチューしたの、変態でしょ?』

『えっと...』

うわー!!?こいつぶっちゃけた!ふざけるなよ俺完全に変態扱いプラス肉食系と思われるじゃないか!

『何か理由があったんですよね?』

『あぁ、そうしないとクロが消えそうだったからな』

『そうですか。よかった...私も』

『ん?悪い聞き逃した』

『いえなにも!とりあえずジュエルシードは前の約束した公園で!』

そう言って早々と念話を止めるなのは
クロはニヤニヤ笑ってイリヤは逆に怒った顔をしてる。なんでこうなった...

 
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